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モンベルのダウンの選び方
モンベルのダウンは種類が非常に多く、どれも特徴が異なります。具体的には、暖かさや防水性、軽量性や持ち運ぶ際の収納サイズ、重ね着のしやすさなどが挙げられます。まずは自分が重視したいポイントを決めてから、以下の選び方を参考にしてくださいね。
モンベルのダウンの選び方のポイント
暖かさは大きく4つに分類される
モンベルのダウンは、薄手〜極厚手まで大きく4つの暖かさに分類されます。以下の表を参考に自分に適した厚さを選んでくださいね。
特徴 | おすすめの使用シーン | |
---|---|---|
薄手 | ・春や秋のアウターとして便利 ・中間着としても着やすい ・軽量かつコンパクトに収納可能 | ・春、秋の街中 ・冬の登山やキャンプのインナー ・携帯用防寒着 |
中厚手 | ・冬の外でも適度に暖かく、電車やお店でも暑くなりにくい ・中間着としても着やすい ・薄手ほどではないがコンパクトに収納可能 | ・冬の街中(屋内メイン) ・冬の登山やキャンプのインナー ・携帯用防寒着 |
厚手 | ・高い保温性を備え、タウンユースでも使える厚さ ・冬のアウターとして便利 | ・冬の街中(屋外メイン) ・厳冬期登山の防寒着 |
極厚手 | ・極寒地にも対応できる高い保温性をもつ ・室内では暑く、しかもかさばる | ・極寒地で運動量が少ない場面 ・ワカサギ釣り、バードウォッチング、写真撮影 |
インナーとして使うなら「薄手」「中厚手」
ダウンをインナーとしても使いたいなら「薄手」もしくは「中厚手」がおすすめです。予備の防寒着として携帯したい方や幅広いシーズンで使える一着を求めるなら「薄手」、暖かさを求めるなら「中厚手」にしましょう。
また、インナーとして使う場合、ラウンドネックやフードのないジャケットタイプであれば、重ね着したときに襟元がごわつきにくく快適です。他にも、袖にベルクロがないモデルなら、アウターの袖と干渉しにくくなります。選ぶ際の参考にしてくださいね。
寒い地域でも「厚手」で十分
北海道などの寒冷地でもタウンユースがメインなら「厚手」もしくは「中厚手」で十分です。暖かさを重視するなら「厚手」、ショッピングモールや電車など屋内での移動がメインなら「中厚手」にしましょう。
「極厚手タイプ」は、オーロラ鑑賞やワカサギ釣りなど、極めて寒い地において運動量が少ないシチュエーションでの使用が推奨されています。屋内では暑くなりすぎてしまい、脱いで持ち運ぶにも嵩張ってしまうので、タウンユース用で購入を検討している方はその点を理解しておきましょう。
防水素材を採用したモデルなら雪や雨でも安心
モンベルのダウンの防水素材には、ゴアテックス、ウィンドストッパー® ファブリクス by ゴアテックス ラボ(以下、ウィンドストッパー)と、独自素材のドライテックの3種類があります。
それぞれ特徴が異なるので、雪や雨などでも使いやすいダウンジャケットを探している方は素材に注目してみましょう。
ゴアテックス | ・世界最高レベルの防水性と透湿性を兼ね備えた素材 |
---|---|
ウィンドストッパー | ・完全防水ではないが、シームテープ処理を施すことで高い防水性を備えている ・ゴアテックスに比べてしなやかな着心地 |
ドライテック | ・高い防水性と透湿性を兼ね備えたモンベルの独自素材 ・コスパに優れる |
羽毛の質が高いほど、暖かくても軽量
ダウンの品質は「フィルパワー(FP)」という単位で表示され、フィルパワーの数値が高いほど高品質とされます。品質が高いほど空気を多く含むため、軽くても暖かい仕上がりになるのが特徴です。
ユニクロの定番アイテムであるウルトラライトダウンジャケットは750フィルパワーのダウンを使っており、モンベルでは主に800~1,000フィルパワーを使用しています。軽量性を重視するなら1,000フィルパワーがおすすめです。ただし、ダウンの品質と価格は比例するため、求める性能と予算のバランスを見て選びましょう。
