自然を満喫できるキャンプしたことある?
芝生サイトや林間サイトもいいですが、「大自然のなかにいる!」みたいなキャンプをしたくありませんか? そこで今回ピックアップするのは、紀伊半島に位置する和歌山県。
和歌山県は「水の国」として知られ、神秘的なレベルのきれいな水に触れながら、自然を満喫できるスポットが豊富なんです。関西からはもちろん好アクセス。都内からも約1時間のフライトで到着します。
「”水の国”わかやま」とは?
和歌山は「紀の国」とも呼ばれています。これは「木の国」が由来で、豊富な降雨によって豊かな山林が育っていたためと言われています。
その山林が清らかな水を生み出し、清流や渓谷、滝といった絶景を育んできました。そして水が流れ着くのは、和歌山をぐるりと囲んだ広大な太平洋。
雄大な自然による水のサイクルが今もきちんと保たれている和歌山は、水の恵みを存分に享受でき、昨今では「水の国、わかやま」とも呼ばれているのです。
自然溢れる和歌山を存分に楽しむプラン
和歌山の自然を楽しむ前に、力強い助っ人をご紹介しましょう。和歌山を拠点にしている有名アウトドアショップ「Orange(オレンジ)」の山本さんと堀西さんです。和歌山での自然を満喫する最高のプランを教えてもらいましょう!
プランを紹介してくれるOrangeの山本さん、堀西さん
山本さん(右)はOrangeの店長。もちろん生粋のキャンパーで、先日はご両親と子どもたちと、三世代でファミリーキャンプを楽しんだそう。
堀西さん(左)はあの超有名アウトドアスパイス「ほりにし」の生みの親。釣りとキャンプを愛する二児のパパです。
\1日目の見どころ/
1. お寺でキャンプ?プライベート空間でVIP気分
さて到着したのは……お寺!? ここは那智勝浦町の大泰寺(だいたいじ)。宿坊体験ができるお寺なんですが、なんとキャンプサイトを併設しているとのこと。
周囲に民家が少なく、また独立丘陵の中腹というロケーションもあって、なるほどキャンプにはもってこいのスポットです。夕方には鐘が鳴るので、それもまた新鮮な情緒を演出してくれます。
今回はキャンプ場として利用しますが、大泰寺は座禅等のいわゆる「お寺体験」も受け付けています。仏像鑑賞ツアーはもちろんのこと、座禅や写経、朝粥も体験できるんです。Orangeのお二人おすすめのキャンプギア
さて、プライベート感満載な大泰寺のサイトは竹林に囲まれ、静かに過ごせる芝生サイト。早速Orangeのお二人に自慢のギアを使って設営してもらいました。
さすがOrangeチーム、気になるギアがちらほら見受けられますね。その中から特におすすめしたい3ブランドのギアを紹介します。
おすすめ1:Nordisk(ノルディスク) レイサ6
まずはテントをご紹介。言わずとしれた人気ブランドノルディスクの「レイサ6」のブラウンカラーです。トンネル型の6人用テントで、内部空間は広々としています。2つのインナーテントにより寝室を2つ設置することができるのですが、あえて2~3人で使用することにより、優雅な大人キャンプができますよ!