スポンジに洗剤…とアレコレ用意する必要ないなんて!
美しい自然に触れ、焚き火やご飯など楽しいキャンプですが、億劫なのが食事のあとの洗い物ですよね。みなさんはどんなお片付け道具を持っていきますか? 徒歩ソロキャンパーの筆者、何を持って行くか、毎回選択に困っています。
洗剤にスポンジにブラシ、食器を拭く布巾も必要です。折りたたみのバケツも持っていきたいとなると、これらを収納するケースも結構かさ張るんだよな、と頭を悩ませていました。
食事後の片付けをワンパッケージに!
そんなイライラを一発で解消してくれるセットを発見しました! ご覧の通り、片手でラクラク持てちゃう丸いケース、実は……
この小さな収納ケースの中に、なんと全6点ものお片付け道具が入ったセットなんです。その名もシートゥーサミットの「キャンプキッチン クリーンアップキット」。
ソロキャンプの相棒として、めでたく一軍入り
洗い物グッズがワンパッケージで済む簡便さ。軽量コンパクトでかさ張らず、徒歩ソロ用ギアの条件を難なくクリア。名誉の一軍入りとなりました。
中身を常に準備しておくことで、忘れ物が激減するという相乗効果もあり大のお気に入りに。その魅力をお伝えします!
シートゥーサミット キャンプキッチン クリーンアップキット 6点セット
重量 | 約270g |
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収納サイズ | 13×6cm |
セット内容 | ポットスクラバー、50mlボトル、10Lキッチンシンク、食器洗浄用クロス、ドライライトディッシュタオル、ナイロン製ジップポーチ |
まずはセット内容・収納サイズをチェック!
とりあえず全部出して広げてみました。セット内容はこちら!
セット内容
- ●10Lキッチンシンク
- ●ポットスクラバー
●50mlボトル
●食器洗いクロス
●ドライライト ディッシュタオル
●ナイロン製ジップポーチ
食器を運んだり、水を貯めて洗う「10Lキッチンシンク」、焦げやこびり付きをこすり取る「ポットスクラバー」、洗剤を入れる「50mlボトル」、洗浄用の「食器洗いクロス」、拭き取り用の「ドライライト ディッシュタオル」、そして収納ケース「ナイロン製ジップポーチ」の6点です。
たったの重さ232g
一軍入りの最たる理由は、とても軽いこと。重量は232g(実測値)、いつもの徒歩ソロの行動食、小ぶりのバナナ2本分です。
必要な道具がコンパクトにまとまる
ケースの内側には仕切りがあり、道具を収納するのも簡単。食器洗いの道具がすべて揃っていながら、手のひらにのるコンパクトさです。
「キャンプキッチン クリーンアップキット」6種の神ギア
ここからは、セット内容のアイテムの特徴を1点ずつご紹介します。
1|直径30cmの大型「キッチンシンク」
まずは、水を貯めて汚れた食器をつけておくこともできる「キッチンシンク」。素材は、70Dナイロン。軽量でしなやかです。フチの直径は約30cmもあり、大きめの皿も入ります。
満水容量はおよそ10L、幅広のキャリーハンドルで、持ち運びもラクラクです。
フチにステンレススチール製のワイヤーが入っていて、シンクの形をしっかりキープ。安定感のある末広がりの形で、なみなみと水を入れても自立します。
内側は水を通さないポリウレタンコーティングです。さらに幅広のシームテープで防水処理済みで水漏れの心配もありません。
※調理ナイフやフォークの先など、尖ったものは防水層を傷つける恐れがあるので注意してください
2|二役をこなす「ポットスクラバー」
次は、ブラシ兼スクレーパー機能のついた「ポットスクラバー」。ボディはポリプロピレン製、ブラシはナイロン製です。ブラシでざっと汚れを落とし、焦げやこびり付き汚れを剥がすのにスクレーパーを使います。
3|洗剤用「50mlボトル」
洗剤を小分けにして持ち運ぶボトルです。容量は50ml、2泊3日のソロキャンプで使うのに十分でした。
なんと、ボトルとスクラバーが合体!
ボトルとスクラバーは分離・合体できる仕組みです。なにかとかさ張るブラシ類も、ボトルと一体化することで収納スペースを取りません。
4|「食器洗いクロス」は、ハード/ソフト両面仕様
「食器洗いクロス」にも一工夫が。クロスは目の粗いハード面と、柔らかいソフト面の裏表仕様です。こびり付き汚れも、優しく洗いたいものも、これ一枚でOKという一石二鳥ぶり!
