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ジェットボイルとは?
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ジェットボイル とは、加熱効率を高める画期的な構造により、お湯を沸かす作業を最小限の時間で完了させる便利なアイテムです。
登山者を中心に高い人気と信頼を得ており、ほかにもキャンパーや釣り人など数多くのアウトドアマンたちから支持されています。
ジェットボイルの特徴
ジェットボイルがスピーディーにお湯を沸かせる理由は、クッカーの底に取りつけられた蛇腹状のパーツ「フラックスリング」にあります。
このフラックスリングは、熱を受ける面積を拡大することにより、加熱の効率を飛躍的にアップさせるためのもの。一般的なクッカー の熱効率が30〜40%といわれているところ、ジェットボイルの熱効率はなんと80%!
より短時間で効率的にお湯を沸かせることから、燃料を節約できる点も大きな強みです。
メリット
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以上を踏まえて、ジェットボイルには以下のようなメリットがあります。
ジェットボイルのメリット
- 加熱効率に優れ、お湯を早く沸かせる
- 少ない燃料で、より多くのお湯を手に入れられる
- スタビライザーやゴトクなどの装備が充実している
- すべてのパーツを本体に収納できる
- 付属のクッカー以外の調理器具も使用できる
もしもジェットボイルが単にお湯を早く沸かせるだけのアイテムであったなら、これほどまで注目されてはいなかったはず。
燃料を節約できたり、効率的にスタッキングできたりといった数多くのメリットがあるからこそ、シビアな環境で活動する登山者たちから愛されています。
またジェットボイルは、付属のゴトクを装着することにより、専用クッカー以外のケトル やフライパン などを加熱できます。汎用性が高いところも魅力の1つです。
デメリット
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たくさんのメリットをもつジェットボイルですが、やはりデメリットもあります。
ジェットボイルのデメリット
- やや重くて大きい
- 普通のクッカーより価格が高い
- 炒め調理には適していない
ジェットボイルは効率的にスタッキングできるとはいえ、クッカーに搭載されたフラックスリングや付属品により、サイズや重量が比較的大きいことも事実です。
スピーディーにお湯を沸かしたり燃料を節約する必要がない人にとっては、メリットよりデメリットが気になってしまうかもしれません。コーヒーを飲んだりカップ麺を食べることが多いなら、ジェットボイルを導入する価値があるでしょう。
実際に使用したいシーンをイメージし、メリットとデメリットのバランスを考慮して、自分に必要かどうかを判断してください。
ジェットボイルの選び方
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ジェットボイルにはいくつかの種類があり、そのなかから自分にとって理想的なモデルを見つける必要があります。選ぶときは、以下の5つのポイントに注目しましょう。
ジェットボイルを選ぶときのポイント
① ラインナップは全6種類!用途に合ったものを選ぼう
※横にスライドできます
※下矢印マークのあるスペックは並び替えられます
ジェットボイルのラインナップは、フラッシュ、スタッシュ、ジップ、ミニモ、マイクロモ、スモーの6種類。まずは上記のスペック表を使って、それぞれのモデルを比較しながら自分にぴったりなジェットボイルを見つけましょう。
例えば、とにかく早くお湯を沸かしたいなら「沸騰到達時間」「バーナー出力」を比較してください。沸騰到達時間が短い、もしくはバーナー出力の高いモデルほど沸騰スピードが早いです。持ち運びやすさ優先なら「収納時サイズ」「重量」に注目しましょう。
調理のしやすさ優先なら、「クッカーの高さ・直径」「とろ火機能」をチェック。浅型で直径の大きいクッカーほど食材をかき混ぜやすく、さらに即席の袋麺などもそのまま入ります。また、とろ火機能が付いていれば、火加減の細かな調整が可能です。
