記事中画像撮影:筆者
今度は”洋風”の、オモシロ飛び道具を発見…!

これまでにも、さまざまな「宅飲みギア」を紹介してきた筆者。でも、こうして振り返ってみると、「和」のメニューに対応するタイプが圧倒的多数ですね。
が! たまにはワインでトロトロチーズ系の、洋風こってりツマミを楽しみたいな〜と、リサーチしてみたところ……、
下段の”引き出し”がミソ、なコレ

ありました! なんでこう、嗅覚が鋭いんでしょうね、酒飲みは。
その名も、レコルト「ラクレット&フォンデュメーカー グランメルト」(以下「ラクレットメーカー」)。
こちら、上段は普通のホットプレートですが、ご覧の通り、下段の”引き出し”がミソ。なんでもスイスの伝統的チーズ料理「ラクレット」や「チーズフォンデュ」なんかが楽しめるそうな。
ワインが止まらぬ予感大……! 今回はこちらをレビューしていきます。
レコルト ラクレット&フォンデュメーカー グランメルト
| サイズ | 本体:約 幅32.0 × 奥行21.5 × 高さ14.0cm プレート:約21.0 × 奥行21.5 × 高さ1.5cm ミニパン:約9.0 × 奥行18.0 × 高さ3.0cm ココット:約13.5 × 奥行10.0 × 高さ5.0cm |
|---|---|
| 重量 | 本体(プレート・ミニパン含む):約2.0kg ココット:約280g / 1個 |
| 電源 | AC 100V 50/60Hz |
| 消費電力 | 650W |
| 材質 | 本体:ステンレス、ナイロン プレート:アルミニウム(ノンスティック加工) ミニパン:スチール(ノンスティック加工)、ナイロン ココット:陶磁器 |
「ラクレットメーカー」はこんなマシンだ!
全8点!2段フル活用のセット

「ラクレットメーカー」がただのホットプレートと大きく異なるのが2段構造。しかも、上下同時に加熱できるのです。
それを最大限に生かす付属品は、本体・プレート・ミニパン×4・ココット×2の全8点!レシピブックも付属した充実の内容です。
そして、そもそも4人用想定なので、家族でも楽しめます。これまでの1人飲み専用マシンと異なり、これは購入のハードルも下がりそうな……。
本体は650Wの本格派

本体サイズは幅約32.0×奥行21.5×高さ14.0cmと、家庭用としてはコンパクト。
上段には一般的な電熱式ヒーターを備え、ここに「プレート」を設置して使用。そして、下部には輻射熱を発生させるステンレス板が配置され、ここに「ミニパン」を設置して使う設計です。

サイドの電源スイッチはダイヤル式で、OFFからMAX方向へ回すと温度が上がります。
電力はAC 100V 50/60Hz、消費電力650Wと、ポータブル電源でも対応できるレベル。車中泊なんかでも使えそうです。なお、連続使用の上限は1時間程度。
注意点として、自宅での使用時は「壁のコンセントからの直接電気取り込み」が推奨されています。
プレートは裏表で使い分けも

アルミ製の「プレート」は専用品で、ピッタリと上部に納まります。そして、こちら両面仕様で、ツルツルの面は付属ココットでチーズフォンデュをおこなうときに使用。

反対の面には波線加工が施され、焦げ付きにくく脂も落ちやすいので、焼き物に便利です。もちろんこちらでもフォンデュは可能。
なおサイズは約21.0×奥行21.5×高さ1.5cmと、A4サイズぐらい。3〜4人家族なら、焼肉なんかにもちょうど良い大きさですね。
ラクレット用のミニパン

ラクレットでチーズを溶かしたりする「ミニパン」は約9.0×奥行18.0×高さ3.0cm。スチール製で、一部ナイロン加工されています。
チーズを溶かす以外にも、こまごまとした食材を乗せられるサイズ感。

で、これが4枚もついてくるのはありがたい。ヒーターの下に置けば、上からはプレート、下からはステンレス板の輻射熱に挟まれ、溶かしたり焼いたりができるワケです。
なお、本体+プレート+ミニパン4点で重量は約2.0kg。車中泊でも気にならないレベルです。
ココットでフォンデュ

チーズフォンデュなどに使用する「ココット」は、ちょっと高級感のある陶磁器製。約13.5×奥行10.0×高さ5.0cm。重さは1つ280gとしっかりしたものです。
2つ付属していて、小皿代わりや、ミニグラタンなんかにも使えそう。
ただし、プレートが冷えた状態から乗せないと、割れるリスクがあるので要注意です!

そして、「ココット」を2つ置いてもプレートに空きスペースがあるので、フォンデュする食材も同時に焼けるのが斬新。食材まで熱々のチーズフォンデュが楽しめるワケです。
オプションでピザも同時に焼ける

出典:recolte
さらに、「ピザプレート」も別売りオプションとしてラインアップ。こちらを買い足せば、上段で焼肉をしつつ、下段でピザを焼くなんてワザも可能になり、見るからに豪華です。

ここまでいろいろできると、かえって2段の使い道に悩んでしまいそうですが、その点も心配ご無用。
付属の「レシピブック」が参考になり、基本から応用編まで、あらゆるメニューが楽しめます!



