アイキャッチ・記事中画像提供:ホンダさん
今回アイテムを紹介してくれるのは、マーケター・ホンダさん
ソロ、デュオ、グループキャンプにイベント参加など、多様なスタイルでキャンプを楽しむホンダさん(@dacamp14)。
道具に飽きがこないように、キャンプ場、設営するタープやテントによって持っていく道具を変えて、なるべく同じレイアウトにならないようにするのがホンダさん流。それがまた楽しいのだそう。
そんなホンダさんの愛用ギアは「コンパクト」がテーマ。
見た目や使い勝手も大事ですが、それなりにコンパクトになるものを選ぶことが多いです。軽さや小ささを追求するとUL系になりますが、あくまでコンパクト路線を意識しています。
流行り物も持ってはいますが、人と丸かぶりするのが好きではないので、そのうち流行るであろうものや、使っている人が少ない道具、カラーなどをあえて選んでいます(でも被りますけどね笑)
ギアの新規開拓を楽しんでいるキャンパーの愛用アイテムとは? 5つ教えていただきました。
1、地上と空中で活躍する個性派テント
EXOD「モノリス」
オリジナルアイテムから世界中の厳選ギアをセレクトしている「wanderout(ワンダラウト)」をよく利用しているホンダさん。ある日そこに掲載されていた、フランス発の一風変わったエアフレームテントがずっと気になっていたそう。
中型テントのなかで使えるインナーテント(蚊帳)、ハンモック、一人用テントを探していたとき、その3つに対応できるテントがwanderoutにあったことを思い出したんです。
キャンプ場でもインスタグラム上でも使っている人がほぼいなかったので、それなら自分が試してみようという感覚で購入を決めました
フライシート、メッシュのインナーテント、エアーフレーム、そして2本のカーボンポール、4本のストラップで構成されるモノリス。
テントとしての利用はもちろん、シェルターのなかで使うインナーテント(蚊帳)として、さらにはハンモックにも変化する個性派です。
エアフレーム型は設営が簡単で、立ち上げには5分もかかりません。
スリーピングマットもぴったり入るので寝心地抜群ですし、ハンモックにするとマットの下が収納スペースになり、バックパックなど収納できるところもポイントです
林間サイトではハンモックとして、中型テントのなかではインナーテント(蚊帳)として、タープの下では通常のテントとして使っているとのこと。
収納時はフライシート、インナーテント、エアーフレームをセットした状態でしまえるため、撤収もスムーズ。
使い勝手のよさはもちろん、「持っている人が少ないギア」を求めているホンダさんにとって、まさに所有欲を満たしてくれる、多才なテントです。
▼EXOD「MONOLITH」の詳細はこちら
2、美しい佇まいのハードクーラー
Oyster「テンポクーラー」
これまでクーラーボックスはソフト派でしたが、物足りなさを感じてハードクーラーを探すように。
そこで意識したのが「いかにもクーラーボックス!」という見た目ではないもの。
おしゃれキャンパーのUNEさんと&FUNさんからOysterの存在を教えてもらって。見た目と性能面も含めて1ヶ月くらい悩んだ結果、個人輸入にて購入。
アルミコンテナの横においても映える、シルバーでスタイリッシュなルックスが好みです
Oysterはノルウェー生まれのクーラーボックスメーカー。断熱性の高いコンテナ壁により、従来のハードクラーよりも冷却スピードが早く、低い温度を長時間キープ。
見た目よりも収納力があり、容量23L、350ml缶が36個入る大きさがあります。
肝心のスペックはというと、初夏の2泊のキャンプでも、氷が溶けずキンキンに冷えていました。3泊くらいまでは問題なく使える保冷力だと感じています。
他にも、ハンドルの付け替えができる点や、現時点では持っている人が少ないところもお気に入りです
まだ日本で販売しているお店が少ないのですが、韓国で流行っているのでこれからどんどん人気が出てくると思います!
クーラーボックスらしからぬアルミのボディが物欲をそそられる……!