用途ごとにチェックすべきポイント
- 沸騰スピード優先なら
- ✔️ 「沸騰到達時間」「バーナー出力」
- 持ち運びやすさ優先なら
- ✔️「収納時サイズ」「重量」
- 調理のしやすさ優先なら
- ✔️ 「クッカーの高さ・直径」「とろ火機能」
- 安さ優先なら
- ✔️「価格」
- グループ登山が多いなら
- ✔️「クッカーの容量」
② 冬に使うなら「サーモレギュレーター」搭載モデルが最適
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一部のモデルには、サーモレギュレーターという機能が搭載されています。-6度までの低温環境でも安定した火力を維持できる機能であり、冬のキャンプや高所登山において優れたパフォーマンスを発揮します。
さらに細かな火力調節ができるほか、微小な火力をキープするとろ火での使用も可能です。状況に合わせて最適な加熱を実現できることから、オールシーズンで活用したい方にはサーモレギュレーター搭載モデルをおすすめします。
サーモレギュレーター搭載モデル
- ミニモ
- マイクロモ
- スモー
③ 自動点火装置搭載モデルならライターを忘れても安心
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一部のモデルには、ボタンを「カチッ」と押し込むことで火花が飛び、ガスに着火する自動点火装置が搭載されています。手軽かつ一瞬で点火できるほか、仮にライターを忘れた場合においても、問題なく使用できるのがメリットです。
ただし、標高の高い場所や気温が低い環境においては機能しない可能性もあります。そのため自動点火装置があるモデルを使用する場合でも、ライターはかならず携帯しましょう。
自動点火装置を搭載しているモデル
- フラッシュ
- ミニモ
- マイクロモ
- スモー
④ カモフラージュ柄などのカラーを選択できるモデルも
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クッカーを覆っているコジーの色を選べるモデルもあります。クールな印象のブラック、ワイルドなカモフラージュ、おしゃれなデザインのサンセットなど、シンプルなカラーもあれば、個性あふれるおしゃれなカラーも!
カラーバリエーションが特に豊富なモデルがフラッシュで、全6種類から選べます(2024年1月時点)。自分の好きなカラーを選べば、登山やキャンプでの食事の時間がより楽しくなることでしょう!
カラーを選べるモデル(2024年時点)
- フラッシュ
- ミニモ
- マイクロモ
⑤ オプションパーツを使いたい場合は適合モデルもチェック
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ジェットボイルには、いくつかのオプションパーツが用意されています。いずれもジェットボイルの可能性を広げてくれる便利なアイテムですが、それぞれ適合するモデルが異なる点に注意が必要です。気になるオプションパーツがある場合は、互換性もチェックするようにしましょう。
ジェットボイルの人気おすすめランキング
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それでは、ジェットボイル全6モデルの人気おすすめランキングを紹介します!
ジェットボイル フラッシュ
クッカーの容量(L) | 1.0 |
---|---|
収納時サイズ(直径×高さcm) | 10.4×18 |
重量(g) | 371 ※付属スタビライザー27g、ゴトク35g除く |
沸騰到達時間 | 1分40秒 (0.5L) |
バーナー出力(kcal/h) | 2,269 |
ガス消費量(g/h) | 約139 |
クッカーの直径(cm) | 10.4 |
クッカーの高さ(cm) | 18 |
自動点火装置 | ○ |
サーモレギュレーター | × |
とろ火機能 | × |
持ち手の仕様 | 布 |
付属品 | クッカー、バーナー、スタビライザー、ゴトク、コジー、フタ、カバー |
スタッキング時に付属品が全て入るか | ○ |
フタにスタビライザーを固定できるか | × |
