\2日目の見どころ/
1. マイナスイオンたっぷりのトレッキング
翌日は早起きをしてトレッキングへ。ただし単なるトレッキングではなく、歩くのは世界遺産でもある熊野古道です。昨日は清流で自然を楽しみましたが、今日は聖なる滝・那智の大滝を見に行きます。
熊野古道とは?
熊野古道とは、その名にある通り古(いにしえ)より多くの人々が歩いてきた道。熊野三山を目指した皇族や貴族、そして武士や庶民が、祈りを胸に参詣に向かった道です。熊野三山をはじめ参詣道そのものが世界遺産に登録されています。
初心者も安心。約40分で滝まで行けるルート
というわけで早朝の6:30、大門坂をスタートし、那智の大滝に向かいました。
圧巻の石畳がお出迎え
大門坂の駐車場を出発し、のどかな風景を楽しみつつ歩いていくと、歴史を感じられる石畳が現れました。豪雨でも道が崩れないようにと、大変な労力をかけて敷き詰められた石畳……。とても大切にされてきた道だということがわかりますね。
朝の熊野古道は、神秘的の一言。凛とした空気が全身を包み、身の引き締まる思いがします。ときどき立ち止まって大木を見上げると、かつてこの場所を歩いた人々と時代を超えてリンクしたような、不思議な気持ちになりました。
しばらく歩いていくと、那智の大滝が見えるスポットがありました。あの滝がゴールです。
石畳は濡れていたり、苔が生えていたりと滑りやすい場所も。グリップ力のあるブーツやトレッキングシューズだと安心して歩くことができます。
石段を歩くこと40分、熊野那智大社へ到着
約40分の石畳トレッキングを経て、熊野那智大社に到着しました。荘厳な拝殿を目の前にすると、ここまで歩いてきた一歩一歩に価値があるような充足感が込み上げます。
境内の御縣彦社(みあがたひこしゃ)には、サッカー日本代表のエンブレムでもおなじみ「八咫烏(やたがらす)」がまつられており、最新のユニフォームも展示されていました。
さて、次は本日の目的地、那智の大滝へ行ってみましょう。
主祭神である熊野夫須美(ふすみ)大神は「結(むすび)」の意味を持っており、所願成就や縁結びのご利益があると言われているそう。
また、熊野那智大社の境内にお祀りされている八咫烏(やたがらす)は熊野の神様のお遣いである、三本足の烏。より良い方向へ導く神様とされています。
\2日目の見どころ/
2. 圧倒的見応え!世界遺産の那智の大滝
熊野那智大社から歩くこと15分、那智の大滝に到着しました。
那智の大滝は「日本の滝百選」に選ばれており、迫力のある水の流れは圧巻。水しぶきも迫力満点で、しばし無言で滝を見つめる一行でした。
那智の大滝周辺 おすすめスポット
〜あなたはどっちの黒あめソフト?〜
那智の大滝周辺には、お土産屋さんが立ち並んでいます。さまざまな名物がありますが、おすすめは「黒あめソフト」。
名産の黒飴を練り込んだものや黒蜜をかけたものなど、お店によって個性があります。バリエーションを求め、2軒ハシゴした二人でした。
\2日目の見どころ/
3. 和歌山が育んだ海鮮グルメ マグロ丼
那智勝浦は、海の恵みも豊富。勝浦漁港で揚がった新鮮な海産物を味わえるエリアです。旅の最後は和歌山の海が育んだマグロをいただきましょう。
【めはり寿司 二代目】熊野の郷土料理「めはり寿司」も食べられるぞ
今回お邪魔したのは「めはり寿司 二代目」。マグロ丼をはじめとした絶品のマグロ料理に加えて、「めはり寿司」もいただけるお店です。
二人が注文したのはマグロ丼にマグロの刺身、さらに串揚げとめはり寿司がセットになった「二代目セット」。表情からもわかるように、まさに「目を見張る」美味しさでした。
自然を満喫したければ和歌山へ!
今回の一泊二日は、サウナありトレッキングあり、そしてグルメありと本当に盛り沢山でした。清流から古道、滝まで楽しむことができ、水の国・和歌山の自然の豊かさを堪能できました。
「普通にキャンプするだけじゃ物足りない!」そんな方はぜひ和歌山に足を伸ばしてみてください。今回の記事だけでは伝えきれなかった魅力が、まだまだたくさんありますよ。
撮影協力/アウトドアショップOrange
Sponsored by 和歌山県観光連盟