― 車を購入して1年が経ちました。この1年でどれくらい乗りましたか?
10,000kmほど乗りました。平日はワーケーションで郊外や地方へ出向いたり、休日は友だちとキャンプやバーベキュー、デイキャンプをしたりと、以前と比べて行動範囲が広くなったように思います。
― 結構使っていますね! 維持費はどのくらいですか?
ざっくりですが、ガソリン代は月1〜2万円くらい、高速代も同じぐらい、駐車場代は月1.2万円前後です。
― なるほど。外観やインテリアで購入したものはありますか?
外観は現状が気に入っているので、特にいじってないです。インテリアは3,000円くらいのスマホスタンドと2,000円くらいのシガーソケットにさすUSBチャージャーくらいですね。
最近はおしゃれなバイザーポケットやシートの後ろに装着するオーガナイザーなど、いろんなものが出ているので、いずれはそれらも買ってみたいです。
車は乗る楽しみと目的地へ行く交通手段、あと室内空間を充実する豊富な道具があるのがおもしろいよね。
費用はかかるけど、その分車を持っていない頃と比べると格段に日々の生活が潤うと思う。
― “生活が潤う”っていい響きですね! 生活に何か影響はありましたか?
質問に答えながら、淡々と昼食を作る濱松
ありましたね。車がなかった頃は行く場所が限られていて、キャンプへ行くときはレンタカーもしくは誰かの車に同席してもらうことしかできませんでした。事前に予定を組まなきゃいけなくて、アウトドアが“イベント”だったんですよね。
でも車を買ってからは、たとえば土曜日の朝に「キャンプしたいな」と思ったら、サクッとフィールドに出かけられるようになったのは嬉しいですね。
トマトは汁気を飛ばすために事前にグリルしておくのがコツなんだとか
以前と比べて、たしかにグループキャンプの参加率が上がったような(笑)。そういえば、濱松くんはインフレータブルタイプのSUPボードを買ったらしいね。
そうそう。以前に取材でSUPを体験してとても楽しかったから、プライベートでもやりたいなと。
昔の自分ならレンタルで十分って考え方だった思うんだけど、購入しようと決断できたのも車があるおかげ! 最近はキャンプのよりもアクティビティ系のアイテムを調べることが増えましたね。
アウトドアのスタイルがより広がるオプションギアたち
― ところで車を見たところ、購入したときよりグレードアップしていますね。
そういえばオーニングをつけているね! 前はなかった気がする。
そうなのよ! 山田さんの車につけているのを見て、いいな〜っと思ってたんだ〜!
それに車を購入したことで自分のアウトドアスタイルが変わって、もともと好きだった旅でクロスオーバーする感じになった。だからもっといろんなところ行けるようにスピーティに、より簡単に組み立てたいと思って装備したんだよね。
これはARBというオーストラリア発のアウトドアブランドのサイドオーニングで、2×2.5mの中型モデル。SUVならほとんどの車種に取り付けられます。
じつはずっと気にはなってたんだけど、車高が210cm以上になるのが嫌で。立体駐車場に止めずらくなるじゃないですか。でも、取り扱いしているフレックス・ドリームさんに相談したら、2インチアップした状態でも200cm以内に収まるように設置してくれて。で、今日やっと張れるっていう。
ジップを開け
伸縮ポールを2本取り出し
ロールアップされた幕体を開き
ポールの先を幕体にドッキングさせ
サイドにあるテーピングで固定すれば
完成!
初張りでもこんなにサクッと組み立てられるとは思わなかったな。
今までタープを設営するのに1人だと10分くらい時間をかけてたけど、オーニングはものの2〜3分ぐらい。かなり時短でうれしいね!
簡単だよね。オレはオーニングをつけて1年くらい経ったんだけど、いろんな人からいろいろと聞かれたな。
「買ってみてぶっちゃけどう?」というのがほとんど。
付けているのは濱松くんと同じARBのもので、2.5×2.5mの大サイズ。嘘なく、“買って良かった”と思ってるよ。
元々アウトドアブランドで働いていたからタープは家にたくさんあって、最初はオーニングを装備する必要はないと思っていたけど、両者の大きな違いは「自立すること」だと思う。
一般的なタープはガイロープを張ってペグダウンする必要があるから、キャンプ場でしか張れない。
ところが、オーニングなら内蔵している脚を下ろせばどこでも張れるから、気軽にひさしを作れるのが魅力だね。
自立するのは大事だよね。それに脚の長さを調整できるから、安定しない河原とかでも楽に張れるのはいい!
しかも、脚の先端をペグで固定したり、ガイロープをつけたりもできるので安定感も申し分なし。
不整地でもオーニングを張れるのは、きっとARBがさまざまなフィールド条件のあるオーストラリアで誕生したことも要因だろうね。
向こうは場所によっては木々がなくて日陰になる場所がないところもあるみたいだから、休憩時にひさしを作りたいときに絶好のアイテムだと思う。
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