カラー | カモフラージュ、カーボン、フラクタイル、マトリックス、ワイルド、ウィルダネス |
材質 | クッカー:アルミニウム合金 コジー:クロロプレンゴム ゴトク:ステンレス鋼 フタ:熱可塑性エラストマー 土台:ナイロン カバー:飽和ポリエステル樹脂 スタビライザー:ナイロン |
互換性のあるオプション(調理器具) | サミットスキレット、1.5Lクッキングポット、1.5Lセラミック フラックスリング クックポット、ハンギングキット、コーヒープレス |
こんな人におすすめ | ・とにかくお湯を早く沸かしたい ・湯沸かしのみで完結する調理がメイン ・インジケーターの利便性に興味がある |
最速でお湯を沸かせる
おすすめポイント
●0.5Lの水が1分40秒の短時間で沸騰するハイパワーモデル
●ボタンを押すだけでスピーディーに点火できる自動点火装置を搭載
●沸騰の状態を色の変化で知らせてくれるインジケーターも便利
お湯を早く沸かすのが得意なジェットボイルのなかでも、最速の沸騰スピードを誇るのがフラッシュ。もっとも高出力のバーナーを装備したモデルです。容量は1.0Lで、1〜2人までの調理であれば十分に対応できます。
クッカーを覆うコジー(カバー)に、お湯の沸騰をひと目で確認できるインジケーターが搭載されている点も非常に便利。「サクッとカップ麺を食べよう」といったシチュエーションにはもってこいのモデルといえます。
ジェットボイル スタッシュ
クッカーの容量(L) | 0.8 |
---|---|
収納時サイズ(直径×高さcm) | 13×11.2 |
重量(g) | 200 ※バーナー約60g、クッカー約140g、付属スタビライザー除く |
沸騰到達時間 | 2分30秒(0.5L) |
バーナー出力(kcal/h) | 1,134 |
ガス消費量(g/h) | 約65 |
クッカーの直径(cm) | 13 |
クッカーの高さ(cm) | 11.2 |
自動点火装置 | × |
サーモレギュレーター | × |
とろ火機能 | × |
持ち手の仕様 | 折りたたみ式(滑り止めシリコン付き) |
付属品 | クッカー、バーナー、スタビライザー、バーナースタッフバッグ、小物入れ缶 |
スタッキング時に付属品が全て入るか | ○ |
フタにスタビライザーを固定できるか | × |
カラー | - |
材質 | 専用クッカー:アルミニウム合金 バーナー:アルミニウム合金、ステンレス鋼、チタニウム合金 フタ:熱可逆性エラストマー スタビライザー:ナイロン 小物入れ缶:スチール |
互換性のあるオプション(調理器具) | サミットスキレット、ハンギングキット、グランデコーヒープレス |
こんな人におすすめ | ・ソロ登山、ソロキャンプをする人 ・装備をできるだけ軽く、コンパクトにまとめたい ・細かい火力調節を要する料理は作らない |
シリーズ最軽量
おすすめポイント
●優秀な加熱効率はそのままで、40%の軽量化を果たしたモデル
●安定感に優れ、コンパクトに格納できるゴトクを備えた小型バーナー
●バーナー用のケースや、おしゃれなデザインの小物入れ缶が付属
スタッシュは2021年に発売開始された、軽量かつコンパクトなモデル。クッカーやバーナーの設計を見直し、徹底したデッドスペースの削減がおこなわれています。それにより従来どおりの優れた加熱効率を備えつつ、重量200g、収納時の高さ11cmとさらなる小型化を果たしました。
それでいて容量0.8L(調理容量0.5L)と、ひとりで使用する分には必要十分な容量を誇ります。お湯を沸かすだけ、あるいは煮込むだけで完結する調理がメインの方におすすめしたいモデルです。
ジェットボイル ジップ
クッカーの容量(L) | 0.8 |
---|---|
収納時サイズ(直径×高さcm) | 10.4×16.5 |
重量(g) | 340 ※付属スタビライザー27g、ゴトク35g除く |
沸騰到達時間 | 2分30秒(0.5L) |
バーナー出力(kcal/h) | 1,134 |
ガス消費量(g/h) | 約65 |
クッカーの直径(cm) | 10.4 |
クッカーの高さ(cm) | 16.5 |
自動点火装置 | × |
サーモレギュレーター | × |
とろ火機能 | × |
