1. レトロでワイルドなスタイルが魅力「little G. TRADITIONAL」
こちらは、初代「Gクラス」をオマージュしたキット「little G. TRADITIONAL」でエクステリアを換装した1台。
旧車がモチーフということもあり、ベース車の「ジムニーシエラ」自体は現行モデルなのに、どことなくレトロな雰囲気を醸し出しています。
初代Gクラスをオマージュしたフェイス!
モチーフとなった初代の「Gクラス」は1979年に生産開始されたクルマで、現行車にはない、ローテク感のある外観が魅力。
こちらのコンプリートカーは、そんな初代「Gクラス」の雰囲気を見事に再現しつつ、数々のアウトドアカスタムを手掛けてきたDAMDならではのエッセンスが詰まっています。
初代Gクラスの特徴のひとつといえば、十字に横に細長のスリットが入ったグリルと、格子状のヘッドライトストーンガード。「ジムニー」の純正グリルの形状が思い出せなくなるほど、しっくりきています。
取って付けたようなチグハグ感は皆無で「ジムニーシエラ」の形状に自然に馴染むのは、DAMDのデザイン力の高さによるもの。
段差の付いたボンネット形状や、ウィンカーにも格子状のストーンガードが付いており、再現度を大きく高めるポイントです。
フェイスだけでなく、現行「Gクラス」でもお馴染みのフロントからリアまでをつなぐ、サイドモールも“らしさ”を演出するディテール。オリジナルのフェンダーやマッドフラップも、ベース車のタフなイメージをさらに引き上げるポイントになっています。
リアライトにももちろん、特徴的なガード付き。
DAMDオリジナルのルーフラックも、アウトドアカスタムに欠かせないパーツ。こちらは新型のハーフタイプで、ウッド製のアクセントパネルが、車体のレトロさにマッチしています。
ソロからデュオでのキャンプなら、そこそこのラゲッジスペースがありますが、装備が多くなりがちな連泊や冬のキャンプでは、追加の積載スペースがあると安心。
実用面もありますが、何よりルーフに収納ボックスを詰んだ佇まいにテンションが上がりますよね!
こだわりは細部に宿る!新車なのに旧車風な塗装とパーツ
こちらのコンプリートカーの醸し出すレトロさは、ボディキットのデザインだけでなく、特別な塗装も要因でした。
経年による色の褪せや、禿げ、細かい汚れを再現したヴィンテージ風塗装が施されており、新車なのに何年も乗り続けてきた雰囲気に……。
こちらの塗装は神奈川県伊勢原市にて「ペイントファクトリー」を営む、国内指折りのペインター・工藤一広氏によるもの。手書き風のアートワークも良い味を演出しています。塗装へのこだわりもカスタムの魅力です。
ボディキットに合わせたホイールとタイヤ選びも、カスタムカーの完成度を高める大事なポイント。
コンプリートカーには、車体のレトロな雰囲気に合わせてクラシカルなデザインのDAMDオリジナルホイール「Cantabile」がコーディネートされていました。ホワイトレターのタイヤもいいアクセント。
こういったパーツ選びの楽しさもキャンプギアのカスタムに通じるポイントです!
純正ではフタ付きの給油口も、リアルな再現度を重視して、あえてフタなしの鍵付きキャップに。細かいディテールですが、これだけで外車感が増します。
内装のカスタムでよりレトロに……
内装のカスタムもクルマの世界観を決定づける大きな要素。コンプリートカーにはレトロかわいい赤いチェックのシートカバーが取り付けられていました。
ヴィンテージな世界観が好きなキャンパーさんにハマるかも!?
シート以外にもカスタムパーツが配されていました。例えばこちらの、ミニテーブル。助手席側のインパネに取り付けられるDAMDのオリジナルアイテムです。
ヴィンテージな塗装がされた天然木でできており、現行「ジムニー」の現代的な内装とレトロな外装のギャップを調和させるアクセントに……。
見た目はもちろん、実用面でも便利。ドリンクホルダーも付いているので、クルマの中でテイクアウトしたものを飲食するときに活躍します。
内装もカスタムのしがいのあるポイントです。
レトロなカスタムカーでサイトもドラマチックに!
