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アイキャッチ・本文写真撮影：筆者
リカバリーサンダルっていいけどさ……
もともと、スポーツ後のクールダウンのツールだったリカバリーサンダルは、優れたクッション性、アーチサポートや軽量設計など、足の負担を軽減させるなど徐々に大衆向けに進化。
現在では、ファッション性の高いものも増え、夏の定番フットウェアになりつつあります。
かさばるし、ちょっと脚が疲れるよね
でも実は、クッションが分厚くてかさばったり、柔らかすぎて長時間歩くと逆に脚が疲れてしまったりなど、「気持ち良い」がゆえにデメリットに感じる部分もちらほら。
登山やキャンプなど、アクティビティが終わったあとのチルタイムで使いたい、という場合には、“かさばる存在”になりがちです。
でも、そんな悩みを克服した、革命的なリカバリーサンダルを手に入れました。
それが「バンピー パッカブル」
それがこちら、「バンピー パッカブル」。
リカバリーサンダルの心地よさと、アウトドア仕様の機能性を両立した一足で、歩ける・持ち運べる・疲れないという三拍子がそろっています。
ただのコンパクトサンダルじゃない、アウトドアや旅先、日常とどこでも、いつでも使いたくなる次世代型のリカバリーサンダル。実際に履いて感じた魅力に迫ります！
ここが良い！なバンピーの4つのポイント
1. パッカブルでコンパクトに
左：バンピー パッカブル 右：一般的なリカバリーサンダル。収納時のサイズが大きく違う
このサンダル最大の特徴が、文字どおり“パッカブル”になる構造。重ねたときのサイズの違いは一目瞭然。アッパー部分もメッシュで柔らかいため、薄くなるんです。
そして、サイズ調整用のドローコードをぐるっとまわせば、コンパクトにまとめることが可能。ストッパーをキュッと絞めればバラバラになることもありません。
名前の“バンピー（＝凸凹）”が示すように、アウトソールには工夫が詰まっています。
左右のソールが凹凸とした構造で噛み合うように設計されており、重ね合わせた際にずれないようになっているんです！ すごく考えられている……。
底面が外側にならないから、まわりが汚れない！
ソール同士を重ねられるということは、外側に汚れた面がこないということ。このままバッグの外側にくくりつけて運んでも、バッグ自体や他の荷物を汚す心配がありません。
2. もちもちした履き心地と、安定感の両立
ブランドを展開する広島化成は、点字ブロックから高齢者向け機能靴まで、さまざまなゴム製品を手掛けてきたゴムメーカー。
「バンピー」の開発にあたっては、衝撃吸収性と弾力性を兼ね備えた新素材のソールが採用されたそう。これは触るとわかる独特のモチモチ感で、しっかりとした弾力と復元力があります。
足を入れた瞬間に感じる吸い付き感も好印象で、リラックスしながらも地面をしっかりと蹴ることができるサンダルです。
定番のリカバリーサンダルといえば、全体がEVA素材のソフトタイプを想像しますよね。でもこれって、クッション性は抜群で、足裏は楽だけど、長時間履くと“脚”が疲れるのも事実。
また、ソール先端が柔らかいため、つま先が地面に引っかかりやすいのも盲点。
その点「バンピー」は、アウトソールが柔らかすぎず、かといって硬くもない“絶妙な弾力”が特徴。長時間の歩行もストレスが少なく、歩行性能と携帯性のバランスが非常に高いのが魅力です。
また、しっかりしたアウトソールは安定感と耐久性をもたらしてくれます。
3. 長時間はいても疲れない
長時間はいていても疲れない秘密は、クッション性だけではありません。足裏のアーチに沿う立体形状がかなり効いているように感じました。
土踏まずのサポート力が高く、一歩ごとの荷重をしっかり分散してくれるため、長時間歩いても足が疲れにくい構造。
さらに、ドローコードで甲部分のフィット感も調整可能。コードを留めるためのフックも付いており、歩いている間に緩むことなく、しっかりホールドしてくれます。
アッパーと足がピッタリ密着することで、かなり歩きやすく感じます。リカバリー目的だけでなく、ちょっとした散歩や買い出しなどでもストレスなし。
日常使いのサンダルとしても申し分ありません。
4. ループとカラビナで持ち運びも楽々
かかと部分にはループがついており、ロゴ入りの付属のカラビナでサッとバッグに吊るすことが可能。
移動時はバッグにぶら下げたり、キャンプ場に着いてからはテントやプールに吊るして置いたりと、持ち運びやすいうえ、収納スペースもとりません。
強いて気になる点をあげるなら……
強いて気になる点を挙げるとすれば、踵がホールドされない構造であること。
車の運転など、ペダル操作が必要なシーンでは適していません。（※運転時は別のシューズを用意しましょう）
ただ、これは“サンダル”というカテゴリの特性とも言えるので、使用シーンをあらかじめ想定しておけば問題なし。
サイズ選びが少し難しいかも
サイズは以下の通り。サイズ展開が豊富なので、誰でもピッタリのサイズがある反面、合うものを選ぶのは少し難しさを感じるのも事実。
ただし、ドローコードでフィッティングが可能なので、ワンサイズ大きめを選ぶと良いかもしれません。
展開サイズ
・S size 24cm-24.5cm 相当
・M size 25cm-25.5cm 相当
・L size 26cm-26.5cm 相当
・LL size 27cm-27.5cm 相当
歩ける、運べる、疲れない。三拍子そろった一足
リカバリーサンダルの良さはそのままに、弱点だった「かさばる」「疲れる」「歩きづらい」をしっかりカバーしてきたのが「バンピー パッカブル」。
重ねて固定できる携行性に、気持ちのいい履き心地。持ち運び用のカラビナ付きで、アウトドアにぴったりな実用サンダルです。
サブとしてではなく、“メインで履きたくなるリカバリーサンダル”。その実力、ぜひ一度試してみてください。
