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【神出鬼没】万引き・破壊・無断駐車!?…オーナーが頭を抱えるドン引き”珍客”エピソード5選

私たちのキャンプライフを支えてくれているアウトドアショップやキャンプ場ですが、楽しいショッピングやキャンプの裏で、運営者の頭を悩ませる残念なエピソードもあるようです……。

これまでにも当メディアではキャンプのマナーに関する情報を発信してきましたが、今回はショップやキャンプ場で実際にあった迷惑エピソードのインタビューを実施。今後のアウトドア業界のモラル向上のためにも、キャンパーのみなさまもぜひ知っておいてください!

目次

ショップやキャンプ場に現れる“残念な客”

キャンプ マナー

ここ数年のブームもあり、キャンプ人口はどんどん増えていますね。多くの方はマナーを守って楽しんでいるはずですが、中には耳を疑うような残念なキャンパーもいるのだとか。

たとえば、薪として使うためにキャンプ場で木を切ってしまう人。ちょっと信じられません。

炊事場に放置されている残飯

こちらは以前筆者が実際に見かけた光景ですが、炊事場の流し台に残飯がそのまま捨てられていました

と言うように、本来であればあってほしくないことが少なからず起きているのが現実です。そしてそれは、キャンプ場に限らずアウトドアショップでも……。読者のみなさんは大丈夫だと思いますが、今一度マナーについて考えてみませんか?

というわけで今回は、実際に現場で起こった困ったエピソードをオーナーにヒアリング。無意識やちょっとした出来心からまさかの迷惑客にならないためにも、ぜひ読んでみてください。

ショップ編

風街道具店

まずは、ギアや消耗品の購入でよくお世話になっているアウトドアショップでの事例から。

店主1人または少人数で運営を行っている店舗も多く、なかなか目が行き届かないことによるトラブルなどが時折あるようです。

CampHills「無断駐車や、展示スペースでの喫煙」

キャンプヒルズ

埼玉県にあるアウトドアショップ「CAMPHILLS」。街中にあるので、週末だけでなく平日の夜なども、仕事帰りのキャンパーで賑わっています。

キャンプヒルズ

こちらのショップは店舗裏に駐車場と芝生の展示スペースがあるのですが、まずショップ指定の場所ではない駐車スペースへ停めてしまうお客さんが。インスタグラムで何度も注意を促したり、案内を掲示するなど対応をされたそうです。

さらに、そこでの喫煙と吸い殻のポイ捨ても度々起こっていたのだそう。住宅街にあるショップということもあり、近隣への迷惑にもなりこれは困りますね。

タバコのポイ捨て
出典:PIXTA 

何度か発生したのち、防犯カメラと禁煙の貼り紙を設置。喫煙者を見かけたときは都度注意しに行ったことで、今はほぼ起こらなくなったそうです。

そして、たばこのポイ捨ては場所を問わないNG行為ですが、こちらのショップならではの懸念点もあるのだとか。

オーナーさんよりひとこと

展示スペースではテントの展示をしているので、タバコの火でテントに穴が空いてしまわないか不安になります。

お子様連れで来店される方もいるので、マナーを守って気持ちよくお買い物を楽しんでいただきたいです。

STANDARDpoint「キャンプギアの万引き」

スタンダードポイント

キャンパーに人気のエリア、山梨県の河口湖にあるアウトドアショップ「STANDARDpoint」。

週末になると、キャンプに向かうたくさんのキャンパーで賑わっているショップですが、こちらで起きたトラブルというのが、なんと「万引き」……。

万引き防止ポスター
出典:PIXTA 

レジ前に展示していた小型ナイフがなくなっていることに気がつき店内防犯カメラをチェックところ、お客様が万引きしているところが映っていたそうです。

そしてそのまま車で立ち去ってしまったのだとか。

スタンダードポイント

展示品で防犯タグが付いていなかったため、防犯ゲートを通過しても警報音は鳴らず……。誰でも気軽にタッチ&トライができるようにと展示してくれている店側の好意を踏みにじるような悪行ですね。

対応として警察に通報したところ、施設の防犯カメラで車両を特定。犯人は後日逮捕となったそうです。

オーナーさんよりひとこと

この経験をもとに当店では、防犯タグの徹底・防犯カメラの増設・スタッフによる見回りの強化を行いました。

アウトドアショップだけでなく、どんなお店でも万引きは犯罪です。盗んだ道具で遊んでも全然楽しくないですよ~!

風街道具店「展示品や備品の破損」

風街道具店

キャンプだけでなく、登山系アイテムまで幅広く扱う京都のアウトドアショップ「風街道具店」。

店内に様々なギアがところ狭しと並ぶこちらのショップでは、展示品の破損などに頭を悩まされているのだそう。

風街道具店

スタッフが目を離していて気づかずに、後日判明するパターンも。中には高額なものもあり、どうにもできずに泣き寝入りになってしまうことが多いようです。

買い物カートを持つ子供

こちらに限らず、棚卸しの最中に潰れた商品パッケージが見つかってガッカリ……なんていう、営業モチベーションが下がってしまいかねないケースが発生しているショップもあるのだそう。

もちろん故意ではない場合もあるはずですが、気づいた段階でしっかり申し出るのが正解です。

オーナーさんよりひとこと

破損に限らず、怪我をしてしまう場合もあるので、小さいお子様をお連れの場合はなるべく目を離さないようにしていただけると助かります。

また、もし何か壊してしまった場合は、黙って帰らずにせめてひとこと言っていただきたいですね(泣)。

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