記事中画像撮影:筆者
昨夏からバズってる最新「氷のう」知ってる?

去年「アイスパック」という氷のうタイプの保冷グッズを知った筆者。“氷のう”と聞くと布でできた袋を思い浮かべますが、“令和の氷のう”はシリコーンケース。それを保冷できるホルダーに入れて持ち歩ける仕様で、長時間ヒンヤリできる、というスグレものです。
これがSNSを中心にバズっていて、昨夏は売り切れが続出で、真夏になる頃にはすでに手に入らないほど大ヒットしたんだとか。
こういうの使ってたけど…

筆者はこれまで、夏のお出かけには首にかけるネッククーラーとハンディファンを活用してきました。
アイスパックも気にはなっていたんですが、「本当に氷のうで涼めるのか?」とギモンがあって、購入には踏み切れなかったんですよね(そもそも売り切れで手に入らなかった、というのもある)。
新サイズがキャンプと相性よすぎ

なのですが、今年大きいサイズが発売されたのを知って、この大きさなら日々のお出かけはもちろん、キャンプでのメリットも多そうと感じ、ついに導入。
そして使ってみたら、氷のうこそ最強の暑さ対策(保冷)グッズなのでは? と思うくらいよかったです。満足度は100点!
しかもこれ、缶クーラー・保冷剤にもなるんですよ……!
ピーコック アイスパック(シリコーン氷のうタイプ) ABB-L30
| 本体サイズ(約mm) | 76×76×159 |
|---|---|
| 本体質量(約kg) | 0.29 |
アイスパックの使いかた&特長

このアイスパック、生みの親は「ピーコック」。調べてみると、創業75年。老舗魔法瓶メーカーですね。この魔法瓶メーカーとして長年培ってきた「真空断熱構造」の技術がアイスパックには応用されているそう。
そういえばここ2年くらい、氷が1週間も残ると謳った魔法瓶構造のバケツ型クーラーボックスも話題になってたっけ。
ピーコック クーラーバケット
| 実容量 | 9.5L |
|---|---|
| 保温効力(6時間) | 83℃以上 |
| 保温効力(2時間) | 90℃以上 |
| 保冷効力(6時間) | 6℃以下 |
| 口径 | 約22cm |
| 本体サイズ(外寸) 幅×奥行×高さ | 約32×29×37cm ※ハンドルを倒した状態 |
| 本体内部(底からふた下面まで)の高さ中敷あり / 中敷きなし | 24.8cm / 25.4 cm |
| 本体重量 | 約4.7kg |
使いかたはシンプル

アイスパックの大まかなパーツは、保冷ホルダー、シリコーンケース、ふたの3つ。
使うときは、シリコーンケースに水を入れて凍らせるだけです。

ここでポイントなのは、水はふたの1cm下までに留めておくこと。凍った水の膨張によって破損などのトラブルを防ぐためです。
満量は300mlですが、入れる水は250mlくらいが目安です。

水を入れたら冷凍庫へ。3時間後にチェックしてみると……

カチカチに凍っていて、触っただけでもひんやり!
・急いでいるときは、水に氷を足せばOK
- 冷凍している時間がない、すぐに使いたいというときは、水+氷。全部を凍らせなくても、ある程度の冷たさが維持できます。
真空二重構造のホルダーにセットします

シリコーンケースが凍ったら(or 水と氷を入れたら)、ホルダーにセットして完成。あとは好きなタイミングでシリコーンケースを取り出し、冷やしたいところに当てがうだけ。
なおこの外側にあたるホルダー、ステンレス製の真空二重構造になっているとのこと。つまり、サーモスなどが出している保冷保温ボトルと同じ構造というわけです。これは保冷力にかなり期待できるな!
炎天下で使ってみた

ちょうど登山する予定があったので、気温30度超えの日に持ち出してみました。直射日光ギラギラ。歩けば歩くほど滝汗。めちゃくちゃ暑い……そこでアイスパック!

首元に当てたり、脇や膝裏に差し込んだり。血管が太いところをピンポイントで冷やせるため、一気にクールダウンです。くぅ〜〜、最高……。
なお、汗がついてしまっても丸洗いできるので、衛生的に、繰り返し使えます。


