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軽量なペグハンマーの選び方
出典:ムラコ
ペグハンマーを軽さだけで選ぶと、打ち込みづらいなど使い勝手が悪い場合があります。そこで使いやすい重さの目安や、その他に気をつけたい、ペグハンマー のチェックポイントについてまとめました。
軽量なペグハンマーの選び方のポイント
重さ:軽さ重視なら300〜500gを目安に
軽いペグハンマーを探すと、100g台の製品もありますが、軽すぎるとペグを打ち込むときに力を入れる必要があり、扱いにくく感じるかもしれません。特に、硬い地面にペグを打ち込むときには、ある程度重さがある方が負担が少なくなります。
重さと打ち込みやすさのバランスを考えるなら、300~500g程度の製品がおすすめ。500mlのペットボトル1本分くらいと考えておきましょう。
ヘッド素材:金属・樹脂から選ぼう
ペグハンマーのヘッドの素材は頑丈な金属が主流で、比較的安く購入できます。軽さを重視するなら樹脂製も選択肢に入れてみましょう。
イメージ | 特徴 | |
---|---|---|
金属 | ・打ち込みやすい ・耐久性が高い ・ペグ抜き機能がある | |
樹脂 | ・軽い ・ペグを傷つけにくい ・安価 |
【金属】打ち込みやすく丈夫
ヘッドが金属製のペグハンマーは、軽い力で打ち込むことができて、耐久性が高く、劣化しにくいのが特徴です。ホールやフックなどペグ抜き機能がついた製品も多いので、テントなどを片付ける際も活躍しますよ。
真鍮や銅性のヘッドは価格が高い傾向にあるので、コスパ重視の方はステンレスなどを選びましょう。
【樹脂】軽さ重視ならチェック
軽さを重視してペグハンマーを選ぶなら樹脂製もおすすめです。ペグを傷つけにくいメリットがありますが、金属より劣化が早く打撃パワーが弱いので、非常用や子供用として考えても良いかもしれません。
またペグ抜き機能がないことが多いので、別途ペグ抜きロッドを用意するか検討しましょう。
持ち手:手に馴染みやすい形&滑り止め付きが便利
持ち手部分に凹凸があるタイプ、手に沿うようなカーブがあるタイプは、グリップ力が高く持ちやすくなります。滑り止め加工つきやラバー素材も良いでしょう。
ペグを打ち込むときは力を入れて握るので、角張っていると痛みを感じやすいかもしれません。持ち手の厚みは、こだわりがなければ2~3cm程度を目安に選んでみてください。
形状:手持ちのペグの形に合わせて選ぶ
ペグハンマーと手持ちのペグの相性が良いと、スムーズにペグを抜くことができます。ハンマーの形状はホール型とフック型の2種類があるので、手持ちのペグの形状と合うか確認したいところ。ホール型にもフック型にも対応したペグハンマーなら、幅広いペグに対応できます。
それぞれの形状について詳しく紹介しましょう。
【ホール型】汎用性が高い
さまざまな種類のペグを持っているなら、汎用性が高いホール型のペグハンマーがおすすめ。穴にペグのフック部分を引っかけて抜くことができます。
【フック型】穴空きのペグが抜きやすい
主にホール付きのペグを使っているなら、フック型のペグハンマーを選びましょう。ホールが付いていないペグだと、使いにくく感じるかもしれません。
機能:快適に長く使える工夫をチェック
ペグハンマーを安全かつ快適に使うための、便利な機能にも注目してみましょう。特に安全面の機能は、万が一周りに危害を加えないためにも、ぜひチェックしてみてください。こちらでは2つの機能について紹介します。
ベルト付きならすっぽ抜けにくい
ベルトやストラップがついていると、手首に通して使うことで、すっぽ抜けにくくなります。軽いペグハンマーといっても、手が滑って周辺のものに当たっては危険。安全のためにもチェックしたいですね。
ヘッドの交換ができるタイプも
軽量なタイプには少ないですが、ペグハンマーのなかには劣化したヘッドを交換できるタイプもあります。丸ごと交換するより安く使い心地を改善できるので、長く使い続けたい方や、使う頻度が高い方は、ヘッドが交換できるタイプかどうかも確認してみてください。
軽量なペグハンマーのおすすめ人気ランキング10選
ここからは軽量なペグハンマーを紹介します。重量の軽い順に紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
