撮影:筆者
興奮と静寂の新たなキャンプ体験
日本を代表するサーキットの一つ「富士スピードウェイ」。
毎年、国際レースがいくつも開催されるサーキットの代表的な高速コーナー「100R」の内側に、キャンプ場「RECAMP 富士スピードウェイ」が誕生しました。
どんなキャンプ場?
このキャンプ場の魅力はなんといってもそのギャップ。
昼間は、サーキットを駆け巡るレーシングカーのエンジン音とスピード感に心躍り、夜は富士山の麓の静寂に包まれる。
昼と夜の対極の雰囲気が、これまでにない全く新しいキャンプ体験なんです。
キャンプ場はレーシングコースの中
「RECAMP 富士スピードウェイ」は高速コーナーの内側に位置しています。
このサーキット内に泊まれるという環境は、なんと世界初! キャンプサイトからは高速で走行するレーシングカーを眺めることができます。
富士スピードウェイのゲートをくぐりキャンプ場に向かう道には「路面アート」がお出迎え。
モータースポーツやキャンプに関する絵や言葉が描かれています。
管理棟横にはオフロードラジコンコースを建設予定。Eバイクの貸し出しもあり、広い場内をサイクリングで楽しむこともできます。
シャワーやトイレなど水回りも快適
シャワー室は場内に2ヶ所設けられており、中も洗練された空間。
キャンプ場利用者は全員無料で利用ができるようになっています。
トイレも同じく管理棟横と場内の合計2ヶ所に用意。キャンプ場のトイレが不安という人も安心して利用できますね。
レース好きの心くすぐる仕掛けも
管理棟近くに設けられたコミュニティスペースは、キャンプ場利用者なら誰でも自由に焚き火ができる空間。
この場所には、サーキットコース内に使用されているグラベルという石が敷かれています。レース好きの心をくすぐる仕掛けも嬉しいところ。ぜひ現地で探してみてください。
他にも通路のコーナーの縁石が、赤白に色付けされていたり、海外のサーキットで使用されている案内看板を使うなど、サーキットらしい演出が至る所に散りばめれています。
また、場内の通路は全てアスファルトが敷かれており、愛車が汚れにくくなっています。これも一般的なキャンプ場とは違う点ですよね。
次は全36サイトの詳細をご紹介します!
犬連れもOK。テントからコテージまで多彩なサイトが勢揃い!
全8種類36サイトが用意されている「RECAMP 富士スピードウェイ」。
車好き流涎もののガレージハウスや、愛犬とノーリードで楽しめるオートサイトやドッグトレーラーコテージ、展望デッキ付きコテージなど、そのバリエーションはとても豊富です。
オートキャンプサイト(定員6名)
こちらは、AC100V電源コンセント付きのオートキャンプサイト。駐車スペースを含めおよそ100㎡となっています。
ドッグオートキャンプサイト(定員6名)
愛犬とノーリードで楽しめるドッグオートキャンプサイトは、全部で3サイト。140㎡の広さのサイトは、高さ150cmのフェンスで囲われており、愛犬ものびのび楽しめます。
サイトの中には温水が使えるシンク、愛犬用の足洗い場、AC100Vの電源も設置。とことん快適にキャンプを楽しめるようになっています。
ルーフデッキ付きドッグオートキャンプサイト(定員6名)
こちらは、ルーフデッキがついたドッグオートキャンプサイト。数は全2サイト。
高さ150cmのフェンスに囲われた約160㎡のテント用スペースと、ルーフデッキの下には屋外シンクと家具がセットになった常設のアウトドアリビング空間が広がります。
こちらもAC100Vの電源付きです。
ドッグトレーラーコテージ(定員4名)
愛犬も一緒に泊まれるトレーラーハウスに、ドッグランと屋根付きアウトドアリビングが組み合わされたドッグトレーラーコテージ。
約100㎡あるドッグランスペースにはテントの設営もOKとなっていて、さまざまなキャンプスタイルが楽しめるようになっています。
トレーラー内にはエアコンがついており、一年中快適に過ごせます。ペット用のケージが備え付けなのも、ペットオーナーとしては嬉しいポイントです。
展望デッキ付きトレーラーコテージ(定員4名)
3つある展望デッキ付きトレーラーコテージは、デッキ上からサーキットを眺められるほか、デッキ下ではBBQが楽しめるアウトドアリビングが用意されています。
芝生のリビングスペースも用意されており、それぞれ自由にキャンプを楽しむことができます。
キャンピングガレージハウス(定員4名)
こちらは、車好きには流涎もののガレージ内で愛車と一緒に宿泊できるキャンピングガレージハウス。
キャンプ場唯一のガレージサイトとなっており、オープン前から予約が埋まるほど人気のサイトです。
ガレージ内はエアコン、冷蔵庫、BBQガスグリル、キッチンが完備。ガレージ内で宿泊ができるようになっています。
展望デッキでからは「100R」が一望でき、他のサイトよりも一段高いテラスから迫力ある走行を楽しめます。
トレーラーヴィラ(定員4名)
なかなか見たことがないこの建物tは、近未来型トレーラーハウス「パークラウンド」。スタイリッシュな外観が特徴です。
展望デッキからは富士山も綺麗に見ることができます。
室内にはトイレ、シャワー、ミニキッチンも完備。レースに合わせた長期滞在にもぴったりです。
ビンテージトレーラーコテージ(定員4名)
最後にご紹介するのは、アメリカから輸入した1970年製のエアストリームをフルリノベーションしたビンテージ感に浸れるサイト。
室内にはWベッド、シャワー、トイレ、キッチン(冷蔵庫、電子レンジも)が完備されています。
併設された展望デッキからはレーシングカーと富士山の両方を楽しむことができます。
他にも体験コンテンツがいっぱい!
手軽にモータースポーツを楽しめるレンタルカート(7周1600円、タンデムカート7周2200円)。フォーミュラーカーやGTカーが走行するグレード1サーキットの国際レーシングコースを自分の車で走行できる体験走行(1台3300円)。
富士モータースポーツフォレスト ウェルカムセンターでは、さまざまな車両の展示やイベント、ミニ四駆コースも常設されており、レンタルマシンで無料体験もできます。
また、車好きなら大喜びの富士モータースポーツミュージアムや、テラスショプカフェからは富士スピードウェイの壮大なパノラマを楽しめます。
「RECAMP 富士スピードウェイ」は、レースファンも楽しめるコース内にできた世界初のキャンプ場。ぜひ誰よりも早く世界初のキャンプ場を楽しんでみてくださいね!
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