もう虫刺されで消耗したくない……
日本のキャンプにつきものの「蚊」。「自然の中のアクティビティだから……」と割り切ってみたものの、やっぱりその被害は辛いものです。
今までぼんやりと、対策グッズは使ってきたものの、気づけばどこか刺されている。もしかしたら、自分の使い方が間違っているのでは? もっと効果的な方法があるのかも?
いてもたってもいられなかったので、あのニワトリのロゴでお馴染みの「金鳥」さんに直撃取材! 金鳥さん、助けてください……!
ちなみに「金鳥」=「蚊取り線香の元祖」なんだって
たくさんの国で使われている「蚊取り線香」、それを世界で初めて作ったのがこの「金鳥」。
1902年に、現在使われている渦巻き型の原型となる蚊取り線香が発売されました。時代とともに改良が加えられましたが、120年以上もの間、渦巻型の姿で愛用されているのだとか。
ちなみに、ニワトリのマークは、「鶏口牛後(けいこうぎゅうご)」という四文字熟語に由来してるんだって!
キャンプの蚊対策、6つの最適解
それではさっそく、キャンプでの効果的な蚊対策を伺っていきましょう!
今回、教えてくれるのは「金鳥」マーケティング担当の近藤さん。日々、蚊との戦いに明け暮れるこの道のプロフェッショナルです。
近藤さん、よろしくお願いします!
1. 野外では、やっぱり「蚊取り線香」
近藤さん:蚊対策グッズはいろいろありますが、やはり野外で効果的なのは、「蚊取り線香」ですね。
どこでも使用できるし、有効成分の拡散力も強いので、キャンプシーンには最もおすすめです
たしかに、煙が出る「蚊取り線香」は効果的なイメージがありますね。
2. アウトドアなら「太巻」タイプ
近藤さん:一口に蚊取り線香と言っても、「金鳥の渦巻」にはたくさんの種類があります。
一番馴染みのある「レギュラータイプ」以外にも、断面積が約2倍になった「太巻タイプ」や、ダマスクローズの天然オイルを使用した「ローズの香りタイプ」などです
使用時間に応じて使い分けていただけるよう、サイズも3種類ご用意しています
なかでもキャンプで使うなら、「金鳥の渦巻 ハエにも効く 太巻」が断然おすすめです。理由はこの「太巻」という文字通り、その”太さ”にあります
燃焼時間は、通常サイズと同じ約7時間ですが、ご覧の通り、太さが約2倍。時間は一緒でも、広範囲に素早く効き目が広がるんです。
さらに、高活性成分「トランスフルトリン」によるパワフルな殺虫・忌避効果も特徴。
蚊だけでなくハエも駆除します。まさに屋外での使用に最適なんです
「太巻タイプ」があったなんて! これまで、通常タイプで戦っていたので、これはもっと早く知りたかった……そして、あの鬱陶しいハエに効くのも超ありがたい!
金鳥の渦巻 ハエにも効く 太巻 の詳細はこちら!
3. なるべく低い場所に設置する
近藤さん:蚊取り線香の成分は煙とともに下から上へと登ります。
ポテンシャルを引き出すためにも、低い場所に置くのが望ましいです
つい、テーブルやポールの上に置きがちですが、テントサイトに置くなら正解は足元。
キャンプならガイロープの先に吊るすのも良いかもしれませんね
これは意外と盲点でした。蚊取り線香の特性を理解することが大事ですね!
4. 最適な位置は、「四隅に一つずつ」
近藤さん:蚊取り線香は同じ場所にたくさん置いても、効果的とはいえません。
太巻タイプの場合、1巻あたりの忌避効果範囲は半径約5m。風などで効き目が流れることを考慮して、5m×5mのキャンプサイトなら、四隅に1個ずつ配置すると全体をカバーできますね
目に見えていないだけで、薬剤は、わりと広い範囲に拡散しています。
ちなみに、蚊取り線香の煙はあくまで風向き等の目印。薬剤は燃焼部分の少し手前からブワッと広がっていきます
5m×5mのサイトをたった4巻で約7時間も守れるのはすごい! そう考えると、かなりのコスパ!