ザ・ノース・フェイス主催の「MOUNTAIN FESTIVAL」に参加してみた!
THE NORTH FACE主催のアウトドアイベント「MOUNTAIN FESTIVAL(マウンテンフェスティバル)」が、2024年9月7日〜8日に開催されました。
ザ・ノース・フェイスの人気にくわえ、5年ぶりということもあり、たくさんのアクティブ派のアウトドア好きさんたちの参加応募が殺到。チケットは完売とのことでした。。
イベントの会場は、北アルプスの山麓、長野県大町市にある木崎湖キャンプ場。豊かな広葉樹林に囲まれた、透明度の高い木崎湖の好ロケーションが魅力の場所です。
その日は、天候に恵まれながらも、764mの高い標高と林間サイトのおかげもあって、夏なのに涼しい環境でした。
メインのコンテンツはアクティビティ
「マウンテンフェスティバル」のメインコンテンツは、この木崎湖の環境を活かして楽しむアウトドアアクティビティの数々。
豊かな自然のなか、思いっきりカラダを動かし、心身共に健康になりつつ、新たなアクティビティの楽しみと出会えるイベントになっています。
ザ・ノース・フェイスのテントでキャンプ泊
チケット購入者には、追加料金なしで、ザ・ノース・フェイスのテントを借りられる特典も付いています。
テントを持っていない方や、交通機関での移動の荷物を減らしたい方にはうれしいところ!
アクティビティとキャンプを一緒に楽しめるのもこのイベントの魅力。
豪華ノベルティのおもてなし
参加者への特典やおもてなしの手厚さも「マウンテンフェスティバル」の魅力。会場についてまず手渡されたのが。このノベルティセット。
参加証も兼ねたシリコンバンドや、ザ・ノース・フェイスのロゴ入りのエコバッグ、イベントのロゴがレーザー刻印された真空保冷マグ。アクティビティ中の運動着として、オリジナルプリントが施された速乾Tシャツまで用意されています。
どれもイベント中、役に立つアイテムなのが考えられてますね!
さらには、ウェルカムスイーツのおもてなしも。運動前のエネルギー補給もしてくれます!
こちらは、信州りんご発祥の地で100年間りんごを作り続けてきた「やまだい農園」のフローズンチーズケーキ。カラメリゼされたタルト生地のなかにはリンゴのコンポートが入っていて美味すぎでした!
来場早々、すでに質の高いイベントの予感しかしません。
まるでガチャ!?ランダムに割り振られるアクティビティ
「マウンテンフェスティバル」の面白いところは、さまざまなアウトドアアクティビティがランダムに参加者に割り振られる点。まるで、アクティビティのガチャです!
アクティビティは、SUPに、ボルダリング、グラベルバイクライド、トレッキング、トレイルランニングの5種類。参加者は、1日日と2日目にこのなかから、1種ずつアクティビティを体験することになります。
はたして、在宅勤務で家からコンビニまでの移動以外、ぜんぜん運動していない筆者にやり遂げることができるんでしょうか……?
プロアスリートによる指導
このイベントが人気の理由のひとつが、それぞれのアクティビティに精通したザ・ノース・フェイス所属のアスリートのみなさんが指導をしてくれること。知っている方から見ると豪華な面々です。
初めて体験するアクティビティの入り口としてはこれ以上にない環境となっていました!
道具のレンタルもあり
それぞれのアクティビティに必要な道具も、追加料金なしで借りられるので、未経験者でも安心。
動きやすい服装と毎水筒と小さめのバックパックだけ用意すれば、アクティビティを楽しめちゃいます!
完走できる?1日目はトレラン体験
筆者が1日目のアクティビティとして、引いたのは、トレイルランニング。
参加者たちの準備が整い、バスで少し移動し、やってきたのはキャンプもできるトレイルランニングステーション「ランテラス信濃大町」。
トレイルランニング専用のフィールドになっているので、登山者への配慮を気にする心配なく、思いっきりトレランを楽しめます。涼しい林間の環境と小川の流れるロケーションが良きでした!
今回の参加者の半数以上は自分も含め、トレラン未経験者。走る上での初歩的なポイントや登り、下りのコツをTNFアスリートの先生が、わかりやすく楽しく教えてくれました。
「疲れたら全然歩いてもいい」というのは、初心者的に目から鱗でした。
何度か歩きモードになりながらも、運動不足な筆者もなんとか完走!
完走できたのは、かっこ悪いところを見せたくないという意地のせい……ではなく、ギリ頑張れる適切なコースとペースの設定、程よく限界を引き出してくれる先生の指導のおかげ!
はじめてのトレランは、フィールドを駆けることで、童心に帰れるような楽しさを感じました。ジムのランニングと違って、移り行く自然の景色を見ながら走れるので飽きにくいのも良かったです!
