焚き火は“優雅”に楽しみたい
キャンプの醍醐味のひとつ、焚き火の時間は、なるべく優雅に過ごしたいですよね。
大自然のなかで、ひとりで静かに炎と向き合ったり、家族や友人たちと炎を囲んで語り合ったり……。
そんな大切なひとときだからこそ、身に付けたり手にするアイテムもこだわりたいところです。
焚き火好きに聞いた、ベスト優雅ギア
そこで焚き火の時間にあったら、“ちょっと優雅な気分になるアイテム”を、先輩キャンパーに聞いてみることに。
教えてもらうのは、ブッシュクラフトや縦走登山、ファストパッキングなど、ワイルドな外遊びを楽しんでいるBOCCAさん。
本職はデザイナーだけに、フィールドで使うアイテムもスタイリッシュな逸品揃い。もちろん焚き火にまつわるギアもこだわりが満載です。
レザーの質感が美しい「ハンティングチェア」
焚き火好きのキャンパーなら、専用のチェアを持っている人も少なくないのでは? BOCCAさんも焚き火を楽しむときに欠かせないのが、クラシックな「ハンティングチェア」。
北欧をルーツに持つ伝統的なデザインながら、Boccaさんが所有するモデルは、新潟県三条市の鍛冶職人が手掛ける「越乃火匠 久八(こしのかしょう きゅうはち)」の銘品。
BOCCAさん
ブッシュクラフトでは地面に直接座ることもあるけど、焚き火がメインのときは、この椅子に座って火をいじるのが定番。座り心地もいいけど、なによりモノとしての造形が美しい
ハンティングチェアって名前の通り、狩猟で使われていただけに、銃と一緒に持ち運べるシルエットが特徴的。木と革で作られているため、使い込むほど風合いも増していきます。
BOCCAさん
もっと軽い椅子やコンパクトになる椅子もあるけど、木や革の経年変化が楽しめる、この椅子が大好き。できるだけ長く愛用したいと思っているから、自分的には一生モノですね