【徹底比較】2025｜キャンプマットおすすめ人気ランキング20選

キャンプ泊だけでなく、登山や車中泊でも必須なアイテムがキャンプマット。種類もエアーマット、インフレーターマット、クローズドセルマットと複数あり、各社さまざまなアイテムを販売していてどれを選べば良いか悩ましいですよね。

この記事では、それぞれのタイプでおすすめアイテムを、ランキング形式で5つずつ紹介！　選び方や、どんな人に最適か、各マットのタイプやアイテム別のおすすめポイントを、検証結果をもとに紹介しています。キャンプマット選びの参考にしてください。

2025/01/06 更新

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制作者
CAMP HACK編集部
月間550万人が訪れる人気No.1キャンプメディア『CAMP HACK』。累計制作記事本数は10,000本以上。環境省等の行政機関、「髙島屋」や「niko and ...」といったクライアントとの連携実績多数。また、TBSテレビ『ラヴィット！』等、各メディアで登壇機会多数の編集部員も所属。
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アイキャッチ・本文画像撮影：CAMP HACK編集部

※本記事は、CAMP HACKが検証結果をもとに独自で制作したものです。コンテンツの制作やランキングの選定にブランドは一切関与していません。

キャンプマットは3種類から選ぼう

「キャンプマット」とは、キャンプで就寝時に使用するマットのこと。主に「エアーマット」「インフレーターマット」「クローズドセルマット」の3種類に分けられ、キャンプスタイルや、登山や車中泊などでも使用するかによって選ぶことができます。

ここでは、それぞれのマットがどんな用途に最適なのか、選び方を解説していきます。

キャンプマットの選び方のポイント

登山や徒歩キャンプをする人はエアーマット
オートキャンプや車中泊をする場合はインフレーターマット
車中泊や登山、他マットと併用する場合はクローズドセルマット

登山や徒歩キャンプをする場合はエアーマット

エアーマットとは、空気で膨らます寝具マットです。軽量コンパクトなため、荷物に制限のある登山や徒歩キャンプで活躍します。

空気の入れ方は、電動や手動など様々な種類があり、数多くのメーカーが販売しています。また、家庭用寝具や介護で使われるタイプのものは「エアーマットレス」と呼ばれています。

最大の特徴は空気を入れて使用するため、収納時は小さく、重量も軽く携帯性が高いことです。その反面、穴が空いてしまうと使い物にならなくなってしまう点はデメリットとなります。

横幅は成人男性で60cm以上が目安。80cm以上で快適になる

横幅は、以下のポイントを押さえて選びましょう。

一般的には成人男性で60cm以上が目安
横幅が80cm以上あると寝返りを打ってもはみ出ずに快適
連結できるタイプや、ダブルサイズなども販売されている

厚さは15cm以上で快適だが、地面の状況次第では5cmでも寝られる

厚さは、以下のポイントを押さえて選びましょう。

厚みは10cm以上あると寝ているときに地面の凸凹を感じにくい
全面に空気が入り、凸凹が少ないフラットタイプは違和感を感じにくく快適
厚みと収納サイズの関係は比例するので、使用するシチュエーションを想像して選ぶ

R値は、春〜秋は2以上、冬は3以上あると快適

R値の目安は、以下を基準に選びましょう。

「R値」とは、マットの断熱の性能である「熱抵抗値」を表す数値で、高いほど断熱性が高い
寒い冬を快適に過ごすためには、R値3以上は必要
R値は足し算をすることができるため、エアーマットの下にクローズドセルマットを敷くなどして断熱性をアップすることが可能

膨らませ方は足踏み式が楽でコスパがいい

空気を入れる仕組みにもいくつか種類があるため、以下のポイントを押さえて選びましょう。

膨らませ方は「手動ポンプ式」、「足踏み式」、「吹き込み式」のほか、「電動ポンプ」を使用する、計4種類
エアーマットに内蔵されているポンプを、足で踏むことで空気を送り込む足踏み式が楽でおすすめ
電動ポンプを使うことができる製品もあるが、別途購入する必要がある

収納サイズは直径15cm×長さ30cm、1kg未満だと持ち運びしやすい

軽量コンパクトが特徴のエアーマット。収納サイズは、以下のポイントを押さえて選びましょう。

直径15cm×長さ30cmで1kg未満なら持ち運ぶのが楽なサイズ
移動手段やほかの持ち物を考慮して選ぶのがおすすめ

枕やカバーなど付属品にも注目

マットとしての機能以外は、以下のポイントを押さえて選びましょう。

ポンプが付属しているものであれば別途用意する必要がない
リペアキットがあると、穴が空いてしまった際にも修理することが可能
マットに被せる専用のカバーがある場合、肌触りも良く寝心地にも好影響

