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キャンピングカー タープ

体験レポ!キャンピングカーを借りてキャンプに行ってみた【キャブコン編】

キャンピングカーをレンタルしてみた体験レポート!キャンピングカーでのキャンプって実際どうなの?欲しいけどキャブコンにするかバンコンにするかで悩んでる。そんな人におすすめなのがレンタルキャンピングカー。車内での工夫などもあわせて紹介します!

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目次

キャンピングカーキャンプをレンタルで体験!

キャンピングカー
キャンピングカーって実際どんな使い心地なんだろう?展示会などで見る度に、キャンピングカーキャンプを体験してみたい!という思いが止まらなくなった筆者。思い立ったが吉日!キャンピングカーを借りてキャンプに行ってみよう!と思い立ち、茨城県にある大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラに2泊3日で行ってみました。

今回はキャンピングカーの代名詞とも言える”キャブコン”を借りてみましたので、その実際の使い心地をレポートします。

レンタル費用はいくらかかるの?

レンタカー会社
キャンピングカーを借りるにあたってお店をいくつか調べてみましたが、キャブコンのレンタル料金は土日祝日1日2万5千円前後が相場となっているようです。2泊3日のレンタルでは約5万円台~7万円台が相場となり、土日の1泊2日ならば4万円~5万円といったところが一般的のようです。

今回筆者がお世話になったレンタカーショップは、予約日の前日は一律6千円で借りることができたので土日の前日金曜日を含めた2泊3日でも比較的お安くレンタルできました。

というわけで、金曜から日曜までの2泊3日にクリーニング代を含めた今回のお値段は51,600円。普通にキャンプをするよりは当然お高めですが、それこそ非日常を味わえることを考えれば納得できるお値段でしょう。

キャンピングカーキャンプに必要なもの

キャンピングカー タープ チェア
眠るのはキャンピングカーの中なので、テントは不要。FFヒーターで車内は暖かく、寝袋も薄めのものもしくは毛布のみでもOK。普段キャンプに持って行っている暖房器具もいりません。今回借りた車はギャレー(キッチン)のコンロが使えない仕様になっていたためツーバーナーは必要でした。これは借りる際に確認が必要な事項になるでしょう。

ツーバーナーを使う関係でキッチンは車外としたため、タープやキッチンテーブルその他、普段テントの外で使う道具一式を持っていきました。例えば、焚き火台に囲炉裏テーブル、ダイニングテーブル、ライト類、薪、炭、椅子人数分、2泊3日分の食料、飲み水などです。

レンタル当日の流れ

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レンタル当日は自家用車にキャンプ道具を積み込み出発。お店に着いたら、万が一事故を起こした時の対処方法や補償についての説明を受け自家用車から荷物をキャンピングカーに積め込みます。

ここで驚いたのは意外と荷物が入る、ということ。車体後方の収納スペースの他、走行中に使わないベッド部分やサービスルーム(簡易トイレの置き場としても使用可能)などに荷物が入るため、子供のストライダーまでしっかり入れても乗車スペースには荷物が出ませんでした。

荷物を積み込んだら、自家用車はお店に置いたままキーを預けます。お店に到着してからここまででほぼ1時間。時間には余裕を持って計画を立てた方がよさそうです。キャンピングカーに乗り込んだらいざ出発!

今回レンタルしたキャブコンはベース車がトヨタのカムロードということで、やはり運転手のパパ曰く「トラックを運転している」という感覚のようですが、後部座席の乗り心地は車内の広さ、天井の高さも相まってさほど悪くはありませんでした。
高速道路はタイヤのバーストなどの事故を防ぐために時速80キロ走行でのんびりキャンプ場へ。キャンプ場に到着したのは夕方4時。普段のキャンプで4時にチェックインしたのでは、あっという間に暗くなる秋キャンプでは時間的に厳しめですが、そこはキャンピングカーキャンプ。タープを建てればすぐに夕飯の支度も始められるので、時間的にも余裕があり気持ちも楽でした。

今回は車のガスコンロは使えないようになっていたので、ツーバーナーとキッチンテーブルをタープの下にセッティング。車のギャレーが使えればその手間さえないのでもっと夕飯の支度はスムースかもしれませんね。

