アイキャッチ・記事中画像撮影:筆者
明るすぎ&重すぎなLEDランタンって、結構多い
LEDランタンは各種持っているのですが、場合によっては光量が足りなかったり、使い勝手がイマイチだったり。
「もうちょっと軽ければな~」と思ったりとなかなか一軍が見つからなかった私ですが、ようやく軽量コンパクトで“すべてにおいて絶妙”なランタンを発見!
世界最軽量クラスのLEDランタン!HEXAR「UL1.5」
それが、HEXARのコンパクトLEDランタン「UL1.5」。HEXARとは、生活関連商品の企画・開発・生産・販売を中心とする株式会社ドウシシャから誕生したアウトドアメーカーです。
”高性能を限りなく小さく”をコンセプトに開発されたという注目のLEDランタン、ULハイカー的視点の徹底レビューで、メリットを中心に使い勝手をレポートしていきます!
HEXAR UL1.5 L
サイズ | 66×125×35mm |
---|---|
収納時サイズ | 85×65×25mm |
重量 | 48g(ストラップ・バッテリー含む) |
光束 | 3-150lm |
点灯時間 | 120h(3lm使用時)・3h(150lm) |
バッテリー | リチウムイオン充電池 900mAh |
充電 | USB Type C(ケーブル付属) |
充電時間 | 3h(5V2A) |
動作温度範囲 | マイナス10℃~40℃ |
保護等級 | IP66(耐暴噴流&粉塵) |
HEXAR「UL1.5」って、こんなアイテム
重さは、一般的な軽量LEDランタンの約半分!
「UL1.5」の重量を実測してみたところ、たったの49g。軽量コンパクトとうたわれる小型ランタンの多くが100g程度であるのに対し、50g以下というのはとても魅力的ですよね。
それだけにとどまらず、EVA樹脂でできたポーチ部を外すとことで、さらなる軽量化が可能! なんと38gまで軽くなります。
秀逸なのが、このストラップ!ゴムなのが気が利いてる…
固定パーツはカラビナではなく、ランタンには珍しいストラップコード。このストラップはゴム製になっていて、伸ばして括り付けるのに便利。
実際フィールドでどれだけ使い勝手が良いのか、気になるポイントです。
吊るすのに使えるほか、収納時に折りたたんでこのストラップで留めることで、かなりコンパクトに収納できます。
明るさはMAX150ルーメン。光量を絞れば最大120時間点灯
点灯時の明るさは、MAX150ルーメン。点灯時間は、最小の3ルーメンで120時間となっています。
上部に電源ボタンが1つというシンプルなつくりで、このボタンのみでライトを点灯させ、長押しで調光できます。調光機能はバッテリーを節約して長持ちさせるのに、とても便利な機能。また、バッテリー残量もボタンの位置から確認することができます。
「電球色」と「昼白色」から選べる
ライトは暖色系の電球色と、寒色系の昼白色の2種類がラインナップ。私は電球色の「UL1.5L」を選びましたが、白色系のニュアンスの方が好みという方は白昼色の「UL1.5N」がおすすめです!
HEXAR UL1.5 N
サイズ | 66×125×35mm |
---|---|
収納時サイズ | 85×65×25mm |
重量 | 48g(ストラップ・バッテリー含む) |
光束 | 3-150lm |
点灯時間 | 120h(3lm使用時)・3h(150lm) |
バッテリー | リチウムイオン充電池 900mAh |
充電 | USB Type C(ケーブル付属) |
充電時間 | 3h(5V2A) |
動作温度範囲 | マイナス10℃~40℃ |
保護等級 | IP66(耐暴噴流&粉塵) |
IP66で防水機能あり
衝撃への強度や耐水性能を表わす保護等級は、IP66。雨での使用にも耐えうる防水性があり、真水であればコネクター内に浸水しても問題なく使用できそうです。
また、-10℃〜40℃と対応温度帯も幅広く、夏場から冬場まで1年を通してフル活用できるのもポイントが高い!
