「ポーチ?」かと思ったら、多機能なヤツでした
一見ただのミニポーチに見えるコレ。コブマスターの「COB CORDURA RIP CAN WALLET」(以下略:カンウォレット)というアイテムです。カンウォレットという名前を聞いて、どんなアイテムを想像します?
じつはコレ、缶飲料を保冷しながら持ち運べる多機能財布なんです。アウトドアやフェスでのテーブルがない場所での飲食に、手ぶらで移動したいとき、家の近所をお散歩するときに便利!
しかも、350mlの缶飲料用に作られているものの、他のものも入れられそうだぞ……! というわけでカンウォレットの魅力を探ってみます。
カンウォレットの5つの特徴
カンウォレットは、COB BEAR(コブベアー)と呼ばれる熊のロゴマークが目印のブランド・COBMASTER(コブマスター)製。イギリスで生まれたレジャーブランドで、どこかレトロなデザインが、アウトドアシーンにおしゃれをプラスしてくれます。
そんなカンウォレットの5つの特徴から見ていきましょう。
1|財布・ドリンクホルダーの2way仕様
なんと言っても財布としてもドリンクホルダーとしても使える2way仕様が良い! ロゴの付いている表側には、小銭などを収納できるジップ付きのメッシュポケット。
裏面にはベルクロで留められるポケット。そして中央にマチの広いポケットがあり、ここに缶飲料を入れておける構造です。
ここだけ裏地が、保冷素材になっているので、冷たさを少しでも長くキープできます。飲み物を持ち運ぶとき、ちょっとしたお買い物の際にとても便利です。
2|軽量コンパクト
手のひらサイズで驚くほど軽いの点も特徴のひとつ。実測値での重量は25gで、ポケットに入れても、首からぶら下げても重さを感じません。サイズは、縦10×横13×マチ4.5cm。
使わないときもカバンにすっと収まるので、かさばらないのが嬉しいポイントです。
3| かわいいデザインだけど、ガシガシ使える
生地は、耐久性と防水性に優れたコーデュラシルナイロンを採用しており、アウトドアシーンでも安心して使えます。水や汚れにも強いので、キャンプ場やフェスなど、どんなシチュエーションにも身につけておきたいアイテムです。
4|長さ調整・取り外しもできるネックストラップ付き
カンウォレットには、ネックストラップが付属しており、長さ調整や取り外しも自由自在。
使い勝手良いな〜と思ったポイントが、本体とストラップの連結部分が両開きのカラビナなので、ストラップを外してベルトループやバッグへの取り付けも簡単! 自分のスタイルに合わせて使えるのが魅力的です。
5|カラー展開は5色!配色もおしゃれ
出典:コブマスター
カラー展開は、ご覧の5色。生地とパイピングテープ(フチの部分)の配色もおしゃれですよね!
筆者は、水色とオレンジの組み合わせの「SAX」カラーを使いましたが、首からぶら下げておくとファッションのアクセントにもなって◎。ちょっと派手かな? と思う色合いでも、小物なので挑戦しやすいです。
財布として使う場合、どのくらい入る?
では、実際に使ってみます。ポケットのない服を着ているときや、ドリンクで手元を塞ぎたくないときに、どれくらいのものを持ち運べるのでしょうか? 実験です。
小銭・お札・カード全部詰めてみた
まずは、財布としての使用感です。ちょっと多めに入れて実験してみましょう。
用意したのは、カード1枚、千円札1枚、500円玉2枚、100円玉10枚、50円玉10枚、10円玉10枚の合計3,600円分です。これ全部入るのでしょうか?
ずっしりしているものの、全てメッシュポケットに収まりました。パンパンになっている感じはなく、まだスペースに余裕があります。
音楽イベントやマルシェ、お祭りの出店を回るときに、大きな財布ごと持ち歩かなくても良いので便利です! 他にも、スポーツ観戦、旅行の際のサブ財布としても最適◎
子どものちょっとしたお使いにも最適。首から下げれるので、財布を失くす心配も減ります。
ただし1点だけ注意点も! いわゆるクレジットカードのような硬さのあるカードを入れると、ポケットが缶の形に湾曲しづらくなるため、ドリンクホルダー部分が使いづらくなります。
カードを入れる場合は、財布として使用する一択がおすすめです。(小銭やお札を入れるだけなら問題ないですよ)
ドリンクホルダーとして、350ml缶以外も入れられる?
