【1個193円】コストコで発見した「防水ライト」が、ゲリラ雷雨でも活躍したよ！もはや全部屋に貼り付けたい…

キャンプ道具を「もしものときの防災グッズ」にしているキャンパーさんはきっと多いはず。

かくいう筆者もそのひとりで、二軍のギアたちを防災リュックに詰め込んでいますが、今回新たにキャンプギア兼防災グッズとして導入したのが、コストコで購入したこのアイテム。ちっちゃいけれど、予想以上に活躍するぞ。

2024/08/31 更新

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編集者
CAMP HACK編集部
月間550万人が訪れる人気No.1キャンプメディア『CAMP HACK』。累計制作記事本数は8,000本以上。環境省等の行政機関、「髙島屋」や「niko and ...」といったクライアントとの連携実績多数。また、TBSテレビ『ラヴィット！』等、各メディアで登壇機会多数の編集部員も所属。
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制作者
山畑理絵
キャンプ/登山歴13年。アウトドア用品専門店で働いたのち、ひとり旅に出たことがきっかけでアウトドアライターに転身。美しい風景を求めて日本中をふらふら。その後出産を機にデュオキャンプからファミキャンに移行。安全で、ストレスフリーで、おしゃれで…という欲張りな願望を叶えるべく、キャンプギアをアプデ中。1児の母。
山畑理絵のプロフィール

記事中画像撮影：筆者

コストコで買った、18個入りのコレ

コストコで見かけてビビッときた、この黒くて丸いアイテム。正体は、超小型のLEDライト。

しかも水に沈めても平気なくらい高い防水性があって、室内はもちろん、ベランダやキャンプサイトなど、至るところに設置できてなかなか便利！

筆者はコストコで、18個入りで3,480円、1個あたり193円（2024/8/5現在）で購入しましたよ。コレ、小さいながらも想像以上に使えるぞ……！

パンサービジョン LEDボタンランプ 18個入

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明るさ	15ルーメン
電池	CR2032電池（2個内蔵・交換不可）
バッテリー寿命	約14 時間

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明るさ	15ルーメン
電池	CR2032電池（2個内蔵・交換不可）
バッテリー寿命	約14 時間

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「LEDボタンランプ」のスゴい機能

使い方はいたってシンプル。スイッチの開閉でライトが点いたり消えたりします。

15ルーメンだけど、意外と明るい

明るさは15ルーメンとの記載がありましたが、実際に点灯してみてびっくり。結構明るいです！

パッケージには9m先まで照らせる明るさと書いてありました。

9mというと、だいたいマンションの3階の高さくらいなので、そう考えるとそれなりに先を照らせますよね。小さいながらも、なかなかの高スペックです。

IPX7の防水性能がある

防水性も高く、水深1mで30分間水没させたときでも壊れず点灯できるIPX7の優れた防水性能があるとのこと。

試しに10分ほど沈めてみましたが問題なく点灯していました。これなら雨でも安心です。

シール付きだからいろいろな場所に

ライトの裏側にはシールがついていて、いろいろなところにペタッと貼り付けることが可能です。

粘着力はよくある両面テープくらい。貼る場所を変える可能性があるときは、マスキングテープを重ねて貼っておくと剥がしやすくなるのでおすすめ。

こんなふうにクリップや磁石に貼り付けると、使い勝手がグンとアップしますよ！（実用例はのちほどご紹介します）

重さは10円玉2枚分

1個あたりの重さは約9g。いざというときのためにバッグに入れて持ち歩きたくなる軽さも魅力です！

こんなところにペタッとしておくと便利

1｜防水だからキャンプと相性◎

夜のキャンプあるあるといえば、張り綱につまずいてしまう問題。その対策にLEDボタンランプが活躍してくれます。

ダイソーやセリアで「ロープライト」なるものが1つ110円で売っていますが、それらは防水ではないのと、6時間程度しかもたないため（ただ電池を変えて繰り返し使える）、雨に強くて14時間光るコストコのボタンランプは、ロープライト代わりにぴったり。

クーラーボックスに貼り付けておけば、夜も視認性ばっちりです。

2｜停電対策として自宅のあちこちに

暗くて困ってしまうときといえば、停電時。最近はゲリラ雷雨などで停電してしまうことが増えたため、筆者は自宅の廊下やトイレ、玄関などにも貼りつけておくことに。

これならいざというときの一時照明として頼りになります。

実際、停電時に8畳くらいの部屋ならボタンランプ1つで最低限の明るさを確保できたのでびっくり！　複数使えばもっと明るくできます。

LEDボタンランプを壁に貼り付けた時の明るさ — わかりにくいですが、真っ暗な部屋のなかで壁にボタンランプ1個を取り付け、点灯させています

もちろん、ペットボトルランタンへの応用もOK。非常時には明かりがあるだけで心がホッとしますよね。

さらにボタンランプ自体に蓄光テープを貼っておけば、暗闇でもボタンランプの位置を把握しやすくなりそうです。

3｜電気がなくて暗いクローゼットに

昼間であっても視認性が悪かったわが家のクローゼット。

これまではいちいちスマホのフラッシュライトで照らしていましたが（汗）、ハンガーの上にボタンランプをペタッとつけておけば、暗くて探すのがストレス問題、あっけなく解決！

4｜傘にもつけてみた

傘にもつけてみました。先ほど紹介した張り綱のように、クリップに貼り付けたボタンランプを傘の骨にぱちっと挟んでいます。

雨の日の暗〜い夜でもほのかに照らしてくれるので、周囲からの視認性が上がるし、足元も確認しやすくなって、いつもより安心して歩くことができました。これ、子ども（の傘）にもいいかもな。

知っておきたい３つのこと

光るのは14時間だけ…じゃない！？

公式サイトのスペックでは、明るさの寿命は14時間とのこと。

なのですが！　2つをつけっぱなしにしてみたところ、14時間どころか、24時間くらいまでは明るさもさほど変わらずに光っていました。

ただ24時間を越えたあたりから、徐々に暗くなっていった印象ですが、それでも筆者が確認した限りでは37時間以上は点灯していました。

個体差があるのかもしれないけれど……公表値と差がありすぎでは……（いい意味で）。

仮に点灯時間を公式の14時間としても、キャンプのとき18時〜6時のあいだ（合計12時間）はもつということ。つまり朝まで使えるところがとてもよき。

自宅のクローゼットなどで一時的に使うだけなら毎日つけてもかなりの期間もつので、十分かなと思います。

電池交換はできない

寿命14時間＝電池の交換ができない使い捨ての仕様です。

内側にはCR2032電池（いわゆるボタン電池）2個が内蔵されていますが、電池が取り外せない構造のため、捨てるときは住んでいる地域の処分方法を調べる必要があります。

MEMO

ググってみると、電池が取り外せないおもちゃなどは基本的に「不燃ごみ」となるようですが、自治体によっては、小売店やショッピングセンターなどに置いてある回収ボックスに入れるケースがあるようなので、調べておくと捨てるとき迷わずに済むでしょう（ちなみにCR2032電池単体では、基本的に「不燃ごみ」として廃棄していいことになっているそう）。筆者が済む地域では「不燃ごみ」としての廃棄方法でした。