記事中画像撮影:筆者
このフック、スゴすぎる!

筆者購入のブラウン/ルミナスカラー(蓄光シリコンカバー)
小さくて軽いのに、ギミック満載! ってなマルチアイテムにギャップ萌えしてしまうのは、きっとキャンパーあるあるではないでしょうか?
手のひらサイズで110gと軽いのに、マグネット、Dカン、フック、1/4インチカメラネジにもいけちゃうという、とにかく多機能すぎてめっちゃ便利そうなこのアイテム。
ビジュアルもいいし、4色展開で蓄光モデルもある……これは買うっきゃないと思い、気づいたらポチッとしていました(これもキャンパーあるある?)。

これさえあればカラビナの出番、もうないかも? 魔性の魅力漂う多機能フックを、キャンプ歴18年の筆者がヘビロテしてみた結果をお届けします。
結論、明かりはLEDライト派というキャンパー、テーブル用ランタンスタンド愛用者、マルチギア好きさんは買うべし!
MIGRATRAIL キャンプライフマルチフック(ブラウン / ルミナス)
| サイズ | 本体:L88mmxW25mm |
|---|---|
| 重さ | 本体:64g アダプター&フックセット:45g |
| 素材 | ボディ:アルミニウム合金 Dカン:ステンレス 表面処理 本体 アルマイト仕上げ |
| セット内容 | 本体:1個 アダプター&フックセット:1セット |
ミグラトレイル キャンプライフマルチフック(シリコンカバー:ブラック)
| サイズ | 本体:L88mmxW25mm |
|---|---|
| 重さ | 本体:64g アダプター&フックセット:45g |
| 素材 | ボディ:アルミニウム合金 Dカン:ステンレス 表面処理 本体 アルマイト仕上げ |
| セット内容 | 本体:1個 アダプター&フックセット:1セット |
まずはディテールからチェック

商品名は、「キャンプライフマルチフック」。愛知県発のバイクメーカーが手掛けるキャンプブランド、MIGRATRAIL(ミグラトレイル)のアイテムです。

出典:migratrail
筆者が購入したのは「ブラウン/ルミナス(=蓄光という意味)」カラー。シリコンカバー部分が蓄光仕様になっています。

※実測値です
パッケージを開けてみると、2つのパーツが入っていました。大きさはどちらもポケットライターサイズ。重さは合わせて110gほど。
見た目からして、なんかいろいろギミックが隠れてそうな雰囲気ぷんぷんなんですが、びっくりするのは、やっぱりここからで……
パーツの細分化がハンパない

1つ目はこちら。分解すると3つのパーツになります。これがキャンプライフマルチフックの「本体」です。
基本的にはこの本体をベースに、パーツを足し引きしていくことになります。いわゆる土台ですね。

もうひとつのパーツは、公式サイトの呼び方にならって「アダプター&フック」と呼びます。これもバラすと3つのパーツに。

単なる2つのパーツだけかと思いきや、全部で6つのパーツに分かれるんです。予想以上の細分化……!
使い慣れないうちは「これどこのパーツだっけ」ってなりそうではありますが、パーツが細かいからこそのメリットがもりもりなのです。
できることありすぎ。使用パターン7つ

「マルチフック」という商品名のとおり、多様な使いかたができるのが特長です。しかもそれが唯一無二の独自性があって、筆者はそこにそそられちゃいました。
ここでは筆者のアレンジ含め、7つの活用シーンをご紹介します。
活用1|ポールに挟んで、ギアを吊るす

近年流行りのテーブル用ランタンスタンド。その愛用者にとって、とくに重宝するのがこの使いかた。
ポールに挟むだけで、小物を浮かせて吊るすスペースが爆誕です!

使用するパーツはこちら。カバーなしのアダプタです。削り出しのアルミ合金ボディがなんともかっこいい佇まい。

このアダプタ、じつはクランプになっているので、ポールに挟んで固定することができるんです。だから……

こんな感じで、ランタンスタンドに引っ掛けられるスペースをプラスすることができます。

さらに、アダプタにはマグネットが内蔵されているので、磁石タイプのLEDライトもペタッとできたり。

さらには、付属のマグネットフックを足すと……

フックポイントが増えます! どこに何を吊るすか、妄想が膨らみますね〜。

クランプの幅は最大1.2cm。さすがに手持ちのタープポールには使えませんでしたが、ポール径1.2cm以内なら取り付け可能です。
活用2|ガイロープにも挟める

挟むのはポールじゃなくてもOK。同じパーツを使って、ロープ径φ3mm~φ12mmにも取り付けることができるんです。
たとえば、こんな感じでLEDライトを吊ってみたり。

ガイロープの好きなところに設置できるので、高い位置・低い位置どこからでも照らすことができて便利。

マグネットフックorDカン、どちらでもギアを引っ掛けることが可能です!
活用3|タープでLEDライトの吊り下げに

応用術はまだまだここから。マグネット機能を活かしてテントやタープの生地を挟み込むと、幕ものに直接LEDライトを吊り下げることが可能です。
アソマタスのハングバーガー的な使いかたができるってわけですね。

使ったパーツはこちら。カバーなしのアダプタと、フックについていたマグネットパーツです。

ちなみに、上のパーツだけでも同じような使い方ができました。
ただし、どちらの方法も強い風などに煽られると落下の恐れがなきにしもあらずなので、状況によってはご注意を。

