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めちゃくちゃ多い荷物、なるべくまとめて運びたい!
家族やグループで行くアウトドアだと、避けられないのが大量の荷物。特に子供が複数人いれば、オモチャだなんだと車内やテントサイトが散乱しがちですよね。筆者宅も、キャンプ時にはワゴン2台体制になることもあります。
公園遊びやBBQも、荷物はワンサカ。毎度車とサイトを何度も往復するハメになるのでなるべく効率よく運搬できる方法はないかと思っていたところ……。
48リットルの大容量防水バッグですって!?
そんな折にふと目にしたのが、フットマークナチュラルの「7WAYバッグ」。何でもその名の通り七変化するというじゃありませんか! コレなら我が家の荷物も快適に運べそう……というわけでさっそく入手。結果7WAYはもちろん、まさかの8WAYまでとことん試して実感した、使い勝手の良さをお伝えします!
フットマークナチュラル 7WAYBAG
サイズ | 約W88×H50cm |
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材質 | ポリプロピレン |
容量 | 約48L |
7WAYバッグって、こんなアイテム
バックルとボタンのかけ合わせで、バッグの形やサイズを変えられる
一番端のボタンと何番目のボタンを噛ませるかで、バッグのサイズやマチのあり・なしを変えるという仕組み。一番大きいパターンは容量48Lと頼もしい収納力で、バックルはバッグサイズに合わせた持ち手に切り替えることができます。
始めはちょっと混乱しそうですが、慣れれば簡単ですよ。
こう見えて、耐荷重はしっかり30㎏!
手にするとかなり薄く軽いバッグなのですが、意外にも耐荷重は30kg。これなら薪や焚き火台、炭などある程度重い物の持ち運びにも使えそうです。
持ち手は肩にかけられる十分な長さがあるので運びやすく、幅広いテープはしっかり縫製されているので重さに耐えうる安心感もあります。
ファスナーを開ければレジャーシートにもなる
ファスナーを開ければ大きな一枚布の状態になるので、シートのように使うことも。これ自体がレジャーシートになるので、兼用すれば必然的に荷物がひとつ減らせるというわけです!
濡れても大丈夫な防水仕様
最大の魅力は、なんといっても防水仕様であること。水泳用品を扱うメーカーが手掛けたアイテムというだけあって、ポリプロピレン製で防水性もバッチリ。雨上がりや露で濡れていることも多い芝生の上で使うにも安心なんです。
カラーは全6色
カラー展開も豊富で、キャンプサイトにもなじみやすいアースカラーから鮮やかなパープルまで全6色がラインナップ。かなり大きくて存在感のあるバッグなので、自分らしい好みの色を選べるのも嬉しいですよね。
大容量で強度も高いというアウトドアに最適なポイントを押さえまくったこのアイテム、ここからはその変形パターンをお見せしていきます!
7WAYバッグを使い倒してみた
1|かさばる水遊びグッズも余裕!
マチなし大【W88×H50cm】
48Ⅼの大容量ということで、ご覧の通り大きい! 持ち手に使われているテープも幅が広く、ある程度重さがある物を詰めても耐えられそうというのが、実際に手に持つと分かります。
防水仕様ということで水遊びのマストアイテムを入れてみると、分厚いライフジャケットや嵩張るビッグサイズのイルカの浮き輪などが難なく入りました。ここにタオルやプラスαのオモチャを入れてもまだまだ余裕!
遊び終わったら濡れたまま入れても大丈夫なので、これからのシーズンに便利に使えそうです。
2|仕切りありのトートバッグに変身!
マチなし小【W44×H50cm】
半分に折り、両サイドのボタンで留めて持ち手のバックルを付け替えればコンパクトなトートバッグになります。このとき便利なのが、真ん中に仕切りができて収納スペースが2つになること!
「子供のオモチャ&お菓子」、「乾いたもの&濡れたもの」のように一か所にまとめたいけど仕分けもしておきたい。そんなときにありがたい、技アリな収納ができちゃうんです!
3|ギア入れに最適!
マチあり20cm【W68×D20×H40cm】
一個目と二個目のボタンを留めたら、程よくスタンドするマチ幅20cmに。厚みのある物を入れたいときに収まりが良く、収納しやすいサイズです。
左から、ペグとハンマーバッグ・クーラーボックススタンド・タープ・ポール×2・椅子×3。気持ちいいくらいどんどん入ります。しかも縦に入るので、何を入れたか一目瞭然なのが最高!
