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手間いらずで“うまい”が叶う。焚き火ホイル焼きのススメ
出典：コールマン
包んで、放り込むだけ。焚き火料理のなかでも、ホイル焼きほど手軽で失敗知らずなメニューはありません。食材の旨みをぎゅっと閉じ込めて、包みを開けた瞬間に立ちのぼる“蒸気と香り”がたまらない、それがホイル焼きの醍醐味です。
今回は、肉・海鮮・野菜・スイーツまで、キャンプで試したくなるホイル焼きレシピを10選ご紹介。焚き火さえあれば、だれでもプロっぽい一品が作れますよ。
アルミホイルで食材を包むコツ
1.サツマイモ、ジャガイモなど水分の少ない根菜類
時間をかけてじっくり火を通したい根菜類は、アルミホイルだけでなく、キッチンペーパーと新聞紙を重ねるのがおすすめ。水分をほどよくキープしながら、芯までホクホクに仕上がります。
①キッチンペーパーに包む
②新聞紙に包んで、水に濡らす
③アルミホイルで水が漏れないように巻く
④蒸し焼き効果と耐久性をアップさせるためにもう一度包む
2.きのこ類やトマト、フルーツ、肉類など
肉類や水分の多い野菜、フルーツを包むときは、アルミホイルだけで十分。食材の水分でしっかり蒸し焼きになり、ふっくら仕上がります。
①アルミホイルを食材に密着させるようにきっちりと巻く
②蒸し焼き効果と耐久性をアップさせるためにもう一度包む
簡単キャンプ飯！焚き火で焼くと美味しい食材10選
1.サツマイモ（目安：60分）
定番の焼き芋です。新聞紙やアルミホイルなどで包んだら焚き火へ投入。甘い香りがしてきたら竹串を刺して焼け具合を確認しましょう。スッと入るようなら焼き上がりです。
2.ジャガイモ（目安：50分）
サツマイモと同様の方法でアルミホイルに包みます。竹串を刺して焼き上がりを確認したら熱いうちにアンチョビバターを添えて召し上がれ。
3.タケノコ（目安：60分）
写真のタケノコは300g前後の小ぶりサイズなので、じっくり火が通る新聞紙を使う方法を採用。大きめサイズなら、新聞紙を使わないでもおいしく仕上がります。皮に軽く焦げ目がついたら、ちょうどいい焼き加減のサインです！
焼き上がりに少量の塩を振るとタケノコの甘みが一層引き立ちます。
4.玉ねぎ（目安：40分）
アルミホイルや新聞紙で包み、竹串を刺してスッと通れば焼き上がりのサイン。新玉ねぎの場合は、新聞紙やキッチンペーパーは使わなくてもOKです。じっくり焼くことで甘みと香りがぐっと増し、肉料理の付け合わせにもぴったりですよ。
5.本しめじ又はしいたけ（目安：20分）
アルミホイルに包みます。仕上がりに少量の醤油や塩をかけて頂きましょう。
6.牡蠣（目安：15分）
牡蠣は殻ごとアルミホイルで包み、焚き火に投入。殻に少し隙間ができたら、平らな面を上にしてナイフなどで開けましょう。何もつけずにそのままでも絶品ですが、ライムやレモンをひと絞りすれば、旨みと香りがぐっと引き立ちます。
7.ローストビーフ（目安：10～20分）
牛肩ロースブロック（500g）に塩コショウ＆ニンニクを仕込んだら、表面を軽く焼いてホイル包み。あとは焚き火におまかせ！ 取り出したらホイルのまま少し休ませて余熱で火入れすれば、しっとりジューシーなローストビーフの完成です。
残りは翌朝、サンドイッチにしても絶品ですよ。
8.トマト（目安：10分）
トマトは焼くと甘味が出るだけでなく、塩と混ぜればソースにもなる優れもの。ローストビーフやローストポークの付け合わせにおすすめです。
9.鶏肉の塩麹漬け（目安：20分）
鶏もも肉1枚を塩麹に20分ほど漬け込んだら、しめじと一緒にアルミホイルに包んで焚き火へ投入しましょう。柔らかく風味豊かに仕上がります。
10.リンゴ（目安：25分）
リンゴは芯をくりぬいておけば食べやすいですが、芯をくりぬかずそのままでも美味しく仕上がります。同じ要領でバナナを皮ごと包んでも甘くて暖かな優しいスイーツができますよ。
焚き火ホイル焼きがキャンプ飯の救世主！
アルミホイル焼きは、“焼いてみなけりゃわからない”のが醍醐味。焼き時間は食材の大きさや火力によって変わるので、あとは経験あるのみ！ 今回は基本の食材を中心に紹介しましたが、コツをつかんだら少し凝ったメニューにも挑戦してみてくださいね。
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