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~YURIEのわがままキャンプギア探し#02~コンパクトかつスタイリッシュな焚き火台がほしい!(3ページ目)

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スタイリッシュでかっこいい!入っていた巾着と組み立て後の焚き火台を比べてもどれだけコンパクトになっていたのか一目瞭然。

アームを分解式にしたこと、それに加え脚の部分にリブを入れることによってコンパクトなだけでなく強度もある焚き火台を実現。ちなみに積載重量は薪3kg分。コンパクトにする為の工夫は、耐熱クロスの裏側にも!

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巾着にクロスを4つ折りして収納するのですが、どうしても中心部分にテンションがかかってしまうので、穴が開きやすくなってしまいます。その為、クロス中心部分の裏側にはこの様な当て布が施されているんです。

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熱がこもってしまうとこの当て布部分自体がダメになってしまうので、サイドのみが縫製されているんだとか。これで熱を逃がしつつ、収納する際には耐熱クロスの強度を強化してくれます。ものづくりって奥が深いですねー。(しみじみ)

〜布製の焚き火〜

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ワイヤフレームの特徴とも言える耐熱クロス。これはなぜ燃えないのか、不思議には思いませんか?

実はこの耐熱クロス、なんとガラス(シリカ)の糸からできているんです。 元々は耐熱ホースを縫うのに使っていた糸なので、火事が起きても耐えられる糸なんだそう。それを焚き火台に利用したということなんですね。ガラスの糸なんて初めて聞きました、なんてスゴい発想!!

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はじめはステンレスの糸で作ろうと試みたのですが、滑りが悪く全然ミシンで縫えなくて」と角南さん。そんなこんなでガラスの糸で作ってみたという、ワイヤフレームの誕生秘話を聞けたところで、次なる疑問が・・・。

〜なぜ焚き火台に布を?〜

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布製の焚き火がなぜ燃えない理由がわかったところで、次は”そもそもなぜ焚き火台に布を使おうと思ったのか?”が気になるところ。ワイヤフレームはMONORALのブランドの第一段となる商品だったのでコンパクト性があるのはもちろんの事それに加えてカッコよさと話題性を追求したんだそう。

「発売前は布製の焚き火台なんて…と何度言われたことか。だけど発売してからは様々なメディアにも取り上げられ、MONORALの代表的なアイテムとなりました」と、角南さんは当時のことを思い出すように話してくれました。耐熱クロスということだけでなく、カラーリングとの相乗効果も相まって、温かみがありどこかクラシックな印象を受けるアイテムになったんだそう。

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