EV関連メーカー「ダブソン」から、次世代バッテリー搭載モデルが登場
防災需要の高まりも相まって、今年も市場が盛り上がっていたポータブル電源。秋冬のキャンプでは暖房器具の使用や、冬休みの連泊など、さらに活躍の場が広がります。
今回は、そんなポータブル電源のなかでも、CAMP HACK編集部が注目するメーカーをご紹介!
それが、EV用充電機器の大手メーカー、DABBSSON(ダブソン)。80以上もの特許技術を持っており、その製品クオリティの高さには定評があります。すでに家電通の間では注目のメーカーになっているのだとか。
秋冬キャンプにも最適な「DBS1400Pro」
そんなダブソンのラインナップのなかでも注目なのが「DBS1400Pro」。
バッテリー容量は1,382Wh(ワットアワー)で、最新のスマートフォン(4,000mAh)を約73回充電でき、2〜3人での1泊2日のキャンプも余裕なサイズです。
また、必要十分な出力ポートを備えていて最大13台の機器に同時給電が可能。
・100W USB-Cポート ×2
・30W USB-Cポート ×1
・18W USB-Aポート ×2
・12W USB-Aポート ×1
・シガーソケット出力ポート ×1
・20A AC出力ポート ×3
・30A NEMA TT 30ポート ×1
・DC5521ポート ×2
ポータブル電源のパワーを示す定格出力は、2,400W(ワット)とかなりのハイパワー。ドライヤーや洗濯機など、多くの家電が使えます。
と、ここまではよくあるスペックですが、圧倒的に違うのがバッテリーの質。実は、従来のポータブル電源よりかなり進化しているんです。
圧倒的に安心安全!「半固体リン酸リチウムイオンバッテリー」
「DBS1400Pro」は、まだ採用しているメーカーの少ない次世代型電池「半固体リン酸鉄リチウムイオンバッテリー」が搭載されているのが大きな特徴。
このバッテリーはもともと、安全な電気自動車を作るために生まれたテクノロジー。
従来型のリチウムイオンバッテリーと違い、中身が液体ではなく、半固体なので、液漏れや発火のリスクがかなり低く、安全性が高いのが魅力です。
だから動画のように、釘を刺し実験を行なっても爆発しません。これはすごい!
おまけに、製造時の環境負荷も少ないので、現時点での理想的なバッテリーといえます。
長寿命だから、買い替え知らず
このバッテリーの魅力は安全性の高さだけではありません。それにくわえて、長寿命さもこの次世代型バッテリーの特徴。
4,500回以上の充電が可能で、従来のポータブル電源と比較すると買い替えの頻度も少なく済み、長い目で見るとコスパがいいんです。
さらに、初期容量の80%以上の性能維持が15年間も持続するうえ、業界でもあまり見ない5年保証(3年基本保証+2年保証延長)まで付いているので、とても安心!
他にも充実のサポート体制や、廃棄の際には無料回収まで行うなど、「買って終わり」ではないのがうれしいところ。
とはいえ、実際の使い勝手はどうなの? というわけで、秋冬キャンプに持ち出してみました!