持ち手の仕様 | 布 |
付属品 | クッカー、バーナー、スタビライザー、ゴトク、コジー、フタ、カバー |
スタッキング時に付属品が全て入るか | ○ |
フタにスタビライザーを固定できるか | × |
カラー | ブラック |
材質 | クッカー:アルミニウム合金 コジー:クロロプレンゴム ゴトク:ステンレス鋼 フタ:熱可塑性エラストマー 土台:ナイロン カバー:ポリエチレン スタビライザー:ナイロン |
互換性のあるオプション(調理器具) | サミットスキレット、1.5Lクッキングポット、1.5Lセラミック フラックスリング クックポット、ハンギングキット、コーヒープレス |
こんな人におすすめ | ・ソロ登山、ソロキャンプをする人 ・導入コストをできるだけ抑えたい ・湯沸かしのみで完結する調理がメイン |
コストパフォーマンス抜群
おすすめポイント
●シンプルな装備で、お手頃価格を実現したエントリーモデル
●軽量・コンパクトで携帯性に優れ、春〜秋のソロ登山・ソロキャンプに最適
●付属のゴトクを装着することで、フライパンなどの使用に0対応
ジェットボイルを気軽に試してみたい方には、機能がシンプルに絞られたジップがイチオシ! シリーズ中でもっとも価格が安い、コストパフォーマンス抜群のモデルです。
価格は抑えられているものの、フラックスリングを搭載した画期的なシステムや優秀な加熱効率はほかのモデルと同様。0.5Lの水を、わずか2分30秒で沸騰させる実力を備えています。
機能がシンプルなだけに軽量で、携帯性に優れている点も強み。ガスカートリッジに装着して安定感を高めるスタビライザーや、ほかのクッカーやフライパンを乗せられるゴトクも付属します。
ジェットボイル ミニモ
クッカーの容量(L) | 1.0 |
---|---|
収納時サイズ(直径×高さcm) | 12.7×15.2 |
重量(g) | 415 ※付属スタビライザー27g、ゴトク35g除く |
沸騰到達時間 | 2分20秒(0.5L) |
バーナー出力(kcal/h) | 1,404 |
ガス消費量(g/h) | 約120 |
クッカーの直径(cm) | 12.7 |
クッカーの高さ(cm) | 15.2 |
自動点火装置 | ○ |
サーモレギュレーター | ○ |
とろ火機能 | ○ |
持ち手の仕様 | 折りたたみ式(滑り止めシリコン付き) |
付属品 | クッカー、バーナー、スタビライザー、ゴトク、コジー、フタ、カバー |
スタッキング時に付属品が全て入るか | × |
フタにスタビライザーを固定できるか | ○ |
カラー | アドベンチャー、カモフラージュ、カーボンロゴ、サンセット |
材質 | クッカー:アルミニウム合金 コジー:クロロプレンゴム ゴトク:ステンレス鋼 フタ:熱可塑性エラストマー 土台:ナイロン カバー:飽和ポリエステル樹脂 スタビライザー:ナイロン |
互換性のあるオプション(調理器具) | サミットスキレット、1.5Lクッキングポット、1.5Lセラミック フラックスリング クックポット、ハンギングキット、グランデコーヒープレス |
こんな人におすすめ | ・ソロ〜2人分の料理を作る場面が多い ・調理のしやすさも、コンパクトさも重視したい ・アウトドアで多彩な料理を楽しみたい |
調理のしやすさNo.1
おすすめポイント
●ジェットボイルで唯一、調理や食事に使いやすい浅型のクッカーを採用
●持ちやすくて安定感に優れる、折りたたみ式のステンレス製ハンドルを装備
●色鮮やかでデザイン性に富んだカラーラインナップ
調理のしやすさを最優先にしたい方は、ミニモで決まり! ジェットボイルのシリーズ中で唯一、浅型のクッカーを採用しているモデルです。直径が大きく設計されており、容量は1〜2人での食事に対応する1.0L。
調理中に食材をかき混ぜやすく、完成した料理を食べるときもストレスを感じさせません。また、ほかの多くのモデルがやわらかな持ち手を備えているいっぽう、ミニモはぐらつきのない折りたたみ式の持ち手を搭載している点も特徴的です。
お湯を沸かすだけの簡単な調理から、火力の調節を必要とする煮込み料理まで、幅広い料理の選択肢を提案してくれる優れものです。
▼ミニモで調理をしてみた詳細記事はこちら!
