まずは「ガルテント」の基本設計をチェック!
「ガルテント」は、その名前からも推測できるとおり、ガルウィング型のキャノピーを持ったテント。
寝室部分を自立させてから設営するという、比較的手間の少ない設計も魅力ですが、ポールを継いだり、ポールにフライシートをかけたり、テント設営の楽しさもしっかり味わうことができます。
フルクローズのスタイルはこんな感じで、デザインもスタイリッシュ。クロスフレーム構造を採用することで、高い耐風性と居住性を両立させています。
フロントとバックの両方に入り口があり、ツールームテントのように前室部分が広くとられているため、雨天時でも濡れることなく靴の脱ぎ履きができそうです。
そしてこちらが、キャノピーを全開にしたスタイル。別売りのキャノピーポールを使って跳ね上げてガルウィングを広げたら、広い範囲に日陰を作ることが可能です。
このようにスタイルチェンジできる自由度があるので、昼間と夜間でアレンジを変えたり、天候の変化にも対応できそうですね。
サイズは上記のとおりで、組立サイズの外寸は(約)幅305 × 奥行き230 × 高さ140cm。
取り外し可能なインナーテントは(約)幅150cm × 奥行き210 × 125cmとゆとりがあり、大人2人がゆったりと寝袋を並べることができます。
アウターテントは、影が濃く吸水性が高いコットン × ポリエステル生地。UPF50+のUVカット加工も施されているので夏は強い日差しからしっかり守ってくれますし、冬は結露を軽減してくれます。
自由度を活かして、自分流の空間を作ろう
冒頭で親子デュオキャンプにオススメと書きましたが、もちろん使い方はアナタ次第。
ソロキャンプでもギアをたくさん持ち込んで、自分の世界を作り上げたい方にもガルテントは魅力的なはずです。
また、付属のインナーテントを使わず、フロアレスのシェルターテント的にもアレンジするのも◎
コットをなかに持ち込んだりして、より広々と、自然を感じられるスタイルも楽しめます。
アウターテントの生地は、火の粉で穴の空きにくいポリコットン製。
とくに焚き火時間をじっくり味わいたいなんて方には最高で、キャノピースペースに座って、このように焚き火するなんてロマンがありますよね!
普段はソロキャンプが多いという方が、パートナーと一緒にキャンプに行く。なんてパターンも、ガルテントがひとつあればサイズ的にも問題なし。
オールシーズンいける機能性が備わっているので、ビギナーキャンパーの最初の一張りにもバッチリでしょう。
夏は涼しく冬は暖かく
ガルテントを季節を問わず使えるオールシーズンテントたらしめているのは、各所に設けられた機能ディティール。テント内部の環境を調節できるよう、様々な工夫がなされています。
まず注目したいのは、夏場に重要になってくる通気性。ガルテントは前後2方向に出入り口が設けられているので、通気を確保したいときにも便利です。
さらに、キャノピーと反対方向の両側面のアウターテントには、メッシュが張られた三角窓も配置されています。夏の夜など、虫の侵入を防ぎながら通気を確保したいときに最高ですね。
反対に、外気をシャットアウトしたい冬場にありがたいのが、アウターテントの外周に設けられたスカート。しっかりとペグダウンできるので、端がバタつきにくいというのもポイントです。
その他の細かな機能も充実!
使いやすさを追求した、細かなディティールもDODの真骨頂。全体の設計だけでなくこういうちょっとした工夫が居住性を高めています。
インナーテントの上部二箇所にはメッシュのポケットがあり、すぐ取り出したいモノの収納にも便利。
また、インナーテントの入り口にはLEDランタンなどを吊り下げられるようなループも備わっています。前後で2箇所ループがあるので、デイジーチェーンを渡して使ってもいいかもしれませんね。
細かな部分ですが、アウターテントのキャノピー部分にも設けられたスカートは、巻き上げて留められるようになっています。これなら跳ね上げて使用する際に視界を広く保つことができそうです。
最後に注目して欲しいのがキャノピー部分のファスナー。ここに両開きできるダブルファスナーを採用したことで、キャノピーをクローズ状態でも手軽に換気もできるようになっています。
自然を楽しめる、快適なベースキャンプを手に入れよう
今回の記事でご紹介したように、快適設計によってキャンプを120%楽しめるであろうDODのガルテント。
これからキャンプを始めるという方にも、変化してきたキャンプスタイルに合わせて新しい一張りを探している方にとっても、有力候補のテントになってくれるはずです!
DODの公式ホームページはこちら