コスパを重視するなら650フィルパワーも選択肢に
コストパフォーマンスを重視するなら650フィルパワーのダウンを選びましょう。モデルが限られるため選択肢は多くありませんが、価格は1,000フィルパワーのダウンよりもぐっと抑えることができます。
タウンユースであれば十分対応できるので、普段着をメインとして選びたい方におすすめです。
モンベルのダウンジャケット全モデル
モンベルのダウン選びで悩んでいる方必見! 現在展開されているモンベルのダウンジャケットの全モデルをご紹介します。
今回はコートは除き、タウンユースからアクティビティまで幅広く使用できるジャケットにスポットを当てました。暖かさ別に紹介するので、ダウン選びの参考にしてみてください。
極厚手
モンベル ベンティスカダウンジャケット Men's
中綿(FP) | 800 |
---|---|
重量(g) | 767 |
収納サイズ(cm) | 18×22 |
防水性 | × |
極厚手のラインナップのなかでは最も軽量
おすすめポイント
●極厚手のラインナップのなかで最も軽量なモデル
●裏地の縫製にゴムを使用することで、体へのフィット感が高く暖かい
●目以外をしっかり覆う構造のフード。首からの冷気の侵入も少ない
●フードは取り外し可能
モンベル ポーラーダウン パーカ
中綿(FP) | 800 |
---|---|
重量(g) | 1,230 |
収納サイズ(cm) | - |
防水性 | × |
南極観測隊の意見を取り入れて開発。収納ポケットが多い
おすすめポイント
●開発するにあたって、南極観測隊や極地冒険家の意見を取り入れている
●防風性・耐摩耗性に優れた表地を使用
●ポケットを複数備えており、収納性に優れる
●袖口からの寒気の侵入を防ぐ二重袖構造
モンベル パウダーランド パーカ
中綿(FP) | 800 |
---|---|
重量(g) | 930 |
収納サイズ(cm) | - |
防水性 | ○ |
ゴアテックス採用。ビジネスシーンでも着用しやすいデザイン
おすすめポイント
●タウンユースしやすいすっきりとしたデザイン
●ゴアテックスを使用しているため防水性に優れる
●袖口からの寒気の侵入を防ぐ二重袖構造
●お尻まで覆う丈で保温性と防寒性アップ
モンベル ローガンダウン パーカ
中綿(FP) | 800 |
---|---|
重量(g) | 1,010 |
収納サイズ(cm) | - |
防水性 | × |
厳冬期の野外作業や冬のバードウォッチングに最適
おすすめポイント
●厳冬期の野外作業や冬のバードウォッチングに最適
●ファー付きのフードは顔周りの暖かさ抜群。ファーは着脱可能
●防風性・耐摩耗性・撥水性に優れた表地を使用
●袖口からの寒気の侵入を防ぐ二重袖構造
厚手
モンベル パーマフロスト ダウンパーカ
中綿(FP) | 800 |
---|---|
重量(g) | 558 |
収納サイズ(cm) | 16×26 |
防水性 | △ |
ウィンドストッパーを使用。雨や雪でも比較的安心
おすすめポイント
●ウィンドストッパーを使用 ※完全防水ではありません
●フードは着脱可能なので気候やシーンに合わせられる
●胸元のポケットは縦型で小物を収納しやすい
▼レディースはこちら
モンベル アルパイン ダウンパーカ Men's
中綿(FP) | 800 |
---|---|
重量(g) | 372 |
収納サイズ(cm) | 12×22 |
防水性 | × |
収納サイズは厚手のラインナップで最もコンパクト
おすすめポイント
●収納サイズは厚手のラインナップで最もコンパクト
●登山やキャンプの防寒着に便利
●カラーが4色あるので、好みが見つかりやすい
▼レディース、フードなしはこちら
モンベル アルチプラノダウン パーカ
中綿(FP) | 900 |
---|---|
重量(g) | 360 |
収納サイズ(cm) | 14×25 |
防水性 | × |