- 軽さNo.1
- 樹脂製ヘッド
- 被りにくいカラー
キャプテンスタッグ プラスチックペグハンマー
重量(g) | 140 |
---|---|
全長(cm) | 26.5 |
ヘッドの素材 | ポリプロピレン |
持ち手の素材 | ポリプロピレン |
持ち手の形状 | - |
持ち手の幅(cm) | 4.5 |
ペグ抜きの形状 | ホール型 |
ベルト | × |
ヘッド交換 | - |
付属品 | - |
おすすめポイント
●プラスチック素材なので、超軽量の140g
●カラフルなデザインが多く荷物のなかから見つけやすい
●ストラップを付けられるホール付き
- 栓抜きつき
- コンパクト
- ストラップつき
ムラコ カラジャスペグハンマー
重量(g) | 236 |
---|---|
全長(cm) | 27.5 |
ヘッドの素材 | ステンレス |
持ち手の素材 | アルミ |
持ち手の形状 | 楕円形 |
持ち手の幅(cm) | 3 |
ペグ抜きの形状 | フック型 |
ベルト | ○ |
ヘッド交換 | - |
付属品 | - |
おすすめポイント
●ストレートなシルエットで、かさばりにくく収納しやすい
●栓抜き機能も兼ね揃えている
●ベルト付きですっぽ抜けを防げる
- 栓抜きつき
- ストラップつき
CARBABY ペグハンマー
重量(g) | 300 |
---|---|
全長(cm) | 30.5 |
ヘッドの素材 | ステンレス |
持ち手の素材 | アルミ, ステンレス, 金属 |
持ち手の形状 | 楕円形 |
持ち手の幅(cm) | 9 |
ペグ抜きの形状 | ホール型 |
ベルト | × |
ヘッド交換 | - |
付属品 | - |
おすすめポイント
●ストラップつきで引っかけて収納できる
●栓抜き機能もあるのでアウトドアでの食事に役立つ
●ブラックとシルバーの2色展開
BROOKLYN OUTDOOR COMPANY The Peg Hammer
重量(g) | 300 |
---|---|
全長(cm) | 30.7 |
ヘッドの素材 | ステンレス |
持ち手の素材 | アルミ |
持ち手の形状 | 楕円形 |
持ち手の幅(cm) | 9 |
ペグ抜きの形状 | ホール型 |
ベルト | ○ |
ヘッド交換 | - |
付属品 | - |
おすすめポイント
●ヘッドに重量があるので、軽い力で振り下ろせる
●持ち手は滑りにくいマット塗装になっている
●スタイリッシュなブラックカラー
MSR ステイクハンマー
重量(g) | 312 |
---|---|
全長(cm) | 28.5 |
ヘッドの素材 | ステンレス |
持ち手の素材 | アルミ |
持ち手の形状 | 楕円形 |
持ち手の幅(cm) | - |
ペグ抜きの形状 | ホール型 |
ベルト | ○ |
ヘッド交換 | - |
付属品 | - |
おすすめポイント
●地面に立てて置くことができるので、芝生や草むらでも見失いにくい
●ボトルオープナーにもなる
●ベルトつきですっぽ抜けにくい
クイックキャンプ アルミペグハンマー
重量(g) | 350 |
---|---|
全長(cm) | 31 |
ヘッドの素材 | スチール |
持ち手の素材 | アルミ |
持ち手の形状 | 楕円形 |
持ち手の幅(cm) | - |
ペグ抜きの形状 | ホール型、フック型 |
ベルト | ○ |
ヘッド交換 | - |
付属品 | 収納袋 |
おすすめポイント
●ストラップつきですっぽ抜けにくい
●強度の高い鋳鉄製ヘッドで硬いペグでもハンマーが潰れにくい
●収納袋つきで持ち運びに便利
武田コーポレーション ペグハンマー
重量(g) | 360 |
---|---|
全長(cm) | 31 |
ヘッドの素材 | アルミ |
持ち手の素材 | スチール |
持ち手の形状 | 楕円形 |
持ち手の幅(cm) | - |
ペグ抜きの形状 | ホール型、フック型 |
ベルト | ○ |
ヘッド交換 | - |
付属品 | - |
おすすめポイント
●打つ、抜く、掘るの3機能がそろったペグハンマー
●フックとホールがあるのでシーンに合わせて抜ける
●すっぽ抜け防止のストラップつき