ジェットボイル マイクロモ
クッカーの容量(L) | 0.8 |
---|---|
収納時サイズ(直径×高さcm) | 10.4×16.5 |
重量(g) | 340 ※付属スタビライザー27g、ゴトク35g除く |
沸騰到達時間 | 2分20秒(0.5L) |
バーナー出力(kcal/h) | 1,404 |
ガス消費量(g/h) | 約120 |
サーモレギュレーター | ○ |
クッカーの直径(cm) | 10.4 |
クッカーの高さ(cm) | 16.5 |
自動点火装置 | ○ |
とろ火機能 | ○ |
持ち手の仕様 | 布 |
付属品 | クッカー、バーナー、スタビライザー、ゴトク、コジー、フタ、カバー |
スタッキング時に付属品が全て入るか | ○ |
フタにスタビライザーを固定できるか | × |
カラー | カーボン、タマレ |
材質 | クッカー:アルミニウム合金 コジー:クロロプレンゴム ゴトク:ステンレス鋼 フタ:熱可塑性エラストマー 土台:ナイロン カバー:飽和ポリエステル樹脂 スタビライザー:ナイロン |
互換性のあるオプション(調理器具) | サミットスキレット、1.5Lクッキングポット、1.5Lセラミック フラックスリング クックポット、ハンギングキット、コーヒープレス |
こんな人におすすめ | ・ソロ登山、ソロキャンプをする人 ・多機能なアイテムを求めている人 ・簡単な調理から煮込み料理まで幅広い調理をしたい |
コンパクトかつ高性能
おすすめポイント
●氷点下でも安定した火力を得られる、サーモレギュレーターを搭載
●とろ火が使える火力調節機能も備える
●100gのガスで12Lもの水を沸騰させられるポテンシャル
ほどほどの容量と充実した機能を求める方には、マイクロモが最適! のちほど解説する「自動点火装置」や「サーモレギュレーター」を搭載したモデルです。さらに極小の炎を維持する“とろ火”にも対応しており、火加減の微妙な調節が求められる料理にも向いています。
スッキリとスリムな形状に収納でき、パッキングのストレスが少ないのも魅力。クッカーを覆うネオプレン素材のコジーは断熱性に優れているため、調理中でも素手で持てます。
ジェットボイル スモー
クッカーの容量(L) | 1.8 |
---|---|
収納時サイズ(直径×高さcm) | 12.5×21 |
重量(g) | 453 ※付属スタビライザー27g、ゴトク35g除く |
沸騰到達時間 | 4分45秒(1.0L) |
バーナー出力(kcal/h) | 1,404 |
ガス消費量(g/h) | 約120 |
クッカーの直径(cm) | 12.5 |
クッカーの高さ(cm) | 21 |
自動点火装置 | ○ |
サーモレギュレーター | ○ |
とろ火機能 | ○ |
持ち手の仕様 | 布 |
付属品 | クッカー、バーナー、スタビライザー、ゴトク、コジー、フタ、カバー |
スタッキング時に付属品が全て入るか | ○ |
フタにスタビライザーを固定できるか | ○ |
カラー | カーボン |
材質 | クッカー:アルミニウム合金 コジー:クロロプレンゴム ゴトク:ステンレス鋼 フタ:熱可塑性エラストマー 土台:ナイロン カバー:飽和ポリエステル樹脂 スタビライザー:ナイロン |
互換性のあるオプション(調理器具) | サミットスキレット、1.5Lクッキングポット、1.5Lセラミック フラックスリング クックポット、ハンギングキット、グランデ コーヒープレス |
こんな人におすすめ | ・2〜4人で活動する場面が多い ・簡単な調理から煮込み料理まで幅広い用途に活用したい ・大量のお湯を迅速に確保できるアイテムが欲しい |
1.8Lの大容量モデル
おすすめポイント
●4人分のカップラーメンを一度に作れる大容量
●自動点火装置・サーモレギュレーターを搭載した充実の機能性
●1人で使用すれば、具材たっぷりの鍋料理も楽しめる