900フィルパワーのダウンを使用。厚手で最も軽量
おすすめポイント
●超高品質の900フィルパワーのダウンを使用
●厚手のラインナップで最も軽量な360g
●フードは着脱可能なので気候やシーンに合わせられる
中厚手
モンベル パーマフロスト ライトダウンパーカ Men's
中綿(FP) | 800 |
---|---|
重量(g) | 354 |
収納サイズ(cm) | 14×18 |
防水性 | △ |
ウィンドストッパーを使用。雨や雪でも比較的安心
おすすめポイント
●ウィンドストッパーを使用 ※完全防水ではありません
●内側に深さのあるポケットを2箇所備えている
●ゆったり幅のサイズも展開しており、好みのシルエットを選べる
▼レディース、フードなしはこちら
モンベル ネージュダウン パーカ Men's
中綿(FP) | 800 |
---|---|
重量(g) | 363 |
収納サイズ(cm) | 14×23 |
防水性 | × |
普段使いしやすい光沢を抑えたダウンジャケット
おすすめポイント
●普段使いしやすい光沢を抑えた生地を採用
●内側に深さのあるポケットを2箇所備えている
●ゆったり幅のサイズも展開しており、好みのシルエットを選べる
▼レディースはこちら
モンベル コロラドパーカ Men's
中綿(FP) | 650 |
---|---|
重量(g) | 575 |
収納サイズ(cm) | - |
防水性 | × |
650フィルパワーのダウンを使用した、リバーシブルパーカー
おすすめポイント
●650フィルパワーのダウンを使用した、リバーシブルパーカー
●カラーが5色あるので、好みが見つかりやすい
●ポケットが6箇所もあり、収納力に優れる
▼レディースはこちら
モンベル ライトアルパインダウン パーカ Men's
中綿(FP) | 800 |
---|---|
重量(g) | 354 |
収納サイズ(cm) | 13×22 |
防水性 | × |
軽量かつ比較的コンパクト。中厚手のなかでは最も低価格
おすすめポイント
●軽量かつ比較的コンパクトながら、中厚手のなかでは最も低価格
●内側に深さのあるポケットを2箇所備えている
●カラーが5色あるので、好みが見つかりやすい
▼レディース、フードなしはこちら
モンベル プラズマ1000 アルパインダウン パーカ Men's
中綿(FP) | 1,000 |
---|---|
重量(g) | 236 |
収納サイズ(cm) | 12×20 |
防水性 | × |
超高品質の1,000フィルパワーのダウンを使用。非常に軽い
おすすめポイント
●超高品質の1,000フィルパワーのダウンを使用。非常に軽い
●収納サイズがコンパクトなので携帯用の防寒着に便利
●コールドスポットを約45%減らす独自のキルティングパターン採用
▼レディースはこちら
薄手
モンベル イグニスダウン パーカ Men's
中綿(FP) | 1,000 |
---|---|
重量(g) | 278 |
収納サイズ(cm) | 12×20 |
防水性 | △ |
ウィンドストッパーと1,000FPダウンを組み合わせたハイエンドモデル
おすすめポイント
●ウィンドストッパーと1,000フィルパワーダウンを組み合わせたハイエンドモデル
●アウトドア業界で権威ある賞「Editors’ Choice Snow Award」受賞
●コールドスポットを約45%減らす独自のキルティングパターン採用
▼レディースはこちら
モンベル スペリオダウン パーカ Men's
中綿(FP) | 800 |
---|---|
重量(g) | 239 |
収納サイズ(cm) | 11×19 |
防水性 | × |
薄手のダウンパーカーのなかでは最も低価格
おすすめポイント
●秋冬のアウター、厳寒期のインナーなど幅広い使用が可能
●内側に深さのあるポケットを2箇所備えている
●薄手のダウンパーカーのなかでは最も低価格
▼レディース、フードなし、半袖モデルはこちら
