アイキャッチ・記事中画像撮影:筆者
お気に入りすぎて色あせた黒服の数々…

どんな色とも相性が良く、シンプルでコーディネートがしやすい黒服。洗練された印象で汚れが目立ちにくいという点から、筆者も家族も普段着からアウトドアまでヘビロテ中です。

ところが、気付くと白っぽかったり赤茶っぽかったり、色あせていることはありませんか……?

これなんか、もうちょっと着るのをためらうレベル。とは言えこうなるまで着倒したのもお気に入りだからこそで、できれば買い替えたくない! そもそも、もう売っていない服もあったりしますよね。
なんと!謎の黒シートで色が復活するらしい

そこで見つけたのが、ドクターベックマンの「ブラック&ファイバーリフレッシュ 黒復活シート」! 色落ちした黒を補ってくれるアイテムなんだそう。
さらに毛羽立ちや毛玉まで除去してくれるらしいのですが、本当……? 着古したお気に入りの黒服も捨てずにまた着られるの? さっそく試して効果を検証していきます!
ドクターベックマン ブラック&ファイバーリフレッシュ 黒復活シート
| 内容量 | 10枚 |
|---|
ドクターベックマンって?

ドクターベックマンは、ドイツ発の衣類ケアブランド。“衣類の専門医”として家庭で簡単に落とせるシミ取り剤を取り扱っていて、その商品ラインナップは20種類以上。
中には1年前からの頑固なシミや色移りにまで対応している物もあり、様々な洗濯悩みを解決してくれる商品が揃っています。

そんな中今回注目したのは、この“黒復活シート”。パッケージを開けると約12×20cmの薄手の真っ黒いシートが10枚入っており、触っても手が黒くなることはなく、とくに匂いもありません。
使い方は、黒い服とシートを一緒に洗濯機に入れていつも通りの洗濯モードで回して干すだけ。これだけで本当に色あせ+毛羽・毛玉が解決するのか……? まだまだ半信半疑です。
そもそも、色あせの原因は?

こちらは、愛用しすぎて3枚持っている黒Tシャツ。画像をパッと見ると、下2枚(購入から1年以上経過)の首回りの赤茶色がかなり目立ちますよね。
一番上(購入から半年以内)のTシャツも、よく見ると白っぽくなっています。

続けて、赤茶色になったパンツとワンピース、白っぽくなった帽子、毛羽や毛玉が目立つワンピース。これらも1年以上愛用していますが、なぜこのように色あせてしまうのか? 調べてみたところ、主な原因は2つあるようです。
➀ 紫外線・汗・洗剤などによる色素分解
色の強度は「黄>赤>青」。黒はこの三色が混ざったものだが、紫外線や汗などにより強度の弱い青色から抜けるため、赤茶色になっていく。
② 毛羽・毛玉による白化現象
洗濯時の摩擦によって、衣類の表面にできる毛羽や毛玉。これが光の反射などにより、白っぽく見えてしまう。

どうやら黒復活シートには青い色素と酵素(セルラーゼ)が含まれているため、衣類と一緒に洗うことで「黒色は濃く」「生地の表面はスムースに」してくれるんだそう。抜けてしまう色を補いつつ、白けて見える原因の毛玉を取り去ってくれるというわけなんですね。
※【注意】白や色の薄いロゴや刺しゅうなどは、青っぽくなる恐れがあります。
でも、そんな魔法みたいなことが本当にできるんでしょうか!? 物は試しと、さっそくやっていきましょう。
使うシートの枚数は、洗濯物の量で調整する

使うシートは、洗濯物の量3kgにつき1枚が目安。シートは最大3枚まで投入可能で、枚数が多いほど色は濃くなり毛羽立ちもスムースになります。
今回は約2kgの黒服に対して、まずはシート1枚から試していきます!
ドキドキで洗濯開始

自宅の洗濯機に、約2kgの黒服+シート1枚を投入! 通常コースで洗濯していき、約1時間後に開けると……

なんとシートは真っ白に! ということは、ビッシリついていた黒の色素と酵素は無事に黒服に定着したということでしょうか。とりあえず、いつものように干してみてBEFORE/AFTERを見ていきましょう。

