「アウトドアで使える保冷剤」って普通のものと違うんです
一口に保冷剤と言っても、いろいろなタイプが存在します。
日常的に目にするのは、ケーキ屋さんなどでもらえる画像のような保冷剤。いつの間にか冷凍庫に溜まっていくので、キャンプに流用している方もいるかもしれませんね。
しかし、アウトドア用の保冷剤は、やっぱり実力が違うんです!
医療用に作られたから、確実に冷える「クーラーショック」
こちらは血液を輸送するための技術から生まれた保冷剤「クーラーショック」。
血液を運搬する際には温度管理が大切で、その重要性は「キャンプで何かを冷やしておきたい」といった要望とは深刻度が違います。
つまりクーラーショックは、命を守るための品質が落とし込まれた、プロ仕様の保冷剤なんです。
サイズはS/M/Lの3つがラインナップされています。
<特徴1>「長時間冷える」のが最大のポイント
クーラーショックの実力は、-7.8℃を長時間保てるというもの。
クーラーボックスの容量に適した個数を入れれば、内部を丸一日、冷蔵庫のような状態にしてくれます。
一泊二日のキャンプならお釣りが来る保冷力ですね。
のちほど実際に温度を計測して検証してみるので、お楽しみに!
<特徴2>凍結時間が短い
アウトドア用の保冷剤には、長~~~い凍結時間が必要な製品もあります。
「表面温度-16℃」が特徴の商品もありますが、冷凍庫に一晩入れても完全に凍らない場合も。
その点、本製品は短めの凍結時間でOK。一般的な家庭用の冷凍庫で、SサイズとMサイズなら8時間、Lでも12時間で凍結が完了します。
前日に準備すれば、出発にしっかり間に合います。
<特徴3>熱伝導率がよく、耐久性もある
パッケージの素材はアルミニウムとポリエチレン、そしてナイロンの3層構造。
熱伝導率がいいばかりでなく、剛性と耐久性にも優れています。
ビジュアル的には先端技術っぽさも感じられますよね。
こちらはCAMP HACKスタッフ・清水が、4年前から使用している本製品。
幾度となく冷凍庫とクーラーボックスを往復してきましたが、見ての通り目立つ劣化はありません。
もちろん保冷力も健在だそうで、末永く愛用できることがわかりますね。
では、クーラーショックの使い方を紹介しましょう。
<クーラーショックの使い方>自分で水を入れてセットアップ
クーラーショックは自分で水を入れてセットアップします。
やり方はいたって簡単で、見慣れない作業としては「シリコンコルクを詰める」くらいですね。
内部には粉末が入っていて、水と混ざってゲル状になります。揉むようにしてよく混ぜ、30分ほど放置すればセットアップ完了。
あとは冷凍庫で凍らせれば、保冷剤として繰り返し使用できます。
手順をまとめると次の通りです。
<クーラーショックの使い方>
①スクリューキャップを開ける
②規定量の水を入れる(※)
※水の規定量はSサイズ:355ml、Mサイズ:830ml、Lサイズ:1660ml
③シリコンコルクを詰める
④スクリューキャップを締める
⑤揉むように混ぜて、30分放置
⑥冷凍庫で凍らす
そして、いよいよ、その実力を検証してみます!