容量1.8Lとシリーズ中でもっとも大きなスモーは、複数人分の食事を作りたい方におすすめのモデルです。通常、大量の水を沸騰させるには長い時間を要するところ、加熱効率に優れるスモーならスピーディーに沸かせます。料理の内容によっては、4人分程度まで対応可能。
大容量であるゆえ重さが懸念点ですが、仲間同士で荷物を分担することでその問題もクリアできるでしょう。
ジェットボイルを便利にするオプションパーツ 11選
続いては、ジェットボイルがさらに便利になるオプションパーツを紹介します! 必ず、適合モデルをチェックするようにしましょう。
ジェットボイル サミットスキレット
適合モデル | 全モデル |
---|---|
使用時サイズ(cm) | - |
収納時サイズ(cm) | 20.3×21.6×4.8 |
重量(g) | 300 |
素材 | アルミニウム合金(セラミックコーティング)、ナイロン |
おすすめポイント
●セラミックコーティングにより焦げつきにくく、食事後の処理が簡単
●ハンドルを折りたたみ、付属のフライ返しをはめ込むことでスッキリ収納できる
●熱が均一に伝わるように、底を厚めにした合理的な設計
ジェットボイル 1.5Lクッキングポット
適合モデル | スタッシュ以外のモデル |
---|---|
使用時サイズ(cm) | - |
収納時サイズ(cm) | 17.5×11 |
重量(g) | 340 |
素材 | アルミニウム合金、クロロプレンゴム、ポリエチレン |
おすすめポイント
●1.5Lの大容量で複数人での使用に適し、広口のため料理に使いやすい
●底部のフラックスリングによりスピーディーに加熱できる
●保温性をもつクロロプレンゴム製のコジーが、効率的な調理をサポートする
ジェットボイル 1.5Lセラミック フラックスリング クックポット
適合モデル | スタッシュ以外のモデル |
---|---|
使用時サイズ(cm) | - |
収納時サイズ(cm) | 16×12.2 |
重量(g) | 345 |
素材 | アルミニウム合金(セラミックコーティング) |
おすすめポイント
●セラミックコーティングがほどこされ、ハイレベルな機能性を備える
●折りたためるハンドル、半透明のフタ、フラックスリングを装備
●寒い時期のソロキャンプや釣りなどにもおすすめ
ジェットボイル コーヒープレス
適合モデル | フラッシュ、ジップ、マイクロモ |
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使用時サイズ(cm) | 9.5×14.8 |
収納時サイズ(cm) | - |
重量(g) | 36 |
素材 | アルミニウム合金、ステンレス、ナイロン、シリコーンゴム |
おすすめポイント
●ジェットボイルでコーヒーや紅茶などを楽しめるアイテム
●パスタの湯切り・泡立て器・蒸し器などとしても使用可能
●パーツを分解してコンパクトにまとめられる
ジェットボイル グランデ コーヒープレス
適合モデル | ミニモ、スモー、スタッシュ |
---|---|
使用時サイズ(cm) | 11.5×11.8/18.5 ※高さは11.8cmと18.5cmで切り替え可能 |
収納時サイズ(cm) | - |
重量(g) | 42 |
素材 | アルミニウム合金、ステンレス、ナイロン、シリコーンゴム |
おすすめポイント
●より大きなクッカーに対応するコーヒープレス
●使用するモデルに合わせ、高さを切り替えられる構造
●コーヒー豆の風味をダイレクトに味わえる
ジェットボイル ハンギングキット
適合モデル | 全モデル |
---|---|
使用時サイズ(cm) | 50 |
収納時サイズ(cm) | 18 |
重量(g) | 55 |
素材 | アルミニウム合金 |
おすすめポイント
●ジェットボイルを上から吊り下げた状態で使用するためのオプション
●クライミング中や、雪が積もっている環境での食事をサポート
●コンパクトなスティック状に収納できる
ジェットボイル クランチット
適合モデル | ジェットボイル専用ガスカートリッジ |