2日目の朝はヨガからスタート
2日目の朝は、自由参加のヨガからスタート。前日のアクティビティでバッキバキになったカラダをストレッチと呼吸で整えます。ヨガマットも用意されているので、未経験者も安心!
爽やかな木崎湖の朝のロケーションでおこなうはじめてのヨガは、なかなか良いものでした。
初めてのボルダリングに挑戦!
筆者の2日目のアクティビティはボルダリング。これも初体験の領域です!
ボルダリングと聞いてまず思い浮かべるのがこれ。会場には、特設の人工壁が用意され、さまざまなホールド(突起)が配置されています。
はじめてのボルダリングに不安と好奇心を胸に、履き慣れないボルダリングシューズに足を通す筆者。
同じ色のホールドをたどり、一番上のホールドを両手で掴んだらゴール。TNFアスリートの先生の指導のもと、低難易度のコースから順に登ります。
それぞれのコースごとに学べるテクニックがあり、プロがコツをわかりやすくレクチャー。
先生の定めた、登り終えたら参加者たちにグータッチするルールもあって、和気藹々とした雰囲気のなか、みんな夢中で登ります。
初心者の筆者も途中まで「思ったよりいけるじゃん!」なんて思っていましたが、高難易度のコースになると、途端にリタイアの連続!
「このホールドさえ掴めればいけたのに!」という悔しさがムキにさせ、またチャレンジしようというモチベを上げてくれます。
夢中になっているときには気づかないのですが、終わった頃には、クルマの運転席に上がるのもしんどいぐらい腕の腱と指がイタタタ……!
面白いなあと思ったのが、人によって有効な登り方が違うこと。それぞれの体の長所を活かして登るので、見ている側に立っても発見があります。
運動の後のコンテンツも充実してた
アクティビティが終わった後のコンテンツも豊富に用意されているのも「マウンテンフェスティバル」の魅力。程よく疲れたカラダをクールダウンしながら、ユルく夕方から夜までの時間を楽しめます。
本格サウナからの湖ドボンで、ととのう〜
イベント参加者は、サウナ通の間にもファンが多い、木崎湖キャンプ場の本格的な北欧式サウナに入り放題。アツアツのサウナに熱されたあとは、もちろんつべたい木崎湖にドボン!
設置されたととのいチェアに寝そべれば、疲れも吹っ飛び最高の気分を味わえます!
めちゃうまフードで腹を満たす!
キャンプ場には、常設のカフェ「HOPPER’S CLUB」をはじめとして、選りすぐりのフードトラックがめちゃ美味なごちそうを提供しています。
筆者のイチオシは「HOPPER’S CLUB」のこの本格ハンバーガー。都内の名店と比べても遜色ないぐらい美味かったです!
地元のクラフトビールやクラフトアップルサイダーも一緒に頼めば、さいっこう!
魅力的なワークショップで感性を磨く!
アクティビティ後の自由時間をワークショップで過ごすのもおすすめ。当日は2種類のワークショップが展開されていたので、これも体験!
まずは、奄美大島発のファッションブランド「devadurga(デヴァドゥルガ)」による奄美泥染ワークショップ。
ザ・ノース・フェイスのロゴとイベントロゴがプリントされた手拭いを、奄美大島で採れるシャリンバイという木から抽出して作った液体と鉄分が含まれる泥に交互に漬け込んで揉むことで複雑で味わい深い柄と色に染まります。
最後までどんな柄になるかわからない、ワクワク感が楽しい!
こちらは、木工作家の西本良太さんによる、木製のマグネットを作るワークショップ。
まずはさまざまな形にカットされた木材の中から気に入ったものをチョイスします。そこにマグネットを埋め込み、突き板を貼り付け、形に合わせて周りをカットすることで、マグネットが見えない木の温もりあふれるマグネットが完成!
ザ・ノース・フェイスロゴの焼きごても用意されているので、こちらを押せばイベントの思い出に……。
心地良い風のなか、音楽に癒される
1日目の18時からは、柴田聡子さん、daichi yamamotoさんによるライブアクト。アーティストたちの音楽にカラダを揺らします。
程よく気温が落ち、心地よい風が吹く木崎湖畔で、参加者たちは、焚き火に当たったり、サウナに入ったりしながら各々のスタイルでライブを満喫。
どちらのアーティストも会場に漂うおチルな空気にマッチしていて「いい一日過ごしちゃったな〜」って思わせてくれました。
健康モチベがUPする大満足の野外イベント!
自分の知らないアウトドアアクティビティとの出会いと、運動の楽しさを教えてくれた「マウンテンフェスティバル」。日頃からカラダを鍛えてるアスリートや参加者のみなさんのかっこいい姿を見て、一気に健康に対するモチベがアップました。
すでにアクティビティにハマっている方はもちろん、筆者のようにチャレンジしてみたいけど、きっかけが欲しい方にも最高なイベントなので、気になる方は、次回開催の際は見逃し厳禁です!