記事中画像撮影:筆者
値段設定がバグってるオシャレアイテムたち
服好きで、元アウトドアショップ店員の筆者。洋服のつくりや機能、価格帯など、さまざまなブランドのものを見てきましたが、「ワークマンウェアのつくりと値段設定は本当にすごい」と思っています。
機能面をしっかり兼ね備えているのに、1,500円~3,500円あたりの価格帯がメイン。デザイン性も年々アップデートされていて、シンプルな着こなしでもおしゃれにきまる形に仕上がっています。
というわけで、今回ワークマンの店舗で見た目がおしゃれかつ使いやすそうなウェアを購入してきました。街⇔アウトドアを行き来できるコーデをテーマに、この夏着倒しそうな4着をご紹介します。
1|カラバリ豊富な万能ベスト「グリーンテックアウトドアデニムベスト」
キャンプにはやっぱり使い勝手がよくてかっこいいベストが相性抜群。ただ、大手ブランドさんのものだと値段が高くて手に入れづらい……のですが! ワークマンで税込み2,500円の機能派ベストを発見。
選んだ理由は、驚きの値段に加え、ワークマン感のないデザイン。どこかのおしゃれセレクトショップに展開されているオリジナル感すら漂わせる仕上がりです。
7つのポケット搭載で収納力抜群
ただの見た目だけかっこいいベストだと思ったら大間違い。前に5つのポケット、後ろにビッグポケットを2つ搭載。
背面のビッグポケットは深さとマチがあるので、両方のポケットで350ml缶が4本すっぽり。とにかく収納力のあるベストなので、これを着れば細かいギアの収納から、かさばりがちなアイテムまでラクに持ち運ぶことができます。
さらにサイドにはループ付き。カラビナを使って何かギアを吊るしたり、ペグハンマーを引っ掛けたりすることも可能です。
環境にやさしいサステナブル素材でできている
使われている素材は「グリーンテック」という天然繊維と特殊テクノロジーによって作られた環境にやさしい素材です。
難しいことはできないけれど、少しでも自然に配慮しているウェアを着たい。そんなキャンパーさんにもおすすめです。
【コーディネート例】白Tシャツ×デニムにプラスする
白Tシャツとデニムというシンプルなコーディネートでも、このベストで差し色を入れるだけ一気にイメージが変わります。ポイントは、Tシャツを少しオーバーサイズめにして抜け感を出すこと。
アウトドア感もそこまで強くなく、レザーサンダルなどと合わせれば街でも落ちついた雰囲気で着用できそうです!
後ろ姿もGOODです。大振りなポケットが良い味を出してくれています。
カラー展開は、筆者購入のグリーン以外に、デニム・ヒッコリー・イエローがありました。なんせ2,500円という低価格なので、ふだん着ないうよなカラーに挑戦するのもおすすめ。
筆者はとても気に入ったので、色違いの買い足しを検討中です。
▼ワークマン「グリーンテックアウトドアデニムベスト」の詳細はこちら
2|夏のショーツはコレだけでOK「リペアテック超軽量×遮熱ベイカーショートパンツ」
夏は少しでも涼しいショーツをはきたい。それに、アウトドアシーンでガシガシ使えるものがいい。そんな気持ちを叶えてくれるショーツも見つけました。
価格は税込み1,500円と驚きの高コスパショーツです。カラバリも4色展開と豊富にありました。
超軽量×撥水×遮熱×コンパクト収納
このショーツ、とにかく便利なポイントがたくさんあります。まずは、約120gの超軽量素材で作られていること。コンビニのおにぎり1つ分くらいの軽さで、着ている感覚がほぼないくらい。
さらに、撥水加工、UVカット機能付き。くるくる丸めてパッカブル仕様にもなるんです!
ベルト付きフックも便利
ディテールにもこだわりが。ショーツの右腰部分にベルト付きフックが付いているので、カラビナなどでギアの吊り下げが可能。
ワークマンのウェアはシンプルなデザインのイメージがありましたが、こうしたアクセントになるギミックがGOODポイントですね。
スマホにちょうどいいポケットがある
ポケットは全部で5つ。スマホの定位置にちょうどいい小さなポケットがあるのもいい!