Type-Cで手軽に充電できる
「UL1.5」はバッテリー式で、本体上部の防塵キャップを開けることでType-Cの充電コード差込口が出てきます。
付属で充電コードも付いてきますが、手持ちのType-Cの充電コードがあれば手軽に充電できるのも便利ですね。
この使い勝手で約5,000円は、コスパ良好では!?
たった49gでシェード付き、カラビナ要らずで吊るせるという完璧に近い使い勝手の良さがありながら、値段はなんと約5,000円。
高性能であるがゆえに一万円を超えるような高額なLEDランタンも多い中、概ね同じように使える「UL1.5」はかなりコストパフォーマンスが良いのではないでしょうか。
使い勝手は? 色々な場所に取り付けてみた
軽いからタープのハトメにもかけられる
とても軽いランタンなので、基本的にどこにでも付けやすい! テントのフックにひっかけるのはもちろん、タープのハトメに取り付けても重みで沈み込むことが無く快適でした。
意外な発見としては、マジックテープ部分でもランタンスタンドにかけておけたこと。長いストラップで吊り下げるより、ちょっと上から照らしたいというときに便利そうです。
ゴム製ストラップだから、木に括り付けても傷めにくい
タープポールや木に縛り付けるのにも便利でした。金属製のフックなどの場合は木を傷つけてしまう可能性もありますが、やわらかいゴム製なのでその点も安心。
ループがない場所にランタンが付けられるというのは本当に便利で、ほしいと思った場所に照明を置いて自由にレイアウトできるのは快適でした。
ボトルに巻き付けて“即席ランタンスタンド”に!
また、地味に便利だと思ったのは、ボトルなどたまたま手持ちにあるものですらランタンスタンドのような役割を果たしてくれること。
特に海外製のスリムなボトルは背が高いので、相性は抜群でした。
テーブルに置くのもOK!
もちろんテーブルに置いても安定感がありました。光源の位置が少し高いため、明るく感じます。
テント内の脇に置けば本を読むときに便利。狭いスペースで使えて安定感もあるので、直置きスタイルでも使い勝手の良さを実感できました。
肝心の明るさは?
MAXの150ルーメンなら、メインランタンにもなりそう
「UL1.5」を外でメインランタンとして使用するなら、MAXの150ルーメンがベスト。自分が過ごすスペース全体を照らすことができました。
光量をMAXにしていると電池が2時間程で切れてしまうので使いすぎには注意ですが、比較的明るくグループキャンプのメインランタンにもなりそうです。
3ルーメンは常夜灯にちょうど良い
最小光量の3ルーメンでテント内で使用してみたところ、過ごす分には問題なかったのですが、本を読むのはさすがに難しい……。
しかし何より、3ルーメンなら120時間も継続して使えるのは魅力的! 無段階調整で光量を絞れるので、テント内の常夜灯として使うにも最適です。
ちょっと気になった点
クイックな調光切り替えはできない
長押しによって光量を微調整できるのはとても便利な反面、ボタンをカチカチ押してのクイックな調光操作はできないので、場合によっては少し煩わしさがあるかもしれません。
畳んだままだと折れ線がつきやすい
また、折り畳めるのは大きなメリットですが、畳んで収納しているとクセが付いてしまうことも。少し立てにくくなってしまいますが、吊り下げて使う分には問題ありませんでした。
新たな一軍ランタンになる予感!
これまでシーンによって様々なランタンを持ち出していましたが、軽くて取り付けもしやすいHEXAR「UL1.5」なら、ひとつで色々賄えそう。さっそく一軍入り決定の注目のLEDランタン、みなさんもぜひ試してみてはいかがでしょうか?
HEXAR UL1.5 L
サイズ | 66×125×35mm |
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収納時サイズ | 85×65×25mm |
重量 | 48g(ストラップ・バッテリー含む) |
光束 | 3-150lm |
点灯時間 | 120h(3lm使用時)・3h(150lm) |
バッテリー | リチウムイオン充電池 900mAh |
充電 | USB Type C(ケーブル付属) |
充電時間 | 3h(5V2A) |
動作温度範囲 | マイナス10℃~40℃ |
保護等級 | IP66(耐暴噴流&粉塵) |