5. ホルダーは「吊り下げ式」がベスト
近藤さん:キャンプには「吊り下げタイプ」のホルダーを使うのがおすすめです。
例えば「金鳥吊り下げ式かとり線香皿」。設営時など車と往復移動する際は、服に吊るせるうえ、そのまま置いておけるオールマイティさが魅力です
あとは安全性の高さもおすすめの理由ですね。蚊取り線香が、2枚の網と金属ケースに包まれているので、なにかに引火するリスクを防げます
火を使うなら安全第一! フィールドを散策するときに、腰に下げられるのも便利ですね。
6.テント内ではスプレータイプを併用
近藤さん:蚊取り線香は火を使うので、テント内での使用を躊躇する方もいらっしゃるかと思います。
そんな方は、スプレータイプとの併用が良いでしょう。おすすめは「蚊がいなくなるスプレー(小空間用)」と「太巻」の組み合わせです
具体的には、テントの外に「太巻」を置き、テントの内側に「スプレー」を噴射します。通常サイズのテントなら、スプレーはワンプッシュで十分です
これは初耳! 蚊に対するより万全な防衛網。想像するだけでちょっとワクワクします。
蚊がいなくなるスプレー(小空間用) はこちら!
友達に教えたくなる“小ワザ”も
蚊対策のベストな方法を知ったところで、ここからは近藤さんに教えていただいた、蚊取り線香の意外に知らない小ワザを紹介します!
【小ワザ1】湿気は大敵!保存にはジッパーを
近藤さん:蚊取り線香のポテンシャルを引き出すには、保管方法も重要です。
湿気ってしまうと火の付きが悪くなったり、途中で消えやすくなったりしますからね。
それを防ぐためにおすすめの保存方法が、ジッパー付きの保存袋に入れること。これで蚊取り線香を湿気から守ってくれます。密閉性の高い容器や袋ならOKです!
なるほど……。ホームセンターで買ったアモカンも密閉性高いよな〜と思って入れてみたら、まさかのシンデレラフィット!
こうやって、自分だけのセットを作ると蚊対策がなんだか楽しくなってきたような気がします。
【小ワザ2】真ん中を押せば、折れずに取り外せる
近藤さん:蚊取り線香は箱に入っている状態だと、2巻が重なっています。よくユーザーの方から「うまく取り外せずに途中で折れちゃう」というご意見をいただきます。
外し方のコツとしては、外側から引っ張るのではなく、蚊取り線香の真ん中を上下に押してみてください
そうすれば、こんなふうに簡単に外せます。意外と知らない方も多いので、豆知識として友達に教えてあげると喜ばれますよ(笑)
これは簡単ですね。今まで自分が不器用なだけかと思っていました……。
【小ワザ3】線香立ての隠れ機能
近藤さん:レギュラーサイズの「金鳥の渦巻」は約7時間保ちますが、そこまで長く使わないときもありますよね。
そんな場合は、シンプルに途中で折ってしまいましょう。使う時間に合わせて大体の場所で折ると、擬似的なタイマー消火ができます
そして、途中で折った蚊取り線香は、線香立てのY字の又に挟むことができます。
この機能、たまたまではなく、しっかりと折れた線香のことも見越して設計されたものなんです
まさかの隠れ機能! 細かい部分まで開発への想いが伝わってきますね。
【小ワザ4】 火は下から付ける
近藤さん:蚊取り線香に確実に着火するには、下から火をつけるようにしてください
ちょっとした豆知識なのですが、「金鳥の渦巻」はすべて左巻になっています。
手巻きで製造していた頃は右巻だったのですが、機械で打ち抜くようになった際に、他のメーカーと差別化するために左巻にしました
左巻は元祖の証ということですね! いや〜とっても勉強になりました。金鳥さん、ありがとうございます!
虫の悩みにさよなら。次のキャンプで試してみて!
やはり蚊取り線香のパイオニア「金鳥」は蚊対策の専門家だった! わかっているようで、意外に知らないことが多かった蚊取り線香の扱い方。
ぜひアドバイスを参考にして、今年も蚊取り線香の香りとともに、夏キャンプを楽しみましょう!
おしゃれなホルダーが当たるキャンペーンも
最後にお知らせです!
今、「金鳥の渦巻(全商品)」を一定額買うと、おしゃれな蚊取り線香ホルダーが当たるキャンペーンが開催中なんだって!
キャンプギアにも馴染むイケてるデザインにも注目!6/30(金)が応募締切なので、ぜひチェックしてみてくださいね。
撮影協力:Recamp おだわら
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