▼エアーマットの選び方について、より詳しく知りたい場合はこちらの記事をチェック！

オートキャンプや車中泊をする場合はインフレーターマット

「インフレーターマット」とは、内蔵されたウレタンなどのフォームが空気を含んで膨らむマットのことで、バルブを開くと自動的に空気が入るのが特徴です。「インフレータブルマット」とも呼ばれます。

エアーマットのように空気を手動で入れなくともある程度膨らむので、設営が楽な点はメリットですが、エアーマットやクローズドセルマットと比較すると重くかさばる点はデメリットとなります。

機能性が高く、重くかさばるため、積載を気にしない車中泊やオートキャンプで活躍します。

5cm以上で快適に寝られ、10cm以上だとまるでベッドのよう

厚さは、以下のポイントを押さえて選びましょう。

地面の影響を受けにくく、快適に眠れるのは5～8cm以上
10cmまであるとまるでベッドのような感触で気持ちよく休むことが可能
寝心地と収納性のバランスを見て厚さを選ぼう

肌触り、表面生地の質感は寝心地に直結する

表面生地は、以下のポイントを押さえて選びましょう。

カサカサ音は、寝返りを打ったり、マット上で動くと想像以上に気になる
表面生地がコットンやスエードの場合、音もそこまできにならず、肌触りも良いため快適
伸縮性があると荷重ががしっかり分散され、体を包み込んでくれる

横幅は成人男性で60cm以上が目安。80cm以上で快適に

横幅は、以下のポイントを押さえて選びましょう。

厚さの次に注目したいのが横幅。寝る姿勢や使用人数などにより、快適なサイズを選ぼう
成人男性が1人で使うなら、横幅60cm程度あれば肩幅まで収まる
2人で一緒に使うなら、135cm以上のダブルサイズモデルがおすすめ

準備・撤収の簡単さを要チェック

準備や撤収のしやすさについては、以下のポイントを押さえて選びましょう。

コンプレッションベルトや、開口部の大きい袋のように、片付けやすい工夫が施されているアイテムも人気
バルブが2か所あれば、1つの場合に比べて空気の抜けが早く片付けやすい
逆止弁の場合、空気を入れる際は抜けにくく、抜く際には空気が中に入ることを防ぐことができ、効率的

ノンスリップ加工やエアポンプなどの追加機能に注目！

眠る以外の追加機能については、以下のポイントを押さえて選びましょう。

マットの動きが気になる場合、裏面にノンスリップ加工が施されたモデルだと、マットが安定して、ずれることを防げる
スナップボタンやトグルで連結できるものだと、ソロなら広々とした豪華な寝床に、デュオなら2人仲良く寝られる
エアーポンプが付属していると作業効率がアップする。なかには収納袋がポンプになるものも

寒い時期も使用するならR値は3以上を目安に

R値については、以下のポイントを押さえて選びましょう。

春から秋の3シーズンで使用する場合はR値は2以上
冬キャンプでの使用も想定するなら4以上
他のマットやブランケットなどと併用することで、ブーストすることも可能

▼インフレーターマットの選び方について、より詳しく知りたい場合はこちらの記事をチェック！

車中泊や登山、他マットと併用する場合はクローズドセルマット

クローズドセルマットとは、空気を入れる必要がなく、広げるだけで使用できるアウトドア用マットです。キャンプや登山だけでなく、車中泊やレジャーでも使用されます。

クローズドセルマットの最大のメリットは、広げてすぐに使用できる形状。蛇腹式になっているものがほとんどで、一瞬で設営が可能なうえ、パンクの心配もありません。また軽いので、他のマットと併用するために念のため持っておく、ということがしやすいです。

その反面、かさばることやインフレーターマットやエアーマットと比較して厚みがないため、地面の凸凹は感じやすい点はデメリットです。

厚さが2cm以上のものだと地面を感じにくい

クローズドセルマットの厚さについては、以下のポイントを押さえて選びましょう。

クローズドセルマットの厚みは、ほとんどが1〜2.5cm
2cm以上であれば、地面からの凸凹を感じにくく、単品でも快適に過ごすことが可能

R値は3シーズンなら1〜2、冬は3以上を目安に

R値については、以下のポイントを押さえて選びましょう。

性質上インフレーターマットやエアーマットより厚みがないため、それらのマットとR値の目安が異なる
春から秋の3シーズンで使用する場合は1〜2、冬キャンプでの使用も想定するなら3以上のものがおすすめ
寒さが苦手な場合、エアーマットや局所的に使用できる小さめのマットと組み合わせて、断熱性能を高めるのがおすすめ

できるかぎり軽量・コンパクトだと◎

重量や収納サイズについては、以下のポイントを押さえて選びましょう。

ULキャンプや登山は、たった1gを削ることの積み重ねが、全体の重量を大きく左右する
ほとんどの製品が500g以下なので、クッション性や機能性との兼ね合いを考慮する
バックパックで使用する場合、行動時のストレスになる場合があるのでなるべくコンパクトになるものを選ぶ