どれも似たようなサイズ感のスタッフバッグは、縦収納できると出し入れも管理もしやすくて効率的です。
4|買い物袋もひとまとめに!
マチあり30cm【W58×D30×H35cm】
一個目と三個目のボタンを留めると、30cmのマチ幅に。これだけのマチがあると物を入れたときにしっかり自立してくれるので、ボリュームがある荷物を収納しておきたいときはこの30cm幅がおすすめです。
買い出しに持って行けば、大容量のグローサリーバッグとしても大活躍! 大量の買い物袋を車に積んだとき、ブレーキを踏んだ弾みで荷崩れして後部座席で缶やキャベツがゴロンゴロン……なんてことありませんか?
そんなときも、7WAYバッグをこのサイズにして車に置いておけばスーパーの袋をドサドサっとまとめて入れておけてとても便利なんです。
5|嵩張る衣類の整理に!
マチあり45cm【W43×D45×H28cm】
そして一個目と四つ目のボタンを留めれば、マチ幅45cmのバッグに。浅く広い形になり底面がほぼ正方形なので、大量に入れても倒れにくいのがこのマチサイズの推しポイントです!
このサイズパターンは、底が深いバッグだと出し入れがしづらいファブリック類の収納におすすめ。例えば畳んだ衣類やバスタオルを、サイズや種類ごとに仕分けしながら入れるのにちょうど良い広さです。
テントの中で脱衣かご代わりにしておけば、お子さんがパパっと自分で必要なものを取り出せますね。
このサイズパターンは、特大ランドリーバッグとしても大活躍! キャンプで出た汚れ物をポンポン入れて持ち帰り、そのまま一度にコインランドリーに運べるのはかなり便利。洗い終わって持ち帰るときも、マチ幅が余裕の45cmなので畳んだ衣類を納めても皺にならずに持ち帰れます。
6|ピクニックのレジャーシートや、キャンプの荷物置き場に
両サイドのファスナーを開けば88×100cmのレジャーシートに早変わり! そもそもポリプロピレンというレジャーシートに使われる素材のため、理に適った使い方ですよね。敷物としてはそこまで大きくはないですが、2人で腰掛けるには十分なサイズです。
7|カーシートにして車内の汚れ防止に
季節的に雨が多くなる春や梅雨時のアウトドアは、ドロッドロのキャンプギアを車内に持ち込む場面もありますよね。そんなときも7WAYバッグを開いてカーシートとして敷いておけば、砂や泥で車内が汚れるのも最小限で済みます。
こんな風に、ヘッドレストに持ち手をひっかけてカーシートに固定することもできました。キャンプで汚れた服や夏場の水遊びで濡れた水着のまま座っても、防水シートだから安心! 小さいお子さんを車内で着替えさせたいときにもこれは便利そうですね。
おっと…まさかの8WAY!?バックル使いでこんなことも
使い勝手を確認していく中で「これは8つ目の使い道じゃないか!」と気が付いたのが、サイズ切り替えの際に使用するバックル。このバックルを外して持ち手に通しておけば、小さいバッグや小物が迷子になるのを防げます。
子連れの川遊びでいつもゴーグルの所在を確認しまくっている筆者……これでもう紛失しない自信があります!
そして、バックル使いの工夫をもう一つ。向こうの持ち手に通してからバックルをクロス留めすると、このように家族分のシュラフがひとまとまりに!
キャパオーバー感が半端ないですが、嵩張るシュラフがギュッとひと塊になって、なんと片手で5個のシュラフを運べましたよ!
唯一「惜しい!」と感じた点は…
収納する物によっては、1つを使い回すと汚れが気になるかも
バッグや敷物などシーンに応じて使えるのが売りのアイテムですが、レジャーシートとして使った後は当然裏面に汚れが付着します。レジャーシートも兼用したい場合は、食品や衣類など衛生的に持ち運びたいものを入れるバッグとしては向かない側面もありますね。
ガンガン使い倒せるハイコスパアイテムなので、2枚持ちで使い分けても良いかもしれません。
ギアも日用品もドンとこい!汎用性高すぎるコスパ◎なバッグ
使わないときはこんなにコンパクトになるので、帰りの大荷物に備えて持っておくサブバッグとしても大活躍。自分の都合に合わせて使えるなんとも便利な7WAYバッグは、家や車の中などパッと手が届くところに一つ置いておきたくなるバッグでした。今シーズンのレジャーにぜひ一枚、導入してみては!?
フットマークナチュラル 7WAYBAG
サイズ | 約W88×H50cm |
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材質 | ポリプロピレン |
容量 | 約48L |