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寝袋の“寝心地悪い問題”、これで解決できるかも

首元をすっぽり覆えるマミー型シュラフは、暖かい反面寝返りが打ちづらかったり、窮屈に感じることもありますよね。
それをどうにかしたい! という方に提案したいのが「キルト型シュラフ」です。

巷でよく聞くようになってきた、キルト型シュラフ。背中側の中綿(ダウンや化繊)を省いた“掛け布団型”の寝袋です。

気にはなっているものの、背中がガラ空きになっている特殊な構造に「ほんとに使えるんだろうか?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
半分マミー、半分布団。いいとこ取りのメリットを語ります

キルト型シュラフは方法を間違えると本領を発揮できないため使っている人は少ない印象ですが、最近は扱いやすく進化しているモデルもあるんです。
その一方で、メリットがときにデメリットにもなり得る……そんな“クセモノ感”もまた、このギアの魅力。今回は筆者の愛用モデルを例に、そのリアルな使い心地と奥深さをお伝えします!
NEMO(ニーモ) パルス UL キルト 20/30 EP
| 収納時サイズ | 20×φ14cm |
|---|---|
| 最小重量 | 500g |
| 快適使用温度 | -1℃ |
| 下限温度 | -6℃ |
| 適応身長 | ~183cm |
| 素材 | 中綿1,000FP ExpeDRY ゴールドインフューズド 撥水ダウン(RDS認証、PFASフリー)330g シェル素材100%リサイクル 10D ポリエステルリップストップ耐久撥水加工済(bluesign®認証、PFASフリー) ライニング素材100%リサイクル 10D ポリエステルリップストップ耐久撥水加工済(bluesign®認証、PFASフリー) |
キルト型シュラフとは

キルト型シュラフは通常のマミー型シュラフと違い、背中が開いていてフードが無いタイプの寝袋。
上から被せて布団のような使い方ができることが大きな特徴です。具体的なメリットとしては……
キルト型シュラフのメリット
・背中側の中綿を省いているため、マミー型より軽くて小さく収納できる
・蒸れにくく、温度調整がしやすい
・圧迫感が少なく、寝返りもしやすい
こういった感じで、スタイルによってはとても理にかなっていて効率的。私は3シーズン用はもうずっとキルト型を愛用しているのですが、そのモデルがこちら!
私の愛用キルト:NEMO「パルス」

私が愛用しているのは、NEMO(ニーモ)のパルス™ 20/30 エンドレスプロミス®(以下パルス)というキルト型のダウンシュラフです。

これに決めた大きな理由は、保温性の高いダウンシュラフでありながら、収納が非常にコンパクトであること。

快適使用温度1℃、下限温度-5℃の3シーズンモデルでありながら、重量は500gと一般的な軽量シュラフよりさらに200gほど軽いんです。
1000フィルパワーの高品質な撥水ダウンを使用

中綿に使われているのは、1000FPの最高品質なダウン。よって、軽量コンパクトでありながら高い保温力があることも、大きな魅力です。
金のナノ粒子で徹底断熱!湿気も抑制

ダウンには「金のナノ粒子が永久に結合」されているという何やらスゴイ仕様で、湿気や濡れた環境でも高い断熱効果を発揮。さらに、撥水加工も施されているので、多少の湿気には動じない点も頼もしいんです。
濡れない=保温力を下げないということなので、私のように肌寒い時期もフィールドで連泊するようなキャンパーには、かなり助かるスペックです。
スタッフサックは2種類付属で気が利いてる

スタッフサックは「保存用」と「持ち運び用」の2種類があり、保存用はキューブ型で保管がしやすい形状です。

持ち運び用は圧縮収納できるようになっているので、別途コンプレッションバッグを購入する必要はないのですが……

じつは、私は付属のコンプレッションバッグを紛失してしまったため、他の収納袋で代用しています(笑)。
パルスが他のキルト型シュラフより優秀な理由
「巻き付け」ではなく「固定」する独特の構造

キルト型シュラフを使用するなら、合わせるマットとして通常はマミー型のエアーマットになりますが、パルスの場合はマットは何でもOK!

というのも、通常キルトシュラフはこのように巻きつける方法で、マットと形が合わないとずれてしまうことで冷気が入りやすいんです。

一方パルスは“縛る”タイプ。ぐるっと巻かずストラップで留めるため、マットの形状を選ばないのがイイ!
私はパンクのリスクが無いことから普段はウレタンマットに合わせていますが、今回は使っている方が多いであろうエアーマットでの取り付け方法をお見せします。

まず、マット本体にコードを巻き付けます。

コードは上下に2箇所。「包む」ではなく「おさえる」なので、マットの形状や厚みに左右されずに使えるんですね。

そのままキルトを被ったらフックの位置を確認し、キルト本体にひっかける。ストラップでテンションを調整できるので、マットにしっかりフィットします。