コールマン ラバー/スチールハンマー200g
重量(g) | 390 |
---|---|
全長(cm) | 26.5 |
ヘッドの素材 | スチール |
持ち手の素材 | ラバー |
持ち手の形状 | 曲線型 |
持ち手の幅(cm) | - |
ペグ抜きの形状 | - |
ベルト | × |
ヘッド交換 | - |
付属品 | - |
おすすめポイント
●コンパクトサイズで扱いやすい
●ラバー製のグリップで滑りにくい
●シンプルでスタイリッシュなデザイン
デイトナ iペグハンマー NAGURI ステンレス製/ウォールナット
重量(g) | 450 |
---|---|
全長(cm) | - |
ヘッドの素材 | ステンレス |
持ち手の素材 | ウォールナット |
持ち手の形状 | 凹凸 |
持ち手の幅(cm) | - |
ペグ抜きの形状 | ホール型、フック型 |
ベルト | × |
ヘッド交換 | - |
付属品 | - |
おすすめポイント
●I字形状でかさばりにくく、収納しやすい
●持ち手に凹凸がいくつもあり、グリップ力が高い
●自立して置き場所に困らない
ロゴス ヘッドチェンジハンマー
重量(g) | 558 |
---|---|
全長(cm) | 29 |
ヘッドの素材 | スチール,ラバー |
持ち手の素材 | ポリ塩化ビニル,合金 |
持ち手の形状 | 楕円形 |
持ち手の幅(cm) | - |
ペグ抜きの形状 | ホール型 |
ベルト | ○ |
ヘッド交換 | ○ |
付属品 | - |
おすすめポイント
●用途に合わせてヘッドを交換できる
●すっぽ抜け防止のストラップつき
●撤去時に便利なペグ抜きつき
軽量なペグハンマーの使い方・コツ
軽量タイプのペグハンマーは、一般的なハンマーとは別の、ちょっとしたコツを意識すると扱いやすくなります。
グリップの中心を持つと効率的
軽いペグハンマーを使うときは、グリップの中心を握りましょう。そうすることで、力を加えやすくなり、打ち込むときに安定します。
強く打つために、振り子の原理でグリップの先を持ちたくなるかもしれませんが、逆効果。さらに先を持つとケガをしやすく、手からすっぽ抜けやすくなるので、気をつけましょう。
軽量モデルは少しずつ差し込むのがコツ
軽いペグハンマーは打撃力が一般的なハンマーよりも低いため、基本的には少しずつ打ち込んでいくのがポイントです。一度で打とうとせずに、何度も数を打って挿していきましょう。
軽量なペグハンマーのよくある質問・疑問
最後に、軽量のペグハンマーに関して、よく寄せられる質問を解説します。
100均のペグハンマーも使える?
ペグハンマーはダイソーなどの100均でも購入でき、重さわずか100g程度のモデルもあります。しかし、軽すぎるとペグを打ちにくいこともあるので、最低でも300gほどある製品を選ぶと良いでしょう。メインとしてではなく、サブ用としての購入がおすすめです。
ペグハンマーは必ず持っていくべき?
ペグハンマーはキャンプの必需品というわけではありませんが、テントやタープをスムーズに設営をしたいなら持参するのがおすすめ。ただ荷物のコンパクトさや軽さを重視するなら、持っていかないのも一つの手です。
ペグハンマーを持参しないなら、打面が平らな大きめの石や木などで代用できます。また、大きめの石や木にロープをくくりつけて代用する方法もあります。ただし、硬い地面には打ち込みにくく、ペグを痛めてしまう可能性もあります。大きめの石や木が都合よく近場にないこともあるので、十分理解したうえで代用を検討してみてください。
軽さ以外に何を重視すれば良い?
ペグハンマーは、重さのほかに長さにも注目してみましょう。目安として、全長10~15cmほどであれば振りやすくなります。また使用頻度が高いなら、耐久性の高い素材のヘッドを選ぶのもおすすめです。
軽量なペグハンマーで荷物をコンパクトにしよう!
軽量なペグハンマーは、扱いやすくて携帯性、収納性にも優れています。軽くても打ち込みやすい製品がたくさんあり、ペグ抜きやストラップなど快適に使うための機能も充実しているので、ぜひ使いやすい軽量ペグハンマーを探してみてください!
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