CAMP HACK STORE 1枚でキマる。

たった6gの「ピンチリフター」が超便利!熱々のクッカーも余裕だよ

最近ちょっと流行っているのが、持ち手がない「ノーハンドルクッカー」。スタイリッシュでいいのですが、熱々の状態だと持つときに困りますよね。でも、それだけのために嵩張るリフターを買うのもなぁ……。

そこで便利なのが、EPIの「ピンチリフター」。たった6gで荷物にもならない超便利グッズ、使わないなんて損かも!?

本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。

目次

アイキャッチ・記事中画像撮影:筆者

ノーハンドルクッカーの使い勝手を上げたい

EPIのピンチリフター

ここ最近UL志向のキャンパーの中で流行しているのが、「ノーハンドルクッカー」。私もここ数年愛用しているのですが、何せ持ち手がないので熱々の状態で持つにはシリコンバンドやリフターが必要になります。

特にリフターに関しては、ミニクッカーの中に収まるものが少なく困っていたところ……

これは良さそう!EPIの「ピンチリフター」

EPIのピンチリフター

そんな折に発見したのが、EPIgasの「ピンチリフター」。何でも小指以下の小ささで、その名の通りリフターとして使えるアイテムなんだとか。

荷物は極力軽く少なくしたいULスタイルに、めちゃくちゃフィットするのでは? ということで、さっそく使ってみました!

クッカーを挟む極小ピンチ

重量は、わずか6g!

EPIのピンチリフター

まるでおもちゃのように小さいピンチリフターの重量は、たったの6g。500円玉よりも軽いということになりますね。

EPIのピンチリフター

サイズは長さ46mmで10mm角の太さで、わかりやすく表現すると小指程度。本当に小さなリフターです。

大きいサイズのリフターとクッカー
出典:PIXTA

一般的なリフターは長さ10cm以上、重さも200gくらいするものもある中、これは圧倒的に小さくて軽い

材質は、丈夫なチタン

EPIのピンチリフター

ピンチリフターは軽くて剛性の高いチタン製。薄い材質でも曲がったりせず、クッカーをガッチリ掴むことが可能です。熱伝導率も低いので、手に熱が伝わりにくいのもチタンの嬉しい特徴なんですよね。

さて、ここからはピンチリフターを実際に使ってみます。水を入れて持ったときのホールド力はどうなのか? 本当に熱くないか? など、詳しくレビューしていきますよ。

【使ってみた】気になるホールド力は…?

350mlの水は余裕!持ち上げて、そのまま注げた

EPIのピンチリフター

使うクッカーは、私がいつも愛用しているTMR industriesの「W.R.Cooker」。容量は350mlですが、これに並々と水を入れて持ち上げてみたところ、グラつきなどは一切なし

EPIのピンチリフター

持ち手部分もとても小さいため、手で握るというよりは指でつまむ形となりましたが、思っていたよりホールド力は強く、そのままお湯を注ぎ込むことができました。

ミニサイズなら鉄のフライパンもOK

EPIのピンチリフター

普段使うことも多い鉄のフライパンL.T.Pan」にも使ってみました。直径87.5mmで重さは230gというクッカーに収まる小さなフライパンですが、これもガッチリ掴むことができました。

取っ手のないフライパンなので、ピンチリフターの出現は非常にありがたい!

使ってわかった!ピンチリフター「3つのメリット」

1|シリコンバンドと比べると、焚き火で使いやすい

焚き火をするソロキャンパー

これまでシリコンバンドを使用していたときは焚き火にクッカーを入れるのを少しためらっていましたが、リフターなら掴みやすい。

とは言っても小さなリフターなので、あまり火力を上げてしまうとクッカーの回収が難しいですが、適度な焚き火の場合なら有効です。

2|チタン製だから、持っても熱くない

EPIのピンチリフター

材質の部分でも触れましたが、チタンという性質上熱伝導率が低く、熱が伝わりにくいという特性があります。

実際ピンチリフターで熱々のクッカーを持ち上げてみたところ、確かにリフターが熱くなることはありませんでした。バーナーなどで熱している最中でなければ、リフターを素手で持っても「熱ッ!」とならずに済みそうです。

3|使わないときは、テーブルの端に付けておける

EPIのピンチリフター

あまりの小ささに、キャンプ中に見失ってしまいそう……。そこで思いついたのが、使わないときはテーブルの端にくっつけておくこと!

スペースの節約にもなり、片手でサッと回収できるので、必要なときはすぐに在り処がわかって便利でした。

しかも!スタッキング面も超優秀

ノーハンドルクッカー

「これだけ小さければ、さぞ収納も快適だろう」ということで、ピンチリフターを使って実際にスタッキングしてみることに。

わずか350mlのミニクッカーに、このピンチリフターを含めるとどれくらい入るのでしょうか……?

クッカーのスタッキングされた小物類

結果はご覧の通り、ガス缶・ガス缶スタビライザー・バーナー・ライターなどを入れた後でも、ピンチリフターは難なく入りました。

ミニクッカー内ですべてのアイテムを完結させることができるので、極小サイズのピンチリフターは収納にもかなり便利です。

愛用のシリコンカップにも余裕で入る

シリコンカップに入ったピンチリフター

私がよく愛用しているアウトドアカップがWILDOのフォールダーカップ」なのですが、これを畳んだ状態でもピンチリフターを収納できました。

カップに入れたまま色んなクッカーに収納できるので、これは嬉しい!

ココは気をつけたい

食材などの入れすぎには要注意

EPIのピンチリフター

ピンチリフターは指でつまむ持ち方にはなるので、クッカー内の入れすぎには注意。一食分のレトルトおでんを入れたところ、若干重さに耐えきれなくなりそうになりました。

“付けっぱなし”にはしはいこと

EPIのピンチリフター

また、リフターの長さはわずか46mmなので、チタン製とは言え熱々のクッカーに付けっぱなしでしばらく放置すると持ち手部分まで熱が伝わり、持てなくなってしまいます。こまめに脱着するように心がけましょう。

熱々のクッカーも、コレで余裕!

EPIのピンチリフター

これまでハンドルがクッカーにスタッキングできなかった私にとって、ピンチリフターはとても嬉しいアイテム。これからは、お気に入りのノーハンドルクッカーと合わせて持っていきたいと思います。

たった6gでキャンプを快適化できる便利グッズ、皆さんもぜひ使ってみてはいかがでしょうか。

✔こちらの記事もおすすめ