それに、両サイドのメインポケットは約4cmのマチ付きで収納力が◎。カバンを持たずとも財布、カギ、飲み物などを持ち歩けるところが便利です。
【コーディネート例】ショーツ×ハイソックスで差し色追加
シンプルになりがちなショーツコーデには色付きのソックスが活躍。サンダルのなかに色物を入れるだけでこなれ感が出るので、筆者はその日の気分でソックスを選んで楽しんでいます。
3|多機能ポケットでおしゃれ魅せ「ユーティリティメッシュベスト」
メッシュ付きベストは通気性がよくて使いやすいので、夏に愛用しているのですが、まさかワークマンにこんなおしゃれなメッシュベストがあったとは……と驚きました。しかも価格は税込み2,500円。
あごの下までジッパーが締まるので、Vネック仕様のベストよりも形がスタイリッシュに見え、街使いしやすい印象です。
シンプルになりがちな夏コーデを、Tシャツの上から着るだけで一気にこなれ感を出せる神アイテムです。
ポケットの数は、なんと11か所!
見てわかる通り、機能盛りだくさんであるゆる場所にポケットやDカンが搭載されています。このベストを着ていればバッグなんて一切必要なし。
ただ、ポケットが多すぎると作業着感が出てしまいがちなのですが、色の使い方やパーツの場所が秀逸なので、私服にしても違和感のないデザインです。
背面には大型ポケットが。ジッパー付きで雑誌やiPadなども入るサイズでした!
【コーディネート例】ロンT×ベスト×ショーツの黄金比率
個人的に好きな合わせ方は、ロンT×ベスト×ショーツです。暑い日はTシャツと合わせてもOK。
合わせているショーツは、1つ前に紹介した「リペアテック超軽量×遮熱ベイカーショートパンツ」です。このメッシュベストにぴったり。2着合わせても4,000円という恐ろしいグッドプライスコーデです。
筆者が選んだスチールグレーカラーは落ち着いた色味で、黒のインナーと相性抜群。ダークグリーンとマスタードのカラーもありましたよ!
▼ワークマン「ユーティリティメッシュベスト」の詳細はこちら
4|虫嫌いさん必見「ステルスフィールドパーカー」
恥ずかしながら筆者はキャンパーのくせに虫が大の苦手です……。そのせいで夏キャンプはなるべくしたくないほど。
なのですが、「虫が寄り付きにくい」というこのパーカーを着れば、夏のアウトドアシーンをより安心して楽しめるかも……と思い、今回購入。
のちに調べてわかったことですが、どうやら毎年爆売れしている「エアロガードステルスジャケット」のロング丈バージョンのようで、大注目のアイテムです!
素材は、防虫加工の特殊繊維
一番の特長は、なんといっても虫が寄り付きにくい加工がされていること! 蚊やハエなどの虫を近寄らせない特殊機能が付いているんです。
まさに「着る蚊帳」!
素材は部分的にメッシュで通気性◎。虫を避けることから「着る蚊帳」や「着る網戸」なんていう呼び名があるようです。
手の甲部分を裏返すと手先までしっかりガードできる仕様。そしてさらに……
頭のてっぺんまでフルガードすることもでき、視界も確保。虫が多すぎるキャンプにはもうこれでしょう(笑)
斬新な仕組みで驚かされました、すごいぜワークマン。
【コーディネート例】Tシャツ×メッシュパーカーでひとクセつける
夏にロングコートは使いづらいかも? と思いがちですが、大部分がメッシュ素材で軽い&涼しいので、Tシャツの上からざっくりと羽織るだけで、周りと差をつけるコーディネートの完成。丈の長さがちょうどよく違和感なく合わせられました。
ポイントは、全体が重くならないようにすること。ブラック系コートだと全体が暗くなりやすいので、筆者はナイロン素材の白パンツとレザーサンダルをチョイス。
でも、あえてブラックトーンでカッコよくまとめるのもアリかなと思います!
筆者はウッドマスターというカラーを買ったのですが、さりげないカモフラ柄のデザインがスタイリッシュ。このプリントパターン、なかなかありませんよね。
価格は税込み3,500円とワークマンの中では高め設定ですが、虫によるストレスを回避できると考えれば賢い買い物でしょう!
▼ワークマン「エアロガードステルスフィールドパーカー」の詳細はこちら
高コスパのワークマンで夏のアウトドアファッションを楽しむべし
どの商品も高コスパで機能盛りだくさん、形もおしゃれで申し分ないクオリティでした。もはやワークマン=作業服というより、ワークマン=普段着を買いに来る場所として確立してもおかしくないくらいです。
まだアウトドア服を持っていない方は、ワークマンから買い集めるのがとてもオススメ! 全身アウトドア機能服をコーディネートしても1万円以下でそろえることが可能です。
今回筆者はアウトドアに特化した「ワークマンプラス」でこの4着を購入しましたが、公式オンラインストアでもたくさんのウェアをリサーチできるので、一度見てみると楽しいですよ!
▼ワークマン公式オンラインストアはこちら