潮風の香る「浜通り」でキャンプはいかが?
提供:いわき市観光振興課
今回、編集部が訪れたのは福島県の浜通り(はまどおり)。“通り”とつくけど道の名前ではなく、福島県東部にある太平洋沿岸の地域を指します。
2011年の東日本大震災で甚大な被害を受けたエリアなので、その名前だけは知っている人も多いかもしれません。
震災から13年、復興の歩みを続ける浜通りには魅力的で新しいスポットも続々と誕生しています。
浜通りは関東からのアクセスも良く、道路も空いているので渋滞とは無縁。夏涼しく冬暖かな気候なので、四季を通してアウトドア・アクティビティにも最適なエリア。
新しいキャンプ場も続々オープンしているそうなので、さっそく向かってみました!
「混まなくて、きれい!」5つの新しいキャンプ場
浜通りのキャンプ場の魅力は、なんといっても人混みを避けて自然を満喫できるところです。2020年以降にオープンしたキャンプ場が多く、設備がキレイなところも魅力的。
浜通りを遊び尽くす拠点となるキャンプ場をまずはチェックしてみましょう。
組数限定の「ワンダーファーム キャンプフィールド」
提供:ワンダーファーム キャンプフィールド
2022年10月にいわき市にオープンした「ワンダーファーム キャンプフィールド」は、全面芝生の広い敷地(約8,000㎡)を、ほぼ貸し切りできる“組数限定”のキャンプ場。
常磐自動車道四倉ICから2分とアクセスも良く、施設内ではカフェ・レストランを完備し、季節に合わせた農業体験もできます。手ぶらキャンプにも対応しているので、初心者を連れてのグループキャンプにもおすすめです。
本格的MTBを体験できる「もりもりランド・かつらお」
提供:もりもりランド・かつらお
2023年にオープンした「葛尾村森林公園 もりもりランド・かつらお」。大自然をそのまま生かした森林公園の中にある施設で、プライベート感を満喫できる林間サイトが魅力。
公園内には山あり谷ありの全長1kmの本格的なマウンテンバイクコースがあり、レンタルバイク(2時間500円)で楽しむこともできます。
ブルワリー併設の「ホップガーデンオートキャンプ場」
提供:ホップガーデンオートキャンプ場
2021年にリニューアルオープンした「ホップガーデンオートキャンプ場」は、作りたてのクラフトビールが楽しめる、お酒好きにはたまらない施設。
自然公園「田村市グリーンパーク都路」内に位置し、天体観測の宝庫と称賛される阿武隈高原一帯の澄みきった空に一面の星空を体験できます。サイト数は10と小規模ですが、レンタルやショップは大充実。
手作り感満載な「いわきオートキャンプ場 DAN~煖~」
いわき市に2021年にオープンした「いわきオートキャンプ場 DAN~煖~」は、場内に小川が流れる手作り感あふれる個性的な施設。
高低差を利用して造られていて、サイトごとに違う景観が楽しめます。場内の灯りは最低限にしているので、夜になると満点の星空が広がるのも特徴。手作り庭園やオーナー自ら手掛けるオブジェ、季節の草花など、見所がギュッと詰まったキャンプ場です。
天神岬スポーツ公園
楢葉町に2016年にオープンした「天神岬スポーツ公園キャンプ場」。丘の上に立つスポーツ公園の敷地内にあり、海を見下ろす絶好のロケーションが魅力です。
炊事場とAC電源を備えた区画のオートキャンプサイトと、松の木に囲まれた林間のフリーキャンプサイトの2種類から選べます。敷地内にはレストランや温泉施設も完備しており、キャンプ用品のレンタルも充実。