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FLEXTAIL GEARのZERO PUMPとTINY PUMP

【今や必需品】SNSでバズってる「ZERO PUMP」を、あの定番ギアと徹底比較してみた

キャンパーにはお馴染み、必須ギアとなったエアポンプ。そんななかでも、「FLEXTAIL GEAR」の製品はほとんどの人がご存知ではないでしょうか。

今回は、そんなエアポンプ界の雄「FLEXTAIL GEAR」を一気にメジャーブランドに押し上げた「TINY PUMP」、アルミ削り出しのイカしたビジュアルと軽量さで、SNSでバズっている「ZERO PUMP」を使い比べてみました!

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目次

エアポンプ界の雄「FLEXTAIL GEAR」の2大アイテム

FLEXTAIL GEARのZERO PUMPとTINY PUMP

突如現れたポータブルサイズのエアポンプですが、そんなエアポンプ界の雄といえば、いまやキャンパーにはおなじみの「FLEXTAIL GEAR」。

2022年に「TINY PUMP」が日本初上陸し、アウトドアアクティビティで使用するエア製品の設営が一気に快適になるエアポンプは、瞬く間に定番アイテムとなりました。

そんなFLEXTAIL GEARからTINY PUMPの後継機として発売され、ここ最近バズっているのが「ZERO PUMP」です。

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    FLEXTAIL GEAR ZERO PUMP

    サイズ直径26×75mm
    重量約33g
    バッテリー容量650mAh(専用充電池)
    風量180L/分
    空気圧2.5kPa±10%
    動作時間約25分
    使用目安シングルマット約25枚分
    付属品専用充電池・専用ノズル×6・USBケーブル

      FLEXTAIL GEAR 3-IN-1 TINY PUMP 2X

      サイズ45×43×58mm
      重量約100g
      バッテリー容量600mAh
      風量180L/分
      空気圧動作時間30分
      使用目安シングルマット約30枚分
      明るさ30ルーメン、120ルーメン、230ルーメ
      連続点灯時間10時間、2.5時間、1時間
      付属品収納袋・専用ノズル×5・USBケーブル

      実際に使い比べてみた

      FLEXTAIL GEARの看板アイテムとなり、SNSでもバズり散らかしている「ZERO PUMP」。でもなんでそんなにバズってるの? TINY PUMPとの違いは? という疑問が湧いてきました。

      筆者も「TINY PUMP」をすでに持っており、満足しています。なのに、どうしてみんな買い足すんだ……?

      そこで、「ZERO PUMP」と「3-IN-1 TINY PUMP 2X」、同社製品を実際に使い比べてみることにしました!

      サイズ・重量

      まずはサイズと・重量。スペック上は以下の通りです。

      3-IN-1 TINY PUMP 2X
      3-IN-1 TINY PUMP 2X
      ZERO PUMP
      ZERO PUMP
      サイズ46 × 59mm26 × 75mm
      重量100g33g

      長辺はZERO PUMPの方が若干長いですが、幅は半分以下、重量に至ってはたったの1/3、33gという衝撃の軽さ。

      どちらも手のひらにおさまるサイズではありますが、ZERO PUMPはリップクリーム程度のサイズ感で、ポケットに入れても嵩張りません。

      パワー(マットへの送風と逆風)

      FLEXTAIL GEARのZERO PUMP

      おそらく一番気になる人が多いであろう、パワー。公式サイトでは、どちらも風量180L/分という同等の数値となっていますが、ここは実際に使用して比べてみます。

      FLEXTAIL GEARのZERO PUMP

      実際に使い比べてみた結果、個体差はありますが、マットの膨らむスピードはそこまで大差がないという結果に。

      ただし、ノズルのフィット感によって違いがあったので、ノズル検証する際に解説します。

      稼働時間

      FLEXTAIL GEARのTINY PUMP

      稼働時間は、公式サイトによるとTINY PUMPが30分、ZERO PUMPが約25分とのこと。サイズがここまで違うのに、稼働時間が5分しか変わらないというのは驚きです。

      環境やマットサイズにもよりますが、どちらも約1分で膨らませることが可能でした。

      例えば家族4人分のマットの設営・撤収をするとしても、単純計算で稼働時間は8分。一度のキャンプでは十分すぎるくらいの稼働時間です。

      ノズルの汎用性

      FLEXTAIL GEARのZERO PUMPとTINY PUMPのノズル

      いくらパワーがあっても、適合するノズルでなければ宝の持ち腐れです。FLEXTAIL GEAR製品にはそれぞれの製品に、専用のノズルが複数種類付属しています。

      今回はそれぞれのノズルが、どれだけのアイテムに対応しているのか、複数種類のマットと浮き輪によくある吹き込み口を使って検証してみました。

      検証したアイテム

      ⚫︎モンベル「AIR PAD150」
      ⚫︎ニーモ「tensor 20M」
      ⚫︎クライミット「Inertia Ozone」
      ⚫︎イスカ 「Non-Slip Pillow」
      ⚫︎サバティカル「Ellery Sleeping Pad STD」
      ⚫︎ノーブランド「エアーマット」
      ⚫︎フィールドア「INFLATABLE MAT」
      ⚫︎ダイソー「エアー枕」

      モンベルニーモクライミットイスカサバティカルノーブランドフィールドアダイソー


      直径17mm17mm21mm16mm16mm (内径)
      20mm(外径)
      17mm(内径)20mm(内径)
      ZERO PUMP××
      TINY PUMP

