記事中画像撮影:筆者
ダイソーからついに、マルチグリドル風アイテムが…!

「マルチグリドル」といえば、もはや令和のキャンパー御用達といっていいくらいキャンプギアの一つとして定着しましたよね。
そんななかダイソーからも「キャンプマルチグリドル」という商品が……! 発売されたのは、770円の20cmと、1100円の25cm。ソロ〜デュオ向きのサイズ感です。
筆者はJHQの「マルチグリドル」の定番33cmとミニサイズ19cmを愛用してきたので、試さずにはいられず!
ん?JHQにそっくりでは…?

ぱっと見、似てるようで少し違う……? ダイソーとJHQ。
これまでJHQを5年愛用してきたユーザー目線で、双方のスペックを徹底比較しました!
ダイソーとJHQを徹底比較だ!
ダイソーは2サイズ展開

ダイソーのサイズ展開は、20cmと25cmです。重ねてみるとこんな感じ。

たった5cmの差ですが、だいぶ差があるように見えます。
素材やディテールといった基本スペックは一緒だったので、単にサイズ違いのようです。
ー JHQを入れて4サイズを並べてみる

筆者手持ちのJHQのマルチグリドルとも並べてみます。
JHQは定番フラットタイプが33cm、25cm、19cm展開。大きさに関してはJHQの下2サイズとほぼ同じといったところですね。
JHQ マルチグリドル 19cm
| サイズ | 約21.5cm(持ち手を含む長さ) × 約19cm |
|---|---|
| 厚さ | 約4mm |
| 深さ | 約1.5cm |
| 重量 | 約330g |
| 素材 | アルミニウム合金 |
| コーティング | イノーブルコーティング |
| 付属品 | シリコンミトン(グレー1個)、収納袋 |
| 対応熱源 | ガス、直火、炭火など *IHには対応していません。 |
JHQ マルチグリドル 25cm
| サイズ | 約30cm(持ち手を含む長さ) × 約25cm |
|---|---|
| 厚さ | 約4mm |
| 深さ | 約2cm |
| 重量 | 約560g |
| 素材 | アルミニウム合金 |
| コーティング | イノーブルコーティング |
| 付属品 | シリコンミトン(2個)、収納袋 |
| 対応熱源 | ガス、IH調理機、直火、炭火、ラジエントヒーター、セラミックヒーター、ハロゲンヒーター |
素材は同じでも、「表面加工」と「厚み」に差あり!

ダイソーの素材はアルミ合金で、表面はフッ素樹脂加工です。
厚みを測ってみたら、20cm・25cmともに約3mm厚でした。

一方で、JHQも素材はアルミ合金で同じ。ぱっと見は模様までそっくり……なのですが、「表面加工」と「厚み」が違いました!
JHQの表面加工は、フッ素樹脂にセラミックなどの粒子を混ぜて強度を高めた特殊加工(イノーブルコーティング)です。この特長は、サビ・傷に強く、耐摩耗性にすぐれている点。
筆者は長年JHQを使っていて思いますが、ほんと錆びないし、傷もつかないし、キッチンペーパーで軽く拭き取るだけで汚れがスルンと落ちるんですよ。

なので、ダイソーのフッ素樹脂加工だけと比べると、実力差が気になるところ。
単なるフッ素加工は傷がつきやすいのがデフォルトですし。

JHQの厚みは約4mmで、ダイソーより1mm厚いため、やはりスペックだけ見ても耐久性には差がありそう。
焦げつきや丈夫さは後ほど検証するとしましょう。
だから、重さも違う。ダイソーは軽い

そして、厚みが違う=重さも違うということ。ここでは大きさの近いダイソー20cmとJHQ19cmで重さを比較してみます。
ダイソー20cmが約210gなのに対して、JHQ19cmは約330g。ダイソーは1cm大きいのに、120gも軽いことになります。
しかも、25cmでも約290g。この軽さはかなり魅力!
でも、軽さと引き換えに耐久性は劣るんじゃないの〜? という疑念がどうしてもチラついてしまう……。こちらも検証の結果は後ほどまとめます!

