記事中画像撮影:筆者
“アウトドア”なキャリーケースを求めて
待ちに待ったグリーンシーズンの到来で、「どっか遠くに行きたいな〜」とおでかけ気分が高まる今日この頃。旅行に便利なアイテムといえば、キャリーケース(スーツケース)。
よくある四角い形のハードタイプでもいいんですが、いちキャンパーとしては、ひと癖あるというか、ギアのようなギミックのあるアウトドア顔を使いたいなんて思うもの。
そんなキャンパーにおすすめしたいキャリーケースをザ・ノース・フェイスで見つけました。
ザ・ノース・フェイス「ベースキャンプローリングサンダー22」
タフで人気の「ローリングサンダー」シリーズ。今年2024年にアップデートされた最新モデルを使って、気になる収納力や移動時の使い勝手を調べてみました。
基本SPEC
- ・サイズ:H56×W40×D26cm
- ・容量:約40L
- ・重さ:約3.7kg
- ・カラー:ブラック
- ・品番:NM82415
- ・同シリーズサイズ展開:22インチ、28インチ、36インチ
ザ・ノース・フェイス ベースキャンプローリングサンダー22インチ
品番 | NM82415 |
---|---|
素材 | 1000DTPEファブリックラミネート(リサイクルポリエステル100%)、840Dリサイクルナイロン |
寸法 | H56×W40×D26cm |
容量 | 40L |
重量 | 約3,700g |
「ベースキャンプローリングサンダー22」のポイント6つ
1| 移動時に邪魔にならない大きさ
本体のサイズは、高さ56cm×幅40cm×マチ26cm(3辺の合計は122cm)。機内持ち込みはできないものの、無料預け入れできるサイズです。
また新幹線移動では、3辺の合計が160cmまでは事前予約不要で車内に持ち込み可能なため、小回りのきく大きさ。
飛行機、新幹線、クルマ、電車で移動する際にも邪魔になりにくいサイズ感で重宝します。
本体の重さは約3.7kg。衣類を詰めても10kgに満たないことがほとんど。歩行中の段差など持ち上げる際にもストレスを感じません。
2|見た目以上にしっかり入る容量40L
容量は約40Lと小さすぎず、大きすぎない絶妙なサイズ。短期の出張にも使い勝手がいいです。
(一般的にキャリーケースの容量は10L=1泊分を目安に選ぶといいそう。荷物の量は、用途や季節によって変わると思うので参考まで)
実際どのくらいの荷物が入るのか検証した結果は、後ほど!
3|汚れや水濡れに強い
メイン素材に使われているのは、耐久性の高い1000デニールのポリエステルTPEファブリックラミネート。ご覧のとおり、水やホコリを弾きます。
極地遠征パックにも使われるとにかくタフな素材ってだけでそそられるのは、きっと筆者だけじゃないはず。
ただしジッパーは止水ではないので、ずっとの雨には注意。
4|ホイールタイヤがスムーズに動く
ホールタイヤは約9cmの高さがあるので、悪路も得意。じゃり道でも引っ張ればグイグイ進むので、不整地でも安心感がありました。
ただし二輪タイヤなので、四輪タイヤと比べると小回りは少々苦手か……? と思いきや、全然そんなことはなく。
パンパンに荷物を詰めた状態でも動きは滑らかで、想像していた以上のクオリティ。
5|粋なキャリーハンドル
キャリーハンドルは赤いボタンを押すとシュッとスライドするしくみ。ボタンは両サイドにありますが、どちらか一つを押せばOK。
でもなんでボタンが二つあるのかな? と思ったら、右手・左手どっちの手でも押しやすいようにデザインされているのだそう。
しかも、ハンドルを伸ばすと「NEVER STOP EXPLORING”(飽くなき探究心)」の文字が。粋な演出……!
6|施錠できるジッパー
メイン収納のジッパーは鍵をつけて施錠できる仕様です。旅行のときなど、防犯性を高めたいシーンで頼りになります!
【気になる中身は?】ギミックたっぷりの収納力をチェック
1、厚みがあっても入れやすい深型のメイン収納
まずはメイン収納。ガバッと大きく開き、物の出し入れがしやすい構造です。
一般的なキャリーケースは両開き(半分にパカっと開くタイプ)が主流ですが、ベースキャンプローリングサンダー22は片開きなので、キャリーケースの奥行きを生かした収納が強み。
内部には、メッシュポケットと取り外し可能なオーガナイザー付き。荷物を整理整頓しながら収納できます。
しかもこのオーガナイザー、取り外したあと場所を工夫すると吊り下げも可能。歯ブラシなど入れておいてホテルの洗面所に吊るしておくのもよさそう、と思ったり。
わざわざ開けなくていい、外側の収納も充実
外側の収納も充実していて、上部にiPadがちょうど収まるくらいの深さがあるポケットがひとつ。
内側がフリースのような素材がライニングされているので、サングラスやアクセサリーの収納、充電ケーブルなどの置き場にもぴったり。キーフックも付属しています。
そして前面にはさらにポケットがふたつ。
深めのスリーブポケットには雑誌や旅行パンフレット、上着を。浅めのメッシュポケットにはメモ帳など小物入れにぴったり。
スリーブポケットはつるっとした素材になっているので、履き替えのサンダルやシューズを入れておくのにもよさそうだなと。
さらに6箇所のループ付き。工夫次第で拡張できます。
パッキングしてみた【家族旅行&ソロキャンプ】
さて、肝心の収納力はどうでしょうか?