あのランチボックスがクッカーとして使える!
雑貨店で見かけるオシャレなゼブラの中皿付きランチボックス。お弁当用に使うのが主ですが、素材はオールステンレス。つまり直接火にかけて調理もできるクッカーでもあるのです。その魅力と確かな実用性について、ソロキャンプ飯の作り方とともに紹介しましょう。
ゼブラの中皿付きランチボックスの構造ですが、ハンドル付きの鍋、中皿、フタの3つからなり、フタを閉じてハンドルを留めるとしっかり密閉できます。もともと中の食材をこぼさないための仕組みなのか定かではありませんが、このフタの構造、なにかに似ていませんか?そう、飯盒です。この構造を活かして、ご飯を炊いてみることにします。
中皿を使う場合は、0.5合以下で!
では、このランチボックスで、缶詰を使った炊き込みご飯を作ってみましょう。今回は中皿を使用するので、吹きこぼれを防ぐために0.5合でチャレンジ!
使う燃焼器具は、シングルバーナーひとつ。ご飯を炊きあげて蒸らしている時間にもう1品、シェラカップでスモークを作っちゃいます。
【帆立の炊き込みご飯とスモーク・ソーセージの材料(1人分)】
{炊き込みご飯用}
●米(無洗米)……0.5合
●帆立貝柱水煮缶詰……1缶
●塩昆布……ひとつまみ
●しょう油……小さじ1
●チューブしょうが……小さじ1
●水……※分量の目安は、のちほど説明
●冷凍枝豆……中皿に載るだけ
{スモーク用}
●スモークチップ(お好みの香りで)……2つまみ程度
●ソーセージ……1袋
まずは炊き込みご飯を作ります。ランチボックスの鍋部分に米と水を入れます。米を平らにならして指を垂直に入れた状態で米に指先をつけ、水面が爪の付け根に来るくらいが適量の目安です。