全てのカラビナ愛好者へ告ぐ。この値段でこの機能は買いかも
アウトドアに限らず、今や日常にも溶け込む馴染みあるアイテム「カラビナ」。
登山などで使用する本格的なものもから、+αの機能も備えた多機能なカラビナが増えていますよね。そんな中、上の写真のカラビナたち、実は……
すべて100均のカラビナなのです! 写真左から、セリアで購入した「カラビナ キーフック タオルキャッチャー付き」、「カラビナ・キーフックベルト穴あきタイプ」、右はダイソーの「カラビナ(リール付、モノトーン)」です。
どれも「この値段でこの使用感!?」と驚きの使い心地。買って損ナシな3つの個性派カラビナをご紹介します。
1|セリア購入「カラビナ・キーフックベルト穴あきタイプ」
まず1つめは、セリアの「カラビナ・キーフックベルト穴あきタイプ」です。もちろんお値段110円。普通にカラビナとして使ってもOKなのですが、ポイントは側面にあいている穴!
どのあたりが便利になるのか最初はピンとこなかった筆者。いざ使ってみると「なるほど、これは痒い所に手が届くアイテム!」とプチ感動しました。
カラビナを吊るしても滑りづらい!
この穴の使い方は、写真のような平紐タイプのベルト部分に通すだけ!
このように設置するだけで、カラビナがある程度固定されて動きにくくなります。
筆者は、車中泊仕様の車内に設置しているベルトで使っています。これなら車の振動でカラビナが動きづらい!
これまで走行中にカラビナがカチャカチャ動くのが、何気に気になっていたんですよね。これを110円で解決できるなら、思わずいくつか買ってしまいます。
スペック
- サイズ:8.5cm×5.5cm
- 材料:アルミニウム
- 取り付けられるベルトの幅:2.5cm以内
2|セリア購入「カラビナ キーフック タオルキャッチャー付き」
次にご紹介するのは、セリアの「カラビナ キーフック タオルキャッチャー付き」。その名の通り、タオルを吊り下げておけるカラビナです。
こちらも安定のお値段110円です。こんなものまであるなんて、恐るべし100均のカラビナ。
リングが通っている三角の部分を押し込むことで、キャッチャーの口が開きます。タオルを挟んだら、三角部分を引っ張り固定するだけ。使い方はいたってシンプルです。
カラビナ好きの筆者、じつは同じくタオル掛けとして使えるStream TrailのHUNG UP(ハングアップ)を以前から使っていました。セリアなら、お値段約6分の1で買えてしまいます。
ベルトループに付ける定番の使い方も良し。
こんな風に車に備えておくと、さっと手を拭けて使えて車中泊に最適です。車中泊以外の普段の車移動でも、小さな子どもは、手を拭いたり、口を拭いたり、何かとタオルの必要なシーンがあるので、後部座席にも付けておくとめちゃくちゃ助かります!
日常使い、キャンプや釣りにもうってつけのアイテムです。
スペック
- カラビナのサイズ:6.5cm×3.6cm
- タオルキャッチャーのサイズ:10.5cm×3cm×2cm
- 材料:(カラビナ)アルミニウム、(タオルキャッチャー)ABS樹脂・ステンレス、(リング)スチール
3|ダイソー購入「カラビナ(リール付、モノトーン)」
最後は、ダイソーの「カラビナ(リール付、モノトーン)」。税込110円です。
無くしがちな小物の携行に役立ちます
撮影:編集部
ご覧の通りリールがビョーンと伸びます。リールがあることで無くしがちな小物類の紛失防止に役立つカラビナです。リールの長さは、実測値で77cmでした。
耐荷重の記載はとくにありませんが、タグの注意書きに「鍵や小物を吊り下げるものです。登山や危険が伴う場所で使用しないでください」と記載があります。あくまでも、カジュアルな使用にとどめておきます。
筆者は印鑑をぶら下げてみましたが、なんら問題なし。ただあまり重いものをぶら下げると、リールが勝手に伸びてしまいます。
試しにゴールゼロ定番のコンパクトLEDライト(重量68g)も取り付けてみたところ、リールの戻りが悪くなることがありました。スマートではないけど、使えなくはないかな? といったところです。
筆者は以前、同じようなリール付きカラビナ「Stream TrailのRETRIEVER(リトリバー)」に鍵を付けて使っていたのですが、使用感としては大差ない使い心地でした。ダイソー製品、これで110円とは驚きです!
スペック
- サイズ:4.5cm×9cm×0.8cm
- 材料:ABS樹脂・鉄
- カラー:黒・白(ダイソーオンラインで購入の場合、色の指定ができないので注意)
カチャっと携帯する便利アイテム
100均のカラビナ、侮るなかれ! この価格と小さなサイズにも関わらず、様々な用途に活用できるのが魅力です。
カチャンとカバンに付けて手軽に持ち運べて、アウトドアから日常生活まで頼りになる相棒。この手軽な便利さを体験してみてはいかがでしょうか!