      ご覧の通り、「TINY PUMP」の方が対応できるマットのパターンは多いという結果に。

      「TINY PUMP」はシリコン製のアタッチメントがあることで、バルブタイプの大半をカバーすることが可能です。

      プラスチックノズルも適応可能な径のものは多いのですが、フィット感がイマイチなものもいくつかあり、ハンズフリーでの使用は難しいことが多いです。

      FLEXTAIL GEARのZERO PUMP

      対して「ZERO PUMP」は、吹き込み式に弱い印象でした。ただし、FIELDOORのように径がジャストな場合フィット感が強く、ハンズフリーで膨らませることが可能でした。

      バルブ式にはほぼ対応できる印象なので、やはり登山装備やULギアとの相性が良いように感じます。

      FLEXTAIL GEARのZERO PUMP

      また、ポンプとパッドの向きがわかるように、ノズルに記載されているのも親切。本体にも「INFLATE」「DEFLATE」の記載があるため、初めての使用でも迷うことはありません。

      FLEXTAIL GEARのTINY PUMP

      「TINY PUMP」に付属している、浮き輪用のノズルは「ZERO PUMP」には付属せず。

      ただし、CAMP HACK STOREマネージャーのきむ23がなんと、200円でカスタムしちゃったみたいなので、気になる方はチェックしてみてください。

      【ZERO PUMP】浮き輪などを膨らませたい!きむ23の200円カスタム術

      ポンプ以外の機能

      FLEXTAIL GEARのZERO PUMP

      ポンプとして以外の機能、ディテールにもフォーカスしていきます。

      LEDライト機能

      FLEXTAIL GEARのTINY PUMP

      LEDライト機能は、「TINY PUMP」のみに付属する機能。

      明るさも調節することが可能で、リングを使用してあらゆるところにぶら下げたり、マグネットで車などの金属部分に固定して使用することが可能です。

      携帯性能

      FLEXTAIL GEARのZERO PUMP

      「TINY PUMP」は袋が付属していますが、ノズルがばらけてしまいます。また、ノズル装着はキツいわけではないため、何かの拍子に簡単に外れてしまうことも。

      対して「ZERO PUMP」は伸縮性があり、ノズルにフープも付属。装着した状態でもまず無くすことはありません。

      特定のノズルしか使用せず、すぐに取り出せる場所にぶら下げておきたい、ULキャンプや登山などにはベストです。

      バッテリー周り

      FLEXTAIL GEARのTINY PUMP

      それぞれUSB-C端子での充電が可能ですが、「ZERO PUMP」はセットされた電池に充電する必要があります。

      ZERO PUMPのバッテリー

      手間が1つ増える分、使い勝手が悪そうに見えますが、懐中電灯やカメラに使用されるRCR123A(充電池)、CR123A(使い切り式の乾電池)といった市販の電池も対応しており、ハイブリッド仕様に。

      電池を1つ持っておくという保険をかけられるのは、メリットになりえます。

      エアダスター・ブロワーとして

      FLEXTAIL GEAR 「ZERO PUMP」でキーボードのほこりをとる

      基本的にポンプとしての機能を応用して、ジップ付き袋などの圧縮に利用したり、キーボードなどのホコリをふきとばすブロワーのように使ったりすることができます。

      ZERO PUMPはどんな人におすすめ?

      FLEXTAIL GEARのZERO PUMPとTINY PUMP

      バズってる「ZERO PUMP」と「3-IN-1 TINY PUMP 2X」を使い比べてみた結果は……!

      空気を入れる、抜くといったメイン機能についてはほぼ互角! 細部までみると、どちらも一長一短あり、アウトドアスタイルによって合う人、合わない人がいるというのが結論です。

      そんななかでも、ZERO PUMPはやはりその携帯性の高さと、アルミ合金ボディという堅牢性から、登山やULキャンプなどシビアな環境で使用する人に特におすすめしたいです。

      FLEXTAIL GEARのZERO PUMP

      個人的には、見た目のカッコよさは所有欲を満たしてくれるので、デザインも選ぶ理由になる人にとっては魅力的なアイテムではないでしょうか。

      対して、「TINY PUMP」はオールマイティで安価なため、ファミリーキャンパーや荷物量、サイズを気にしなくても、機能が十分であれば問題ない人にはベストな選択です。

      1000円クーポン実施中

        FLEXTAIL GEAR ZERO PUMP

        サイズ直径26×75mm
        重量約33g
        バッテリー容量650mAh(専用充電池)
        風量180L/分
        空気圧2.5kPa±10%
        動作時間約25分
        使用目安シングルマット約25枚分
        付属品専用充電池・専用ノズル×6・USBケーブル

          FLEXTAIL GEAR 3-IN-1 TINY PUMP 2X

          サイズ45×43×58mm
          重量約100g
          バッテリー容量600mAh
          風量180L/分
          空気圧動作時間30分
          使用目安シングルマット約30枚分
          明るさ30ルーメン、120ルーメン、230ルーメ
          連続点灯時間10時間、2.5時間、1時間
          付属品収納袋・専用ノズル×5・USBケーブル

          結論、どちらも満足できるギアでした

          FLEXTAIL GEARのZERO PUMPとTINY PUMP

          それぞれポンプとして十分満足できる機能を備えた、FLEXTAIL GEARの2大エアポンプ。

          はじめはどちらを選ぶべきなのかわからなかったのですが、実際に使用してみて、それぞれ違った良さがありました。

          キャンプスタイルや日常使いの頻度など、人によって最適な方を選べる選択肢があるのも嬉しいですね。

          一家に1つ、いや1人一つのFLEXTAIL GEAR、おすすめです!

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