【ミニマム370gの衝撃！！】ZEROGRAMの最新ULタープでキャンプを身軽に快適に！

風のように軽いタープが、優しい日陰を作り出す

キャンプブームに端を発し、独自のアウトドアカルチャーが発展しつつある東アジア。昨今では日本だけでなく台湾や韓国、中国などからも機能性を追求した個性派ブランドが続々登場し、特にUL界隈では群雄割拠の時代が続いています。

そんな昨今のアウトドアシーンを牽引するブランドのひとつであるZEROGRAMが7/25 発売開始する「Minimalist NANO TARP」は、同ブランド初となる小型のタープです。

これまでに最大6人用の大きめのタープの展開はありましたが、今回はハイキングなどのアクティビティに取り入れやすい軽量のモデルが仲間入りしました。

そのコンパクトさは一目瞭然。収納時は1Lのナルゲンボトルとほとんど同じ大きさになるため、バックパックの隙間やサイドポケットに入れて持ち運ぶことができます。

また、驚くべきはその重量。付属のペグなども含めた全体の重量は424gで、スタッフサックを除いた本体とガイラインの重量では380gという軽量設計になっているんです。

タープのメインファブリックは、同ブランドのシグニチャーテントでもある「El Chalten」シリーズのフライシートにも使われている、軽量な15Dのリップストップナイロン。表面のコーティングにより、耐水圧1500mmの防水性能も備わっています。

また、またロープやポールを支えて負荷がかかる箇所には、より強靭なダイニーマ・グリッドストップ生地を使用。重量を抑えながらもタフな設計に仕上げられているようです。

こちらがMinimalist NANO TARPの展開図で、302×294cmの変形ヘキサ型。このユニークな形状がアレンジの幅を広げ、ソロタープとしての機能性を発揮する秘訣となっているんです！

状況や使用ギアに合わせてアレンジ！

左右、奥行きとも十分なスペースがあるのでULソロータープとしては必要十分なサイズ感。なんなら、複数人と寝転んだりシェルターのように地面ベタ付きで設営すれば、空間にゆとりのある、雨風の避難場所にもなりそうです。

テンションがかけやすく、設営が簡単なのがヘキサタープのメリットですが、Minimalist NANO TARPはポールを立てるポジションによって全体のフォルムを変えることができ、誰でも地形に合わせてアレンジができるというのが特徴となっています。

雨や風を避けたいときは低く、タープ下の開放感と居住性を確保したい場合は天井を高く。どこに頂点を持ってくるかを覚えておけばいいだけなので、フィールドで素早く判断して設営することができそうです。

ハイキング時はトレッキングポールを支柱にできますが、もちろんタープポールを利用して、平地キャンプで日除けとして使っても◎。付属のガイラインは210cmまでのポールが使える長さ設計です。

ソロとはいえタープ本体はゆとりのあるサイズ感なので、張り方次第で大人3名が寛げるほどのスペースが確保できます。

また、もしあなたがZEROGRAMのEl Chaltenシリーズのテントを使っているなら、その相性はパーフェクト。

リッジポールをタープのグロメットに接続して組み合わせることで安定感も増し、テントの目の前にリビングスペースを作ることができます。登山のテント泊の際、雨が降ってしまうと調理スペースの確保に困ってしまいますが、この組み合わせならいつでも快適に過ごせそうですね！

ちなみに付属のガイラインは、テンション調整のしやすいLineLocストッパーのバックル付き。グロメット部分は耐久性が高くポールが抜けにくいようゴム素材を使用するなど、細かなパーツ設計までミニマルで使いやすく仕上げられています。

軽さは正義！ どのフィールドでも大活躍

ULと聞くと、自分とは別人種の道具だな……なんて思うキャンパーもいるかもしれませんが、ZEROGRAMのULソロタープMinimalist NANO TARPは、どんなスタイルでも役に立つ万能選手。

平地キャンプを楽しむオートキャンパーも、ULハイカーも、荷物をコンパクトに納めたいキャンプツアラーも、ハンモックとタープだけで自然を感じたいミニマリストも、ひとつ持っておけば大活躍すること間違いなしです。

古びることのないシンプルなデザインと、直感的に設営できる独特のヘキサゴンシェイプ。唯一無二なこのソロタープを片手に、皆さんならどこへ出かけますか？