▼Oyster「テンポクーラー」の詳細はこちら
3、1年で1番使っているアイテムは……
EXPED「メガマット10 LXW」
テントで寝ると、朝身体が痛かったり、底冷えしてトイレに起きたりと、キャンプでの睡眠に課題があったのですが、このマットを使ってから爆睡できるようになりました
キャンプの先輩たちに「スリーピングマットは良いものを使ったほうが絶対にいい」とアドバイスをもらって選んだのは、厚み10cm、R値8.1(-40℃まで対応)というEXPEDのハイスペックモデル。
マットの中身は、ウレタンのフォームパッド。空気を注入することで10cmまで膨らみ、地面の凹凸を拾わず、冷気を遮断します。
厳冬期であっても、寝袋に入らず、かけ布団のようにして眠れるところが◎。しかも、夏場でも暑くない点も強み。
お値段は高めですが、オールシーズン使えることを考えると魅力的なコスパです。
キャンプには必ず持っていくアイテムとなり、1年で1番使っているアイテムになりました!
マットは分厚くなればなるほど撤収が大変になりがちですが、「小さく収納できて持ち運びやすいところもポイント」とのこと。
断熱性のスゴさはもちろん、なんといっても寝心地が別格のメガマット。ふたり用サイズの「メガマットデュオ10 LW」も愛用中なんだとか。
EXPED メガマット10LXW
カラー展開 | ルビーレッド、グリーン |
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サイズ | 197×77×10cm |
収納サイズ | 直径25 × 長さ79cm |
素材 | トップ・50Dポリエステル、フィルムラミネート、耐加水分解、ハニカムエンボス、Oeko-Tex認証 ボトム・75Dポリエステル、フィルムラミネート、耐加水分解、ハニカムエンボス、Oeko-Tex認証 中綿・16 kg/m² opencell PUフォーム、Oeko-Tex認証 |
重量 | 2600g |
対応温度 | -40°C |
R値 | 8.1 |
4、ゴミ箱の新しい選択肢
WINDY AND RAINY「フォールディングワイヤー T-ボックス」
写真撮影が好きで、キャンプサイトの写真もよく撮っているホンダさん。しかしゴミ箱の見た目がどうもイマイチ……。
そこで買い替えたのが、シンプルのなかにオリジナリティが光る東京発のブランド「WINDY AND RAINY」のもの。
気に入っているポイントは、ワンタッチの折りたたみ式のため、設営撤収が早いこと。見た目もいいので、とても重宝しています
料理をたくさんするときは2台設置。そこまでゴミが出ないときは1台で、中に袋を2つ入れて、燃えるゴミとその他ゴミで分けて利用しています
フレームのサイズは、横39.5cm×高さ44cm×マチ19.5cm。スリムながらも深さがあるため、なかで分別しやすいところも使い勝手のいい要素。
アニマル柄のビニール袋が付属していますが、ホンダさんはさらなる美を求めて同ブランドのX-PAC素材のボックスにアップデート。
ゴミ箱だと思わせないところがポイントです。カバーは別のデザインもあり、着せ替えもできます
▼WINDY AND RAINY「フォールディングワイヤー T-ボックス」の詳細はこちら
5、一生モノの焚き火ギア
GRACE「HIZUME」
これまで色々な種類の火バサミを使ってきましたが、重い、固い、挟みづらい、幅が狭いなど問題点がありました。
HIZUMEは開き具合をネジで調整できるため、掴めない薪がないんです
もとよりGRACEの火吹き棒を愛用していたホンダさん。新作の火バサミが発売されたことを知り、イベントで実物を見て購入。これまで感じていた火バサミの悩みが解決できたそう。
「掴めない薪がない」理由は、先端についている真鍮ネジにあり。
このネジを回すことで好みの開き具合に調整できるため、太くても細くてもしっかり掴める、というギミックです。
その日の薪の大きさに合わせて開くサイズを調整するので手が疲れませんし、掴んだらガッチリホールドしてくれるのでとても使いやすいです
ウォールナット材のグリップと真鍮を利用しているため、経年変化によって味が出ていくところもギア好きを唸らせるポイントでしょう。
▼GRACE「HIZUME」の詳細はこちら
横のつながりも楽しみながら
キャンプをきっかけに知り合いが増え、今後はもっとキャンプ繋がりを作って楽しみたいと話すホンダさん。ヒルバーグのアトラスユーザーでもあり、アトラス愛用者が交流するキャンプイベントを先輩方と主催することも。
実用的かつ、見た目の美しさも譲れないという方は、ぜひホンダさんのInstagramを覗いてみてください。
▼ホンダさん Instagram