5|抜群の吸水力「ドライライト ディッシュタオル」
タオルの生地は微起毛素材でとても柔らか。吸水能力に優れた合成繊維製で、濡れても乾きやすい素材です。
「食器洗いクロス」は18×18cm、手の中に収まるちょうどいいサイズ感。「ドライライト ディッシュタオル」は、長さ50cmの大盤サイズで、大きめのお皿やクッカーも拭きやすいです。
6|直径13cmとコンパクトな「ナイロン製ジップポーチ」
ポーチは直径約13cm、直径12cmの300mlシェラカップよりわずかに大きい程度です。
ポーチ裏のベルトを使って、フックなどで下げたり、ギアケースやバックパックのモールに付けて運ぶこともできます。
キャンプで使ってみた!
ソロ飯のクッカーや食器がまるっと入る
筆者のソロキャンプ用調理セットです。プリムスのクッカー+ミニフライパン、マグカップ、シェラカップ、チタニウムの皿、トング、調理ナイフ、スプーン、フォークが主なラインナップ。
10Lのキッチンシンクは、これが全部余裕で入っちゃうんです!
こまごまとした洗い物を炊事場まで一気に運べるのがとても便利。途中でカトラリーを1本落っことし、薄暗い中で目を凝らして探し回る……なんてこともなくなりました。
食器だけなら、ソロ女子3名分も余裕で入りました
この日は、ソロ女子3人のグループキャンプ。たっぷり夕食を楽しんだあと、キッチンシンクにみんなの食器を全部突っ込んだ様子です。まだまだ余裕がありますね。これなら家族4人分の食器でも大丈夫そうです。
さて、お湯を貯めて洗いにかかりましょう。
食器洗い開始
キッチンシンクは温水を使った食器洗いに最適。ただし100℃以上の熱湯はNGです。洗剤は、モンベルの「エコソープ」をボトルに小分けして持ってきました。
食器洗いクロスの泡立ちは◎
「エコソープ」は環境に配慮し、分解されやすい液体せっけんが主成分です。スポンジによっては泡が立ちにくいこともあるのですが、「食器洗いクロス」は泡立ちもよく、キレイに汚れを落とすことができました。
ブラシの使い勝手も良好
「ポットスクラバー」の使い勝手はどうでしょうか。ブラシの丸みがフライパンのフチにフィットし、とても洗いやすいです。
焼き鳥を焼いたあとの脂汚れが目立つグリル。網とロストルはブラシで洗い、焦げはスクレーパーでガシガシこすり取りました。これ1個で様々な汚れ落としができるので、他の道具を持っていかずに済みます。
驚きの吸水力「ドライライト ディッシュタオル」
マグカップにクロスを当てると、一瞬で水滴が消えました! 吸水力の高さは驚きです。使用後に吊るしておけばすぐに乾くので、生乾きの布巾で食器を拭くあのイヤ〜な感じがありません。
干せばすぐ乾く「キッチンシンク」
全ての食器洗いが終わり、最後にキッチンシンクを水洗い。使用後は水をよく払い、吊り下げておけばすぐに乾きました!
収納の仕方は?
「キッチンシンク」のたたみ方に慣れが必要
キッチンシンクは、フチのワイヤーを丸めて重ね、小さくたたんで収納します。
収納ケースの側面にたたみ方がプリントされているので、あれ? と思ったら参考にしてください。
ご覧の通り、ワイヤーをくるくると3回丸めるとポーチに入るサイズになりました。
あとは小さくたたんだクロス類、ボトル、スクラバーと一緒にポーチに収めて完了です。
ソロからファミリーまで対応!食器洗いはこのセットにお任せあれ
汎用性の高いキッチンシンク、高性能なクロス類、そして立体パズルみたいなボトルとポットスクラバー。ソロキャンパーから家族連れまで幅広く使えます。
シートゥーサミットの「キャンプキッチン クリーンアップキット」は、雑然とした食器洗い道具に取って代わる実力の持ち主といえそうですね。
シートゥーサミット キャンプキッチン クリーンアップキット 6点セット
重量 | 約270g |
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収納サイズ | 13×6cm |
セット内容 | ポットスクラバー、50mlボトル、10Lキッチンシンク、食器洗浄用クロス、ドライライトディッシュタオル、ナイロン製ジップポーチ |