ゴムバンドや袋があると持ち運びやすい

持ち運びの工夫については、以下のポイントを押さえて選びましょう。

クローズドセルマットは、蛇腹式なので設営は簡単な反面、勝手に開いてしまう
バックパックにくくりつけたり、車や自宅で保管する際にあるとうれしいのが、収納袋やゴムバンドといった付属品
専用のケースが別売りしていたり、安いゴムバンドでも十分留めることができるので、追加購入も検討するのがおすすめ

▼クローズドセルマットの選び方について、より詳しく知りたい場合はこちらの記事をチェック！

キャンプマットの人気おすすめランキング

インフレーターマットの人気おすすめランキングを「厚さ6〜8cm」「厚さ10cm」の2種類に分けて実際に比較検証し、ランキングにしました。インフレーターマット選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

エアーマットの人気おすすめランキングを見る
インフレーターマットの人気おすすめランキングを見る
クローズドセルマットの人気おすすめランキングを見る

エアーマットの人気おすすめランキング

1位

シートゥーサミットウルトラライトマット　レギュラー

総合評価

★★★★★★★★★★ 3.62

寝心地 ★2.8
空気の入れやすさ ★4.3
片付けやすさ ★4.2
持ち運びやすさ ★4.1
機能性 ★4.1

この商品を見る

使用時サイズ	183 × 55cm
収納サイズ	9 × 9 × 18cm
厚さ	5cm
R値	1.1
膨らむまでの秒数（エアポンプ使用）	46
膨らませ方	エアストリームポンプサック
重量	395g
素材	30/40Dナイロンファブリック
付属品	リペアキット、ポンプ（袋一体型）

使用時サイズ	183 × 51cm
収納サイズ	7.5 × 7.5 × 20cm
厚さ	8cm
R値	2.5
膨らむまでの秒数（エアポンプ使用）	79
膨らませ方	パッドポンプ
重量	365g
素材	20D ＰＵポリエステル
付属品	ポンプ

使用時サイズ	180 × 50cm
収納サイズ	11 × 11 × 20cm
厚さ	7cm
R値	1.4
膨らむまでの秒数（エアポンプ使用）	73
膨らませ方	別売りのポンプバッグを使用すると簡単な操作で素早く空気を注入できます。
重量	514g
素材	30D・ポリエステル・リップストップ
付属品	リペアキット

使用時サイズ	208 × 80cm
収納サイズ	25 × 18 × 18cm
厚さ	10cm
R値	-
膨らむまでの秒数（エアポンプ使用）	382
膨らませ方	手動　※エアーポンプになるキャリーバッグ付
重量	2,000g
素材	マット本体：ポリエステル、シーツ：ポリコットン
付属品	ポンプ（袋一体型）、マットカバー

使用時サイズ	190 × 75cm
収納サイズ	13 × 13 × 30cm
厚さ	14cm
R値	-
膨らむまでの秒数（エアポンプ使用）	146
膨らませ方	エアーポンプなどの空気入れ不要、ポンプ搭載で空気入れもラクラク
重量	1,100g
素材	40D リップストップナイロン
付属品	ゴムバンド

厚さ	8cm
ノンスリップ加工	△
連結可否	○
ゴムバンド	×
逆止弁	○
R値	-
専用ポンプor袋のポンプ化	◯
使用時サイズ	190×90cm
収納サイズ	51×23×29cm
重量	3,800g

厚さ	6.2cm
ノンスリップ加工	○
連結可否	○
ゴムバンド	×
逆止弁	◯
R値	-
専用ポンプor袋のポンプ化	◯
使用時サイズ	198×77cm
収納サイズ	85×20×20cm
重量	1,900g

厚さ	2cm
熱反射加工	◯
R値	2
使用サイズ	183 × 51cm
収納サイズ	51 × 13 × 14cm
重量	410g
ゴムバンドor収納袋	×
素材	架橋ポリエチレン

厚さ	2.3cm
熱反射加工	◯
R値	2
使用サイズ	183 × 51cm
収納サイズ	51 × 14 × 13cm
重量	415g
ゴムバンドor収納袋	×
素材	ポリエチレン

厚さ	1.6cm
熱反射加工	×
R値	1.5
使用サイズ	181 × 51cm
収納サイズ	51 × 15 × 11cm
重量	395g
ゴムバンドor収納袋	収納袋
素材	ポリエチレンフォーム

厚さ	1.5cm
熱反射加工	×
R値	-
使用サイズ	185 × 56cm
収納サイズ	57 × 16 × 14cm
重量	395g
ゴムバンドor収納袋	ゴムバンド
素材	ポリエチレン