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モンベルのソレイユスクリーン

コレ知ってる? 春のアウトドアにもおすすめの“モンベルの大型ギア”を、隅々までレビューしてみたら…

モンベルの「ソレイユスクリーン」をレビュー! モンベルと言えば山岳系のミニマムなテントが主流のイメージですが、じつは4~6人のファミリーやグループでも使えるフロアレスシェルターもあるんです。

今回は、隠れた名品として注目されてきたこのタープをフィールドでレビュー。細かい設営方法や建て方のコツ、実際に使ってわかったメリットや、ちょっと惜しい点など詳しくレポートします!

目次

記事中撮影画像すべて:筆者

モンベルは大型シェルターも要注目!

モンベルのシェルター

出典:montbell Facebook

モンベルといえば、言わずと知れた日本を代表する総合アウトドアメーカー。ウェアやギアなど登山を中心としたアイテムが目立ち、テントやタープも登山向けのイメージがありますよね。

隠れた名品!大型タープ「ソレイユスクリーン」をレビュー

モンベルのシェルター

そんな中、キャンプでも快適そうな幕が。その名も「ソレイユスクリーン」。フランス語で“太陽”を意味するこちらは、4~6人でも使える大型のフロアレスシェルターです。

今回は、隠れた名品とも言われる「ソレイユスクリーン」をレビュー。暖かくなってきた今日この頃、キャンプ始動に向けて新幕を探している方、ぜひ参考にしてみてくださいね!

まずは収納状態とセット内容をチェック

モンベルのシェルター

こちらが収納状態。説明前に内容物からチェックしていきましょう。

モンベルのシェルター

収納状態のサイズは、約31×26×71cm。総重量は約11.6kgですが、使用人数的にオートキャンプが前提になりそうなので、さほど問題はない範囲でしょう。

モンベルのシェルター

収納袋はベルトで絞れるタイプ。ざっくりと袋に入れてからコンパクトにすることができます。これくらい大きな幕の収納には、ありがたい機能ですね!

モンベルのシェルター

収納袋の中には、幕・ポール・ペグが入っています。ポールには設営時に役立つ、色違いの印がありますね。

モンベルのシェルター ペグ

アルミのVペグは2種類。19cmが14本、27cmが6本あります。重量感もありV字構造のため、強度がありそう。張り綱も6本あったので、27cmと対応しているようです。

設営してみる

モンベルのシェルター設営
それでは設営してみます。大型の幕なので2〜3人以上での設営が推奨されていますが、今回はスタッフが足りなかったので頑張ってひとりで設営してみました。

序盤はトンネル型テントと同じ

モンベルのシェルター設営

まずは四角を引っ張り、幕を広げていきます。パッと見では正方形に近い形状で広がります。

モンベルのシェルター設営

ポールに色違いがあったように幕にも当然色分けが施されていて、オレンジ色のテープ側が後ろになるようです。幕だけ広げると前後わからなくなるので、これは親切!

モンベルのシェルター設営

使うポールは5本。この分、収納サイズと重量が増しているのでしょう。

モンベルのシェルター設営

組み立てたらテープの色に合わせて近くに置いておきましょう。

モンベルのシェルター設営

色分けに従ってポールを通していきます。

モンベルのシェルター設営

ポールは長めなので、幕のスリーブ(筒状の部分)を引きながらポールを押して通すのが基本!

モンベルのシェルター設営

3本のポールを、並列に幕のスリーブに通します。

モンベルのシェルター設営

ポールを通し終わったら、両端のテープのグロメット部分にポールの先端を固定

モンベルのシェルター設営

ポールを3本固定できたら、半円の形状で片側に倒して寝かせておきます。ヒルバーグのケロンなど、非自立式テントのペグダウン前と同じような状態ですね。

立ち上げていきます

モンベルのシェルター設営

余った2本の色なしポールを、寝かせた幕の側面に置きます。

モンベルのシェルター設営

寝かせておいた幕を起こしていきます。片側だけでもペグダウンしておくと作業しやすいかもしれません。今回は風も弱いのでこのまま続行しました。

モンベルのシェルター設営

前後の入り口側にあるグロメットに、横に置いていた色なしポールを固定します。このとき幕を引っ張っていくことで、徐々にシェルターの形状になっていきます。

モンベルのシェルター設営

もう1本の色なしポールも、対面側で同様の作業を行ないます。立ち上がったら、フックを側面のポールに引っ掛けていきます。

モンベルのシェルター設営

中心部にはフックが2個付いており、ポールを挟み込むように固定する仕組み。

モンベルのシェルター設営

ひとまず自立までできました! 「ソレイユ」というフランス語由来からか、色合いは南仏なイメージ……? 優しい色なので、大きい幕ですが圧迫感がありません

モンベルのシェルター設営

中に入ってみると、底部分に3本のテープがあります。このバックルを引っ張ることで、しっかりと自立します。

モンベルのシェルター設営

再び外に出ます。本体底部分にループが14箇所あるので、これをペグで固定(19cm)。14箇所は、けっこう多い印象ですね。

モンベルのシェルター設営

張り綱を結んで、プラス6箇所のペグダウン。ひとりで20箇所のペグダウンは、なかなか応えますね! とはいえ、このサイズながら、ひとりでも設営ができないことはないとわかりました。

モンベルのシェルター設営

設営完了です! 横から見るとロゴのある左側が高くなっているのがわかりますが、ほぼシンメトリーなドーム形状。ロゴが控えめなのも好印象です。

今回ひとりで設営にかかった時間は、撮影しながらだったので40~45分程度。大きいですが一般的なドームテントに近い構造なので難しくはなく、時間がかかるのはペグダウンだけなのでm2〜3名いれば20〜30分で設営できるのではないでしょうか。

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