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あの日憧れた、“マンガ肉”を再現できる…?!
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突然ですが、マンガやアニメなどに出てくる、ぶっとい骨が刺さった肉=通称“マンガ肉”と呼ばれるアレ、ご存知ですよね?
あんな風にデッカい骨付き肉を握りしめ、ワイルドにかぶりついてみたい……。と誰もが一度は憧れたことがあるんじゃないでしょうか。
コイツが叶えてくれるぞ…!
少年の日の筆者もあのシーンに憧れたクチですが、最近なんと、その夢を叶えるアイテムを見つけてしまいまして……。
それがこちらの「マンガ肉の骨」。割とまんまなネーミングなのねという感想はいったん置いときましょう。
一見キワモノ的グッズのようでありながら、実は、金属加工の街、燕三条で製造された本格派。今回は、コイツを使って積年の悲願を達成しちゃいますよ!
マンガ肉の骨
材質 | アルミ合金(本体)/シリコン塗装(表面) |
---|---|
耐熱温度 | 250度 |
サイズ | 長さ約15cm |
重さ | 約85グラム |
使用について | ◎オーブン:可能 ◎直火焼き:遠火であれば可能(本体自体にバーナー火を直接当てると塗装の変色や剥離が発生します) ※BBQ、焼き鳥の串のように使用可能(本体が高温になるので注意) ◎ゆでる: 可能 ◎蒸す: 可能 ◎揚げる: 可能 ◎冷凍: 可能 ×電子レンジ:不可 |
「マンガ肉の骨」って実際どんなアイテムなのか…?
サイズは思ったより小さめ
サイズは約長さ15×太さ1.2cm、下端の最も太い部分は約2.4cmで、大きさ的にはFEDECAのナイフと同じくらいです。重さは85gと軽いながらも、持った感じは意外にもしっかり。
燕三条の職人が本気で製作!
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そしてどこら辺が“本格派”なのかと言うと……、中の芯部分は本格鋳造アルミニウム製なところ。白いシリコン塗装の表面部分からは想像がつかないですよね。
調理済み食材に刺して使うだけでなく、鉄串のように刺したまま、オーブンやBBQコンロ、七輪などで調理もOK。熱伝導率が高いので、中までじっくり火が通ります。
とくにグリップ部の造形は、「現実世界にあのマンガ肉があったら」という想定を忠実に再現。
本物の骨とは違う、面取りのラインでデザインされた美しいフォルムでありながら、肉に刺しやすく握りやすい手頃なサイズという、非常に造形の難しい形状になっているんです。
「マンガ肉の骨」なのに、燕の鋳型職人が本気で作っている。というギャップもたまりません!
持ち手には、耐熱のシリコングリップ付属
そして、少年の日の夢を壊さないホスピタリティの高さにも感動。
本格鋳造アルミニウム製の熱伝導率の高さゆえ、熱々のお肉に刺した場合、グリップ部分にまで熱が伝わってしまうことを配慮して、耐熱シリコングリップまで付属しています。
目の前には長年憧れた「マンガ肉」。早くむしゃぶりつきたいあまり、焦って手にした途端に「熱ッ!」と「マンガ肉」を落としてしまう……。
そんな悲劇を軽減する優しい配慮に、思わず、目からなんか汁が溢れてしまいそうです。
ただし、刺したままで調理したときなど、本体が熱くなりすぎているとシリコングリップ越しに熱が伝わる場合も。加減をみて、グローブを着用するなどの注意が必要です。
2本合体でもっとワイルドに
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さらに、どうやらもう1本購入すれば、2本合体も可能に。
まずは試しに1本購入してみた感じなので、残念ながら今回は試せていませんが、大きく重い塊肉ならもっと持ちやすそうだし、ワイルドさも倍増しそう。 海賊コスプレで、ドクロマーク付き大ジョッキなんかとセットで使ってみたい……。
いざ、あの少年の日に焦がれたロマンを再現!
まずは王道の塊肉を刺してくぅ〜
いよいよ、あの「マンガ肉」を再現していきます! ここで食材をケチっては一生後悔しそうなので、腹を括ってドーンと約400gの塊肉を用意しました。
「マンガ肉の骨」の剣先をお肉にググッと刺していくぅ〜!
