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「ミニテーブル」って、もっと「ミニ」でもいいよな…

ミニテーブルとして売られている物でも、時と場合によってはまあまあ大きかったりしませんか? 強度と耐熱性はありつつも、極限までスリム化されたテーブル。そんな都合のいい物はないものか……という方におすすめなのがコレ!
正真正銘のミニテーブルを見つけた!

それがnoicoyamaico(ノイコヤマイコ)の「nano carbo」。noicoyamaicoは登山や軽量ソロキャンプ向けのULギアを展開していて、どれもユニークなコンセプトかつハンドメイドという独自性が際立つブランドです。
この「nano carbo」もサコッシュに入るほどスリムかつ軽いテーブルで、しかもギミックがあったりしておもしろい! 少し前から使っていて、結論すっかり一軍ギア入りするほど気に入っているので、ぜひみなさんにも紹介したいと思います。
ネーミング通り!nanoサイズなテーブル
約30g!極限まで軽量化されている

「nano carbo」の重量を測ってみると、28g。もはや単3電池1個分の重さです。
その秘密は、まず軽量なカーボン製の天板が使われていること。さらに、極限まで肉抜きされていることも軽量化に繋がっていて、これは洗練されたビジュアルにも一役買っていますね。唯一無二なデザイン性で、所有欲を大きく満たしてくれます!
財布…? 収納サイズも極小

「nano carbo」のサイズは11.5×9cmで、厚みは1cm。サイズ感としてはもはや財布と間違えるレベルで、テーブルにしては圧倒的に“nano”サイズです。
とてもじゃないけど初見ではテーブルと思えないこの小ささは、携帯するだけでワクワク。どんな場所に収納して持ち運ぼうか? と考えるのが楽しくなります。
カーボン製だから耐熱性あり!耐荷重は1kg

カーボン製なので、耐熱性も問題なし。熱々のマグカップも安心して乗せることができるし、アルコールストーブを使うこともできます。
また、耐久性に関しては1kgとなっているので、踏みつけないように注意は必要です。
とにかくどこにでも入る入る!
サコッシュにもスッポリ!散歩にも余裕で持って行ける

とにかく薄くて軽い「nano carbo」は、サコッシュのような小さいバッグにも余裕で入ります。こうなると持ち運ぶにもかなり手軽で、散歩にも持って行くことができます。
土手やビーチで散歩するときなども、テーブルがあれば途中で買った飲み物を置けるので汚れずに済んで便利ですよね。
クッカーの中にも、おさまり良し

なかなかに革命的なのが、クッカーの中にも入ってしまうという点。
クッカーの中に調理道具一式をスタッキングするときテーブルまでもまとめて入れられるのは、荷物を少しでも減らしたいULキャンパーにとって大きなメリットではないでしょうか。
スタッフサック内の省スペースにも!

私はスタッフサックの中に細々したものをまとめることが多いのですが、もちろん「nano carbo」はちょっとしたスタッフサックにも入ります。 食料を入れてる袋の中に一緒にしておいても、まだスペースに余裕があるのはありがたい!
組み立ては、わずか3秒!
組み立て方法はというと、ただ脚を起こすだけ。3秒もかからないくらいで設置ができてしまいます。

テーブルの両端にスリットが入っていて、これが脚のストッパーとしての役割を果たします。組み立てるときにカチッと音がすれば、しっかりハマった合図です。
使ってみると…小さいからこそ理想の使い勝手!
コップが置けるだけでもありがたい

「nano carbo」はコップを1つ置くともう他にはライターくらいしか置く場所が無いくらい小さなテーブルですが、実際にキャンプ中に使ってみると、これが意外に使える。例えば、冷たい缶ジュースを買ったときに結露部分に付着する砂や土ぼこりを防ぐことができます。
また、コップやジュースの缶と地面に7cmの空間が生まれるので断熱性があり、冬は雪の上での使用でも大活躍。季節によって、保温または保冷しておきたいものを置いておくにも効果的です。
とくに袋飯ユーザーにおすすめ!

こうすれば、カトラリーもギリギリ置けます。普段、山では袋飯が多い私はクッカーに食料を入れて食べることがほとんど無く、煮沸に使ったクッカーは基本的にバーナーの上が定位置だったりするので、意外と「nano carbo」でも成立しています。
無駄がなくすべてがコンパクトなこの感じは、使っていて痛快なんです。
おまけにスマホスタンドにもなる

冒頭で触れたギミックのひとつが、天板を下にして設置することでスマホスタンドにもなるということ。本来ならこの類のアクセサリーはULスタイルでは省かれがちなアイテムですが、実際あるに越したことはないというシチュエーションも多いですよね。
食事が終わった後の映画鑑賞などに使えるので、これはちょっと嬉しいんです。

