ど定番のアウトドアワゴン

出典:コールマン
コールマンの「アウトドアワゴン」が登場したのは2015年。テントやクーラー、焚き火道具まで一度に運べる積載力と、ワンタッチで畳める手軽さで、瞬く間に人気を集めました。
いまや道具運びの定番ギアとなり、近年はフェスや運動会、公園ピクニックなど日常シーンでも活躍の場も拡大。あちこちでその姿を見かけるようになっています。

出典:コールマン
そんなシリーズ誕生から10年の節目に登場したのが「アウトドアワゴンNX」。積載力はそのままに、収納性と携帯性を強化した進化版です。
では、実際どこが変わったのか? 現行品モデルとの違いを見比べていきましょう!
新モデル「アウトドアワゴンNX」の基本スペック

左「アウトドアワゴン」右「アウトドアワゴンNX」
ぱっと見のデザインは現行品「アウトドアワゴン」を踏襲していますが、細かく見るとフレーム設計や足回りの雰囲気が少し違う「アウトドアワゴンNX」。
耐荷重は現行品と同じ100kgをキープしています。

出典:コールマン
シート素材はポリエステル、フレームはスチール製。さらに再生素材を活用した“COLEMAN GREEN LABEL”認証モデルで、環境にも配慮した仕様です。
ちなみにカラーは定番のレッドだけでなく、一部店舗限定でライトグレーもラインナップ。

展開状態からの収納はワンタッチ。荷台の底面にある取っ手を引っ張るだけで、スルッと収束して素早く撤収できます。
スペック比較
| 項目 | アウトドアワゴン(現行品) | アウトドアワゴンNX |
|---|---|---|
| 使用時サイズ | 約106×53×100(h)cm | 約104×51×98(h)cm |
| 収納時サイズ | 約18×40×77(h)cm | 約26×40×62(h)cm |
| 荷台サイズ | 約88×42×31(h)cm | 約83×42×33(h)cm |
| 重量 | 約11kg | 約9.3kg |
| 耐荷重 | 約100kg | 約100kg |
軽量&コンパクトで持ち運びが便利に!

「アウトドアワゴンNX」のいちばんの進化ポイントは、現行品モデルよりも小さく・軽くなったこと。
収納時の高さは約15cmダウン(現行品:約77cm → NX:約62cm)。そのぶんラゲッジや物置にもすっきり収まり、縦方向のスペースに余裕ができました。

さらに総重量も約1.7kgダウン(現行品:約11kg → NX:約9.3kg)。クルマへの積み降ろしはもちろん、自宅での出し入れや保管もグッとラクになりました。

ワゴンの積載スペックは、横幅が約88cm → 約83cmにコンパクト化。一方で深さは約31cm → 約33cmへアップ。幅はやや縮んだものの、ホールド感が増して荷物がこぼれ落ちにくくなりました。

収納サイズは約26×40×62(h)cm。奥行きは現行品より+8cmと増えたものの、高さが低くなったことで収納しやすさが向上。
また、立てかけておいたときの安定感も増し、保管場所を選ばずに置いておけます。
細部もさらに使いやすく進化
収納時もスマートに

固定方法は、現行品のマジックテープから「クリップロック」へ。カチッと留められるので撤収がスピーディーになり、固定後の安定感もバッチリです。

出典:コールマン
荷台底面の持ち手を活かした“かぶせるだけ”の収納ケースを新採用。
現行品のように簡易ハンドル付きケースをマジックテープで固定する必要がなくなり、スムーズな持ち運びと省スペース収納が可能になりました。ガタつきにくく、積み込みや自宅保管もスッキリまとまります。

タイヤのストッパーもリニューアル。視覚的にわかりやすくなり、操作もグッと簡単に。
これまでのオプションパーツも使える

出典:コールマン
ワゴンなのにテーブルとしても活躍できるのが、このシリーズの隠れた魅力。
もちろん従来どおり、オプションの「アウトドアワゴンテーブル」も、荷台にぴったりセットできます。
▼アウトドアワゴンテーブルについてはこちら
新しいのに価格も安い

出典:コールマン
便利になったうえに、価格は現行品の17,380円から「NX」では15,800円へとダウン。なんと1,580円も安く手に入ります。
エントリーしやすい価格で最新仕様を選べるなんて……ちょっとお得すぎませんか?
新しくなったアウトドアワゴンと秋キャンプに出かけよう

積載力はそのままに、収納サイズを小さくした「アウトドアワゴンNX」。集合住宅住みキャンパーにも刺さるアップデートに加え、旧モデルより1,500円以上安い価格も魅力です。
テントサイトから駐車場までの往復回数を減らし、撤収のストレスも軽減してくれる頼れる相棒。装備が増えがちな秋キャンプで、きっと“進化とおトク”を実感できるはず!