ベースの状態の「ジムニー」でもかっこいいですが、カスタムすると、さらにキャンプサイトに馴染みます。このとおりヴィンテージスタイルのキャンプサイトに合わせると、より完成された世界観に……。
クルマはテントに並ぶ大きなキャンプギアなので、サイトに配置したときの存在感がかなり大きいですよね。こんなクルマがあなたのサイトにあったら、いつもよりさらに写真を撮るのが楽しくなるかも……!?
サイトとクルマをトータルでコーディネートして、あなたのこだわりを表現しましょう!
little G. TRADITIONAL の詳細はこちら!
2. ギア感あふれる無骨さがたまらない!「little G. AVENTURA 」
もう一方のコンプリートカーは、現行「Gクラス」のイメージをベースにDAMDなりの解釈で、より無骨さやワイルドさを高めた最新キット「little G. AVENTURA」でカスタムした1台。
よりラギッド感を際立たせたアドベンチャー仕様!
先ほどのレトロな「little G. TRADITIONAL」と打って変わって、こちらは現代的かつスパルタンなスタイリングが魅力!
こちらは、現在発売されている「little G.」のキットをベースに、現在開発中のストーンガードやルーフラックなどのパイプアイテムが追加された特別仕様です。
クルマのカラーは、さまざまな選択肢から選べますが、ラギッドなアウトドア感を引き立てるこのオリーブカラーは絶妙。
まず、クルマの印象を大きく左右するフェイスは、最初の「little G. TRADITIONAL」同様、ヘッドライトガード付き。大きく違うのは、グリルとバンパーのデザインです。
グリルは現行「Gクラス」をオマージュした、シルバーメッキが目を引くシンプルで高級感のあるデザイン。特徴的な力強いバンパーも、実車の再現に一役買っています。
背面には、ラギッドなデザインのラダーとスペアタイヤマウントが取り付けられていて、コンプリートカーのタフなイメージを増幅しています。
ウッドパーツのアクセントもあり、都会的ながら、自然のシーンにも馴染むコーディネートですね。
ギア好きのテンションがあがるルーフ周り!
ルーフには、ギア感あふれるルーフラックが搭載されています。足場などに使われる縞鋼板製なので、人が乗っても大丈夫な強度。荷物の積み下ろしがてら上に登って周りを見渡せば、非日常な景色を楽しめます!
そして、ルーフラックのフロントには、作業灯も装備。これを付けるだけで、アメリカンなオーバーランドスタイル感が増し増しです!
もちろん作業灯なので、走行中は点けてはいけませんが、暗い中での設営、撤収時や、手持ちのランタンで照らしきれないシーンで活躍します。何よりこの“ギア感”がキャンパーの心をくすぐる……!
こんなクルマで冒険したい!
「little G. AVENTURA」は、街乗りにも映える都会的なスタイリングながら「これでアウトドアなクルマ旅をしたい!」と思わせる無骨さも合わせ持つ絶妙なバランスが魅力。
日常と非日常の冒険を行き来したいキャンパーさんのライフスタイルにビシッとハマりそうなカスタムです。フットワークの軽さを活かしてガンガン冒険に出たいところ!
ちなみに、「ジムニーシエラ」のラゲッジは、後部座席を倒すとフラットになるので、これだけの荷物が積めます。2人分の荷物なら、よほどの“物持ちさん”でなければ十分でしょう。
さらにルーフも活用すれば、たくさんの冒険道具を積載できますね!
※「little G. AVENTURA」のストーンガードやルーフラックなどのパイプアイテムは現在開発中。最新情報は、DAMDの公式HPをチェック!
クルマのカスタムで、キャンプスタイルを引き立てよう!
今回紹介したジムニーのカスタムカーはどちらも、キャンプの世界観にマッチする個性的なクルマでした。ジムニーをこれから購入検討中の方や、すでにお持ちの方は、個性の追求や、人気車種の“カブり問題”の解決を叶えてくれる「カスタム」も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
CAMP HACK編集部も撮影の最中、思わず欲しくなってしまった「JIMNNY little G.」。実際に、コンプリートカーを見てみたい方は、全国のDAMD協力ディーラーに足を運びましょう!
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撮影協力:長田山荘
Sponsored by DAMD