②着火の準備と燃焼しやすい薪の組み方
まず、一番細い枝をふわりとファイアーディスクの底に置き、その上に少し太い枝を配置します。
そのまわりに、細く割った薪を井桁型に配置します。「組みやすく、空気の通りがよいこの組み方がおすすめですね」と阿部さん。さあ、これで着火の準備は完了です。
③着火!そして立派な焚き火が完成!
スマートな着火でおすすめなのがガストーチ。阿部さんいわく「マッチやライターでももちろんいいですが、風があるときは着火が難しくなります。このようなガストーチがあれば、風の影響なくスピーディーに着火ができます」。
ファイアーディスクはお椀状なので、下部には十分な空気の取り入れ口が確保されています。そこで阿部さんは「この構造を活かしてよく燃えるように、この薪の組み方を選びました」。立派な焚き火着火の仕上げに、大きな薪を組んでしばらくすればすべての薪に火がうつります。
④火を落ち着かせるなら薪を崩す
井桁型をキープしたままだと火の勢いがよく、薪の燃え尽きも早いので燃焼を落ち着かせるならこのように「川の字」に並べるなどし、空気の取り入れを少なくしましょう。