記事中画像撮影:筆者
去年バズったあれに新作が!

モンベル2025春夏の新作として、7月に発売されたこちらの小型ライト。立ち位置としては、夜の散歩などで自分の存在を知らせるための”シグナルライト“……なのですが!

クリップ付きで、タテヨコで角度・向きの変更ができるというマルチさ。そうときたら、キャンプでもいろいろと応用できるんじゃ……と考えてしまうのがキャンパーの性(?)。
というのも、去年レビューした同じくモンベルの「コンパクトマルチランプ」で、この手のライトの便利さは実証済みなんです。しかも値段もほぼ同じ(新作は50円だけ高い)。
というわけで、今回もモンベルの優秀小型ライトをいろいろなところに取り付けて、使い道をあれこれ模索してみたら、なんと7way以上?!

個人的には「コンパクトマルチランプ」より、これから紹介していく「クリップオンコンパクトライト」が推しという結論に至ったので、その理由もあわせてご紹介します。
ここに注目。ポイント4つ
1|親指くらいの小ささ

大きさは親指サイズほどで、重さは電池込みで32g。「コンパクトマルチランプ」も32gなので、まったく同じ重さですね。大きさもほぼ一緒です。

もはやリップクリーム感覚で持ち歩けるので、非常時用にポーチに入れっぱなしにしてもなんら気にならないくらい、存在感が薄いです。いい意味で。
2|ただのクリップ式に見えて、じつは技あり

「コンパクトマルチランプ」はバンジーコード仕様でしたが、新作はクリップ式です。
だからいろいろなところに挟んで装着できるわけですが、実はこれ、ただのクリップじゃなくて……

よく見てください。スリットが入っていてちょっと不思議なデザインですよね。で、使っていくうちに「あ!」と気がつきまして。このスリットがあることで、後付けでゴム紐やカラビナを通すことができるんですよ。
単なるクリップに留まらないところがさすがだな〜と。後ほど紐やカラビナを取り付けてみたいと思います!
3|角度と向きを360度変えられる

もうひとつのユニークポイントは、360度くるくる回転するところ。しかも、ライト本体とクリップ、どっちも回るんです。つまり、使う場面に合わせて狙った方向を照らせるわけです。
「コンパクトマルチランプ」はライト本体のみの回転だったので、1軸回転から2軸回転に進化しているとは……!

この2軸回転がキャンプでとある使いかたをするときにめちゃくちゃ有用でした! こちらも後ほど詳しく触れていきます。
4|バッテリーは電池1本

使用バッテリーは、単4形電池1本です。
最近は電池式のLEDライトが少なくなった気がしますが、電池式のいいところは、明るさが落ちても充電を待たず電池を入れ替えるだけですぐに使えるところ。
なお、ニッケル水素充電池、リチウム電池にも対応しているので、充電式を選んで使うことも可能です。この点は「コンパクトマルチランプ」も同じ仕様です。