先が鋭利なこともあり、デッカいお肉にもすんなり刺さってしまいました! ただ鋭利な分、食材を押さえている方の手に勢い誤って当たらないよう、十分注意が必要です。
「マンガ肉」を焼いていくぅ〜
お次は焚き火で豪快にグリル! 塊肉の表面には、スーパーなどで無料でもらえる牛脂(ラード)も塗り塗りして、準備は万端。
表面だけ焦げて生焼けにならないよう、少し遠火で燻すようにじっくりと焼いていきます。気温にもよりますが、今回は20分ほどかかりました。
鋳造アルミニウムの熱伝導率の高さもあってか、焦げることもなく中までしっかり火が通りました! 「マンガ肉の骨」自体も、変形などなくノープロブレム。
あとはコイツを握りしめ、かぶりつくのみ……!
ウ……、ウマい。 口中には肉汁がほとばしります。
あの少年の日からまた一段、大人の階段を上ってしまった……。そんなセンチメンタリズムに浸りながら「マンガ肉」をビールで流し込み、キャンプの夜は更けていくのでした。
オラ、ほかにもこんな食材にブッ刺してみたゾ
ここまでビジュアルの立ったアイテムなかなかない……。ということで、塊肉以外にもマッチしそうな食材に刺して悪ノリ探求してみましたよ!
見た目も味も良し!「焼き豚」
形が整っている「焼き豚」は刺しやすく、見た目もいい感じ! また、軽く表面を炙ることで香ばしさも増し、さらにおいしくいただけました。
ひたすら可愛い…「メロンパン」
お次は肉ではなく、炭水化物にもトライ。思い切って「メロンパン」に刺してみたら、なんかRPGに出てくる武器みたい! 可愛いくて食べるのがもったいなかったです……。
真骨頂これか?!「ロールケーキ」
そして、個人的に1番良かったのがロールケーキ! 「まさか合わないでしょ」と思いきや、このビジュアル可愛すぎません!?
今までにない背徳感を感じつつも豪快にかぶりつく時間は、至福としか表現できません……。
骨とスイーツって相性いいんだな、と意外な使い道を発見できました。今後も骨にマッチする食材探しを続けたいと思います。
少しだけ気になった点は…
ピック部分の強度に注意
商品ページの注意書きにも記載があったのですが、鋳造合金製のためにピック部分にあまり柔軟性がないところ。縦方向に刺すのは強いけれど、横に開く方向の曲げに対して弱いようです。
実は「りんご」にもトライしたけどスムーズに刺さらず、無理に押し付けてピックが開くと折れそうな不安を感じ、やむなく中止に。
なので、固くてスムーズに刺さらない食材には無理に使わない方が良さそうです。
ピック根元の穴に食材が詰まる
よく見ると、ピック部分根元に小さな穴が空いており、ここに食材が詰まるんです。
おそらく2本合体させる時の噛み合わせを高める穴かと思われますが、スポンジでは当然詰まりは取れず。お箸など細い棒状のもので押し出さなくてはならず、ちょっと面倒に感じました。
「マンガ肉の骨」よ、ありがとう!
遂に、少年時代の憧れ「マンガ肉」が現実のものとなった感慨は、やはりひとしお。
キャンプにマストなアイテムとは言えませんが、「マンガ肉の骨」があればいつものキャンプ飯が、がぜんイベント味を帯びてきます。
アニメやマンガ好きの友人同士で盛り上がるのはもちろん、お子さんも喜ぶこと間違いナシ! ぜひ、キャンプで豪快にマンガ肉にかぶりついてみてくださいね!
マンガ肉の骨
材質 | アルミ合金(本体)/シリコン塗装(表面) |
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耐熱温度 | 250度 |
サイズ | 長さ約15cm |
重さ | 約85グラム |
使用について | ◎オーブン:可能 ◎直火焼き:遠火であれば可能(本体自体にバーナー火を直接当てると塗装の変色や剥離が発生します) ※BBQ、焼き鳥の串のように使用可能(本体が高温になるので注意) ◎ゆでる: 可能 ◎蒸す: 可能 ◎揚げる: 可能 ◎冷凍: 可能 ×電子レンジ:不可 |