買い足し推奨!?ナフコで見つけた汎用性抜群のオットマン
キャンプチェアはキャンパーなら誰しもが持っている必須アイテム。そんなチェアに快適さをプラスする「オットマン」をホームセンターのナフコで発見!
オットマンという言葉にピンとこない方もいるかと思いますが、簡単にいうと「足置き」です。
構造を見てみると、なんだか汎用性もありそう……ということで、筆者が愛用している様々なブランドのチェアに設置してみました。これ実際に使ってみると、手放せなくなる快適具合だぞ?
ナフコ ジュラルミンフレームチェア用オットマン
使用時サイズ | 約W37×D58ー88×H35cm |
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収納時サイズ | 約W9×D5×L45cm |
材質 | アルミ合金 |
表面加工 | アルマイト加工 |
生地 | ポリエステル(PEコーティング・PVCコーティング) |
ディテールをチェック!
収納サイズは、コンパクトチェアに近いサイズ感
収納サイズは約W9×D5×L45cm。王道チェアであるヘリノックスの「タクティカルチェア(写真右)」と比較すると、少し長さはあるものの同じくらいのサイズ感です。車への積載やコンテナにも入れやすい大きさです。
組み立ては簡単1分!
収納袋付きで持ち運びも楽々。ドローコードも付いているので出し入れでストレスを感じることもありません。
パーツは、フレームと足置き用生地だけ。
フレームはショックコード(ゴム紐)で全て繋がっているので、それぞれの穴に差し込めば数秒程度ですぐに完成します!
生地の裏面にフレームの取り付け穴があるので、まずはフレームの片方を生地の穴に差し込みます。
片方の穴に入れたら、もう一方の穴にもフレームを差し込みます。テンションをかけるために少し力の必要な作業なので、両手でしっかりと行いましょう。
組み立てはこれで完成! 生地の設置がうまくいけば1分程度で組み立てることができます。最初のうちはとくに硬いので、初めて使うときは自宅で一度組み立ててみるといいですよ。
チェアへの接続はフック1箇所をつけるだけ
使い方は簡単で先端のフックをチェアに取り付けて使用します。このフック部分はロックを外せば回転するので、チェアのフレームがクロスだったり、斜めになっていても設置することができます。
取り付けの対応径は約20mmまで。丸い形状ばかりではありませんが、お持ちのチェアの取り付けできそうなフレームをチェックしてみてください。
ロックを外せば、チェアからオットマンまでの長さ調整も可能。
画像矢印部分のフレームの長さ調整可能範囲は約40cm〜70cmまで(実測値)。伸ばし切ると抜けてしまう構造です。抜けそうなギリギリの位置で使用すると破損の原因になるので注意してくださいね。
お好みの長さに調整をしたらセッティング完了です!
【実験】色々なチェアに取り付けてみた
オンラインショップで購入したのですが、実は商品ページに設置可能なチェアについて明記されていなかったこのアイテム。
試しに、自己責任の上で筆者愛用のチェアに装着していってみることに!
ヘリノックスの各種チェア
先ほどヘリノックスの「タクティカルチェア」(チェアワンタイプ)に装着しましたが、背もたれの長い「チェアツー」にも無事取り付けられました。
座ってみると、オットマンをプラスすることで純粋にリラックス度が爆上がりします!
軽量タイプの「チェアゼロ」にも取り付け可能でした。チェアゼロは軽量ゆえに風が強いと倒れやすいのがデメリットだったのですが、オットマンを取り付けることによって比較的倒れにくくなるメリットもありました! これは思わぬ発見。
ナフコ商品ページの使用例に、ヘリノックスチェア同様のフレーム構造のチェアに取り付けられていたので、この手のものは好相性なようです。
コールマン「レイチェア」
続いてはリクライニング機能で人気のコールマン「レイチェア」に取り付けてみました。自宅でも愛用しているお気に入りチェアです。
ヘリノックスと違いフレームがクロスした構造+金具も付いており、しっかりとはめ込むことはできませんでした。
ガッチリと取り付けはできないのですが、自己責任の上で軽く引っ掛けた状態で使ってみたところ、オットマンとして問題なく使用できました。
ただし個人的に相性はイマイチ。理由は、オットマンに写真のように足首をのせるより、ふくらはぎ付近をのせるスタイルの方が足が一番疲れないからです。(この体勢だと少し足の筋が伸ばされているような感覚に……)
コールマンの「レイチェア」は、構造上オットマンを取り付けるフレームが座面の前面に出ており、オットマンの長さを一番短くしても必然的にこの位置になってしまうのです。
その点先述したヘリノックスは、座面下の中央に取り付け可能なフレームがあり、良い塩梅の長さに調整できました。
ここは脚の長さや好みによって意見が分かれそうなので、使ってみて自分好みの位置を探ってみてください。
カーミットチェア
愛用者も多いカーミットチェアは、ガチっと問題なく取り付けできました。ただし、こちらもオットマンの取り付け位置が、座面の前面にあるためレイチェアと同様にオットマンの長さを短めに設定しづらいので要注意。
個人差はありますが、筆者家族の場合は「もう少し短く調整できたらなぁ」という感じでした。
WAQ「ウッドチェア」
一緒にキャンプに行っていた友人のWAQチェアにも取り付けられるか実験。少しフレームの厚みがギリギリな感じでしたが、取り付けることはできました。
少しフック部分が広がる感じだったので、無理にはめることは避けてくださいね。
WAQチェアも先程と同様に取り付けポイントが前にあるので、一番短くしてもそこまで自分側に寄せることができませんでした……。
フックを取り付けられるかだけではなく、取り付け位置によっては思ったように使えない可能性もあることも押さえておきましょう。
そこでこんな提案も!
単品でも使用もアリ……?
あーだこーだと使っていると、チェアのフレームにオットマンを取り付けずとも使用可能であることに気づきました!
出典:ナフコ
というのもオットマンを支える2本の脚に加え、本来チェアに接続する「フック付きフレーム」を地面に置き3点で立たせてしまうという力技です。
フック側は向きを変えることで「フック部分の設置面積が大きくなり破損もしにくくなる」かと思います。
説明書の禁止事項に記載があるわけではありませんが、想定の使い方とは違うと思いますので、この使い方をする際は自己責任で行なってください。
このスタイルでしばらく使っていますが、足を乗せているだけなので極端に負荷がかかるわけでもなく問題なく使用できています。(声を大にしておすすめできる使用方法ではありませんが)オットマンの位置も自由自在なので超快適……!
ちなみにオットマン自体に直接座る行為は禁止されていますのでご注意ください。
少し気になるポイントも
最初はオットマン付きのチェアに慣れていないせいか、立ち上がる際に何度か足を引っ掛けてしまいました。座面の真ん中にポールが伸びている状態なので、慣れるまでヒヤッとする場面も……!
一緒に使っていた人も同様なことが起きていたので、立ち上がる際には気をつけてくださいね。
一度体験したらやめられない
キャンプ中に使うと至福のひとときに。筆者は家族にオットマンを奪われてしまい、筆者がなかなか使えない始末。まずは1つと思っていましたが、追加の購入を検討しています!
2,380円と手の届きやすい価格で、収納もコンパクトなのでキャンプ道具を一式持っている人も買い足してみてはいかがでしょうか?
ナフコ ジュラルミンフレームチェア用オットマン
使用時サイズ | 約W37×D58ー88×H35cm |
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収納時サイズ | 約W9×D5×L45cm |
材質 | アルミ合金 |
表面加工 | アルマイト加工 |
生地 | ポリエステル(PEコーティング・PVCコーティング) |