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今回のキャンピングカー、レオバンクスはダイネットを残したまま4人就寝が可能なレイアウトなため、子供が寝た後でも夫婦でのんびりあたたかい車内で語らいながらコーヒーを。というゆとりの時間も持ててゆっくりと時間が過ぎていきました。

キャンピングカー車内で工夫したこと

キャンピングカーの車内は普段の車内とはひと味もふた味も違うもの。そこで筆者が工夫してみたことをいくつか挙げてみました。

①チャイルドシート

チャイルドシート
我が家にはチャイルドシートが必要な年齢の子供が一人いるのですが、キャンピングカーにチャイルドシートが付くのかどうか、が懸念材料でした。キャンピングカーのシートベルトは二点式のものが多いようですが、後ろ向きのシートにシートベルトの長さを調整すればしっかり固定されました。急ブレーキをかけたとしても、チャイルドシートが飛び出すこともなく安全です。実際山道でも左右のずれもなく、実際下の子は行きも帰りもこの椅子でよく眠っていました。

②カラビナ大活躍!

カラビナにバッグ
キャブコンは少しのカーブでも荷物が動きがちです。それが小物ならなおさらのこと。車内の小物を定位置に固定するのに活躍したのがこのS字型のカラビナ。これでぶら下げておけば荷物が動くこともなく安心です。カラビナは数種類のサイズのものをいくつか持っていくと、その用途によって使い分けできて便利かもしれませんね。

③車内の乾燥に注意

車内にタオルをつるす
FFヒーターをつけている車内は予想以上に乾燥します。寝る前に濡れタオルを掛けたりマスクをしたりといった工夫が必要でしょう。また、FFヒーターの吹き出し口やヒーターからの熱気が溜まるサービスルームは予想以上に高温になりますので注意が必要です。

④車内の棚をうまく使おう

車内の棚
キャンピングカーの車内には備え付けの棚も豊富なので手回り品はそこに収納することを考えて、折り畳みコンテナなどに小分けにして持っていくのがいいでしょう。車内に荷物を積み込んだらコンテナから手回り品を棚の中に収納しまいコンテナは折りたたんで収納します。一つ一つの荷物を小さな袋やコンテナに分けることがキャンピングカーの車内をスッキリさせるコツといえるでしょう。

キャンピングカーで注意したいこと

①カーテンなどの装備品はついているか事前に確認しよう

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今回の車は出発前にブラインドについては確認しましたが、車体前面のカーテンが外されていたことには気づかずに出発。そのため、車の全面から電気を灯した車内が丸見えの状態に…。そこで急遽、上記で紹介したS字カラビナの一方を洗濯ばさみに付け、片方をカーテンレールのエンドストップに掛けて目隠しのためにショールを吊り下げました。

③駐車場のサイズや道幅を調べておこう

キャンピングカー タープ
車内が広いことが魅力のキャブコンですが、それは車体の幅が広いが故。そこでキャブコンでの移動には、駐車場のサイズや道幅など、ある程度の事前の下調べが肝心です。キャンプ場までの道が狭い場合もありますので、心配な場合はキャンプ場に聞いてみることも必要でしょう。

また、キャンピングカーサイトを使用しない場合もサイトに車が入るかどうかの確認は必要となります。その他、立ち寄り温泉や地元のスーパーなどを利用する場合も駐車場の広さや高さなどについて確認しておけば安心です。
ちなみに高速道路のSAやPA、道の駅はどこも広めに駐車スペースが作られているためあまり心配なく気軽に立ち寄ることができました。

憧れのキャンピングカーキャンプはレンタルでお手軽に


憧れのキャンピングカーキャンプ。キャンピングカーの購入を検討している方もそうでない方も、キャンピングカーの使い心地を手軽に味わえるのがレンタルの魅力です。寒い冬やアクティビティが豊富なキャンプ場に行く際には暖かく、設営撤収の手間がかからないキャンピングカーがとっても便利。

みなさんもいつもとは一味違ったキャンプを体験してみるのはいかがでしょうか?