気持ちいい風と光をぜひ感じてみてほしい、熟練キャンパーの中ではもっとも過ごしやすいという人もいるほど快適なこの季節。基本のレイアウトでもあるので、初心者キャンパーはまずここからはじめるのもいいでしょう。
区画に多い、5m×5mのサイトでもこの張り方であれば問題なし。
2:テントとタープのドッキング②
テント入り口にタープを縦に連結したコンパクトなサイトレイアウト。
テントとタープの境目がなくなるので、雨が降っても何のその。安心して寝室とリビングを行き来できますね。
サイドが遮蔽されているので、プライベート空間を確保。400㎝越えのタープをチョイスすれば、これだけテントを覆いつくしても4人がゆったり座れるスペースを確保できます。
タープポールが1本テントの後方に来るので設営にはちょっとコツがいりますが、「エクステンションウェビングキット」を使うことで設営がより楽になりますよ。
3:テントとタープを離して開放的に
フリーサイトや10m×10mなどの広いサイトの場合は、テントとタープを離して使うのもオススメのスタイルです。自然の中にいることを常に感じられる開放感を味わえたり、導線を工夫してレイアウトを楽しんだりと、広いキャンプ場でぜひ試してほしいサイト作りです。
あいたスペースに焚き火スペースを設けたり、ポップアップテントで子供が遊べる基地を作ったりなど、工夫して自分なりのサイトを作って楽しみましょう!
ただし、フリーサイトで広げ過ぎて場所を使い過ぎた……なんていうのはマナー違反。真のキャンパーなら、自分も楽しみながら周りのことも考える、ジェントル&レディーな心を持っておきたいところです。
4:区画が狭かったり、混雑していたらキャノピーを活用
タープを張るスペースを確保できなかったり、テントのみでサクッとキャンプがしたいなんて場合にオススメのスタイル。テント入り口のキャノピーを、タープに付属しているサイドポールで跳ね上げることでプチタープの出来上がり!
テント=寝室、タープ=リビングと言いかえるなら、いわば1Kの間取り。タープと併用するときに比べたら狭さは否めませんが、テントだけなら設営も楽チン。
お座敷スタイルだと気軽に寝そべることができるので、意外と居心地良好! コットを縦に置いても高さ180㎝越えのテントなら、跳ね上げたプチタープの中に納まるぐらいの広さはあります。家族で一緒にゴロゴロしたりと快適ですよ。