---|---|
使用時サイズ(cm) | 7.6×3.5 |
収納時サイズ(cm) | - |
重量(g) | 28 |
素材 | - |
おすすめポイント
●ガスカートリッジを廃棄する際に、残ったガスを放出できるツール
●簡単な操作でガスカートリッジに穴をあけられる
●穴をあけなくてもガスを放出できるシステム
(※ガスカートリッジの廃棄方法については、お住まいの自治体のルールに従いましょう。穴あけを推奨していない自治体が増えています)
ジェットボイル ジェットゲージ
適合モデル | ジェットボイル専用ガスカートリッジ |
---|---|
使用時サイズ(cm) | 7.6×11.5×2.7 |
収納時サイズ(cm) | - |
重量(g) | 85 |
素材 | - |
おすすめポイント
●ガスカートリッジに接続し、ガスの残量を計測するガジェット
●ガスの残量がひと目でわかる、大きなデジタル表示
●ガスの不足や、必要以上に多いガスの携帯を防止できる
ジェットボイル アクセサリーコジー JETBOIL ミニモ
適合モデル | ミニモ |
---|---|
使用時サイズ(cm) | - |
収納時サイズ(cm) | - |
重量(g) | - |
素材 | クリマプレン |
おすすめポイント
●ミニモに装着できるおしゃれな交換用コジー
●濡れた状態でも優れた保温性を発揮する素材「クリマプレン」を採用
●少ないコストで気軽にジェットボイルの外観を変えられる
ジェットボイル ジェットパワー100g
適合モデル | 全モデル |
---|---|
使用時サイズ(cm) | 9×7 |
収納時サイズ(cm) | - |
重量(g) | 194 |
素材 | プロパン、イソブタン、ノルマルブタン |
おすすめポイント
●ジェットボイルでの使用に最適化された専用ガスカートリッジ
●プロパン・イソブタン・ノルマルブタンを理想的なバランスで配合
●ジェットボイルへほかの付属品と一緒にスタッキング可能
ジェットボイル ジェットパワー230g
適合モデル | 全モデル |
---|---|
使用時サイズ(cm) | 11×10 |
収納時サイズ(cm) | - |
重量(g) | 356 |
素材 | プロパン、イソブタン、ノルマルブタン |
おすすめポイント
●230gのガスが充填され、より安心して使えるガスカートリッジ
●充填量100gのものより重く、低重心で安定した状態をキープできる
●スモーのみ、ほかのパーツとともにスタッキングできる
ジェットボイルの使い方・注意点
出典:Instagram by @jetboil
ジェットボイルの使い方については、以下の手順を参考にしてください。
✔︎ジェットボイルを使用する手順
- クッカーに収納されている付属品をすべて取り出し、クッカー底部のカバーを取り外す
- バーナーとスタビライザーをガスカートリッジに装着する
- クッカーに水や食材を入れ、必要に応じてフタを装着する
- バーナーの調節つまみを回してガスを出し、自動点火装置またはライターで点火する
- クッカーをバーナーに乗せ、少し回転させて固定する
- 加熱が完了したら、クッカーをバーナーから取り外す
ジェットボイルの使い方において、難しいことは特にありません。手順を確認しながら一度使ってみると、次回からは迷うことなく運用できるでしょう。ただし、ジェットボイルを使用するときに注意すべきこともあります。以下の点には、特に気をつけましょう。
✔︎ジェットボイルを使用するときの注意点
- バーナーの点火は、クッカーを乗せる前におこなうこと
- 使用中にバーナーを揺らしたり持ち上げたりしないこと
- 不安定な場所で使用しないこと
- 空焚きをしないこと
- バーナーの燃焼中にその場を離れないこと
- バーナーやスタビライザーを確実に取りつけること
- 専用クッカー以外の調理器具を使用する場合は、付属のゴトクを装着すること
ジェットボイルで料理を楽しみたいなら“レシピ本”も手に入れよう!