公式には「350mlの缶を首からぶら下げる」と表記されていましたが、他の形状のドリンクも入るのか検証してみましょう。
ポケットのある服を着ていても、なかなかドリンクはポケットに入れにくいので、首から下げられるのならめちゃくちゃ便利ですよね。
500mlペットボトルも一応入る
まず最初に、一番重い500mlペットボトルを試してみました。うーん…ちょっと前のめりすぎて不安定かも。やっぱり500mlは無理だったでしょうか……。
ところが、首から下げてみると案外安定しています。落とすと割れてしまう瓶を入れるのは怖いですが、最悪の場合落ちても割れないペットボトルなら、入れて持ち歩いても問題なさそうです。
公式に耐荷重の記載はなく、あくまでも350ml缶用に作られているため、500mlペットボトルを入れて持ち歩くのは自己責任です。
330mlのペットボトルは◎
330mlのペットボトルなら、懸念なく携行できます。ちょうどスッポリはいるサイズ感。
子どもに持たせるならキャップがついている方がこぼす心配もなく安心。一気に飲み干せない子どもの水分補給に助かります。330mlのペットボトル飲料を入れておくのオススメです。
240mlのチルドカップも大丈夫!
続いて、240mlのチルドカップを入れてみました。すっぽり安心の収納感。これもクリア!
200mlの紙パックも余裕
次に200mlの紙パックです。こちらは、すっぽり余裕をもって収納できました。ちょっとした個包装のお菓子も一緒に入れられそうです。子どもが紙パックのドリンクをよく飲むので、子どもに持たせるときにも助かります!
コンビニコーヒーも入った
コンビニドリンクもすっぽり入りました。ホットドリンクでも、保冷素材が温かさを止めてくれるのか、体に触れても「熱ッ」とはならず携帯できます。
仕事中に、両手いっぱいに書類や機材を持ちながら、加えてドリンクを持って危なっかしかった筆者。カンウォレットを使って手元に余裕を持たせられるのは、嬉しい!
直径6cm程度のものだと入るぞ!
最後にマイタンブラーを入れてみました。これは……失敗でした。タンブラーの下部しか入らず、上部はそもそもサイズがオーバーしていて収納できません。上部の直径は8cm程度でした。
というわけでカンウォレットに入るサイズは、350ml缶飲料の直径(大体6〜6.5cm程度)を目安にするといいでしょう。大体の市販の飲み物は入れられたので、外出のお供にぶら下げておきたいですね。
こんなシーン・使い方で役立つ!
卓上で缶クージーとして
出典:コブマスター
紐を取り外した状態で装着しても缶クージーとして使えます。しっかり自立してくれるので卓上でもOK。
毎日携行するリップクリームなど化粧ポーチに
普段よく使うアイテムを入れて常備しておけば、急に外出する際にも身軽に動けます。上の写真は、筆者が常時使う目薬とリップ。カバンを入れ替えたときや、ちょっとした移動に、このまま持ち歩けてナイス!
名刺入れやパスケースに
ちょうど名刺や社員証、各種パスが入るサイズなので、パスケースとしても使えます。
レジャーシーンはもちろんのこと、普段使いやワークシーンなど、これひとつでさまざまな場面で役立つカンウォレット。
カラフルで多機能な軽量アイテム
カンウォレットは、軽量コンパクトでありながら、財布としてもドリンクホルダーとしても使える多機能アイテム。アウトドアだけでなく、日常のあらゆるシーンで活躍してくれること間違いなしです。
さまざまなカラーから選べるので、自分だけのスタイルを楽しみながら、身軽さを追求してみてください!