調理以外の”ちょっとしたとき”、どうしてる?

筆者は、キャンプではFEDECA(フェデカ)の「折り畳み式料理ナイフ」を常備していますが、ポケットに入れておくにはやや嵩張るため、引き出し式のコンテナボックスに収納しています。
ブッシュクラフトなどはしないので、主に調理で食材をカットするときなどに使っています。
めちゃめちゃ小さいのがあった!

けれど、調理以外の袋を開けたり麻紐を切るなどの”ちょっとしたこと”のために、引き出しからわざわざナイフを取り出すのは面倒臭いな……と感じていました。
ところが、そんなちょっと使いに最適な、超超小型のナイフを発見。それがこちら、ASOMATOUS(アソマタス)の「Bailout(ベイルアウト)」です。
これがとにかく超コンパクト! むしろ小さすぎてちゃんと実用性があるのか不安になるレベル。なので、実際にさまざまなシーンで使って詳しくレビューしていきます!
アソマタス ベイルアウト
| サイズ | 全長:約47mm 刃長:約15mm 厚み:約3mm |
|---|---|
| グラインド | フラット |
| 材質 | 鋼材:ステンレス(SUS440C) ケース:豚革(撥水加工) |
| 表面仕上げ | ストーンウォッシュ、サンドブラスト |
超超小型ナイフ、アソマタス「ベイルアウト」
全長47mm、刃は15mmの極小

「ナイフをよりスマートに、より身近に、より安全に」がコンセプトの、アソマタス「ベイルアウト」。そのサイズはなんと、4.7×3.0×0.3cm、重さ約11gという小ささ!

ちょっと使いに最適なサイズ感と安全面も考慮された刃の長さは、なんと1.5cm!
そんなに短くてちゃんと使えるの? と思ってしまいますが、刃の先端は本格両刃仕様。ロープや木などの硬いものにも使える耐久性を備えています。
さらに、刃物に慣れてない人でも研ぎ易い「フラットグラインド」という刃付けを採用。ちゃんと切れ味も持続できる工夫がなされているんです。
指輪式ハンドルで安定して持てる

ハンドル部分も極限まで小さくする代わりに、リング形状にしたことで、ここに指を入れれば安定して持てる設計になっています。
さらに、上部の突起は栓抜きとしても使えるもよう。

また、支える指が当たる部分にはギザギザ加工が施され、滑りにくい工夫もしっかりと。
サビに強いステンレス製

材質は、ステンレスの中でもサビに強いSUS440Cを採用。キャンプだけでなく海や川などでもサビを心配せずに使える、まさにアウトドアにぴったりなナイフです。

また、表面仕上げはマットな質感の「サンドブラスト」と、傷の目立ちにくい「ストーンウォッシュ」の2種が展開。好みに合わせて選べるのもいいですね。
今回筆者は「ストーンウォッシュ」の方をチョイス。
キーホルダー感覚で装着できる

さらに、豚革製の専用カバーが付属。携行時に刃先がカバーできて安全なだけでなく、ハトメ付きの穴が開いているのがポイントです。


カラビナなどでズボンのベルトループに装着しておけば、わざわざ収納ボックスから取り出す手間も省け、使いたいときにサっと使えてスムーズです。
また、革ヒモなど通して「ネックナイフ」にするのもオシャレ。
うっかりこのまま出歩いてしまいそうな小ささですが、正当な理由なく刃物を持ち歩くことは軽犯罪法などに違反する可能性があるため、キャンプ場の自サイト外などでの携帯には、十分に注意しましょう。