モンベル スペリオダウン ラウンドネックジャケット Men's
中綿(FP) | 800 |
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重量(g) | 165 |
収納サイズ(cm) | 10×15 |
防水性 | × |
インナーとして着やすい丸首タイプ。携帯性の高さも魅力
おすすめポイント
●アウターに干渉しにくいラウンドネックタイプ
●フロントはスナップボタンなので重ね着してもごわつかない
●165gという軽さで携帯用防寒着としてもおすすめ
▼レディース、半袖モデルはこちら
モンベル プラズマ1000 ダウンジャケット Men's
中綿(FP) | 1,000 |
---|---|
重量(g) | 130 |
収納サイズ(cm) | 10×14 |
防水性 | × |
1,000フィルパワーのダウンを使用した、モンベル究極の一着
おすすめポイント
●1,000フィルパワーのダウンを使用しているので、非常に軽い
●薄手のラインナップのなかで最もコンパクトになる
●コールドスポットを約45%減らす独自のキルティングパターン採用
▼レディースはこちら
モンベルのダウンに関するよくある質問
モンベルのダウンは高性能で着用感が良いものばかりですが、お手入れの面はどうなのでしょうか。洗濯やトラブル時などの対応について解説します。
自宅で洗濯はできる?
モンベルのダウンは自宅でも気軽に洗濯できます。逆に洗濯をしないで使い続けると、汗や皮脂などの汚れが羽毛に付着することで空気を含むことができなくなり、保温性が低下してしまいます。表面が汚れていたり、購入当初より暖かさが感じられない場合はお手入れのタイミングです。
洗剤は専用のダウンクリーナーかおしゃれ着用の中性洗剤がおすすめです。洗濯機で洗う場合、すべてのファスナーを閉じ、表裏をひっくり返した状態で洗濯ネットに入れます。設定は、デリケートコースもしくは同等のコースを選択しましょう。
洗濯後はネットから取り出し、低温に設定した乾燥機でしっかり乾燥させましょう。仕上げに、風通しの良い日陰で乾かします。完全に水分がなくなったら、ダウンの偏りを手で叩いてほぐしたら洗濯終了です。
破れた場合、修理は可能?
ダウンを着用していると、傷ついたり破れたりすることもあるでしょう。モンベルでは、ウエアを長く愛用できるよう、修理サービスを行っています。
モンベルストアに持ち込むかカスタマーサービスに送付することで、破損状況に応じた適切な修理をしてもらえます。修理受付から納品まで4~6週間ほどかかりますが、愛着のあるアイテムを手放すことなく、その後も使い続けることができます。
修理費用はウエアの種類や破損の程度で変わりますが、例えばダウンの破れ(範囲15×15cm以内、1カ所)であれば最安2,400円から依頼できるので、ぜひ活用してみてください。
ダウンが飛び出したら抜いていいの?
ダウンには羽毛の飛び出しを防止するための加工がされていますが、着用を続けると羽毛が飛び出てくることがあります。つまんで引っ張り出すと絡み合った羽毛が次々と出てきてしまったり、抜いた箇所が穴になって羽毛が飛び出しやすくなってしまったりするので注意しましょう。
表面から羽毛が出ているときは、引き抜くのではなく、裏側から引っ張って羽毛を内部に引き戻すのがおすすめです。その後、羽毛が出ていた部分を軽く指で揉むことで跡も消えてきれいになるので試してみてくださいね。
モンベルのダウンは暖かくて軽いモデルがたくさん!
暖かさや着用感、携帯性などに優れるモンベルのダウンジャケット。春秋に活躍するものから、極地で活躍するものまで幅広くラインナップされているので、着用シーンに合うものを選びましょう。
また、モンベルはアフターサービスが充実しているのも魅力です。ぜひお気に入りの一着を見つけて、寒い季節も快適に過ごしましょう!
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