出典:Instagram by @jetboil
ジェットボイルでお手軽に作れる料理をまとめたレシピ本もあります。
1冊持っておくだけで登山やキャンプでの料理のレパートリーが一気に増える、素敵なアイテムです。ぜひチェックしてください!
モンベル ブックス ジェットボイル クイックレシピ 55
おすすめポイント
●サッと作れるお手軽料理から、じっくり楽しめる本格料理まで幅広いレシピを掲載
●料理の難易度や所要時間、必要なガスの量などのデータもわかりやすく記載
●アウトドアへ持ち出しやすいB6サイズ
モンベル ブックス ジェットボイル クイックレシピ 56→110
おすすめポイント
●ジェットボイル クイックレシピの第2弾
●オプションのフライパンを使用した、おしゃれな料理のレシピも掲載
●ジェットボイル以外の調理器具にも応用できる内容
モンベル ブックス ジェットボイル クイックレシピ 山ごはん
おすすめポイント
●登山での食事に特化した、より手軽な料理を紹介しているレシピ本
●軽くて山に持っていきやすく、常温でも腐りにくいものにこだわった食材選び
●登山に求められる栄養の知識なども手に入る
ジェットボイルについてよくある質問・疑問
ジェットボイルに関して、ありがちな質問や疑問について解説します。ぜひ参考にしてください!
ジェットボイルの類似品や、似た機能をもつ製品はある?
出典:楽天市場
ジェットボイルの特徴である、フラックスリングに似た機能を備えるクッカーやケトルもあります。「ジェットボイルは高くて買えそうにない」「すでに所有しているバーナーをそのまま使いたい」といった場合には、そのような製品を選んでみるのもいいでしょう。
ただし、ガスバーナーとセットになっている製品に関しては、日本の検査・認証を受けていないものがECサイトなどで販売されていることも考えられるため、注意が必要です。
DUG HEAT-1
容量(L) | 1.0 |
---|---|
重量(g) | 206 |
サイズ(cm) | 12×13 |
素材 | アルミニウム、ステンレス |
付属品 | メッシュケース |
おすすめポイント
●イーピーアイガス製のバーナーで使用できる低燃費クッカー
●熱効率を高める「ヒートエクスチェンジャー」により、お湯がスピーディーに沸く
●耐久性を高め、汚れの定着を抑制する「ハードアノダイズド加工」
ファイヤーメープル FMC-217
容量(L) | 0.9・0.5 |
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重量(g) | 268 |
サイズ(cm) | 13.2×10(ポット)、12.5×6(フタ) |
素材 | アルミニウム、シリコン |
付属品 | メッシュケース |
おすすめポイント
●お手頃価格のヒートエクスチェンジャー搭載クッカー
●0.9Lのクッカーと0.5Lのフタのセットで、多彩な使い方に対応する
●3年保証がつき、万が一トラブルが発生した場合も安心
ファイヤーメープル FEAST-XT1 ヒートエクスチェンジケトル
容量(L) | 0.8 |
---|---|
重量(g) | 242 |
サイズ(cm) | 15.3×8.6 |
素材 | アルミニウム |
付属品 | 茶こし、メッシュケース |
おすすめポイント
●カップ麺やコーヒーを作るのに最適なケトル
●付属の茶こしで緑茶や紅茶なども気軽に楽しめる
●お湯を細く注げるように設計された注ぎ口
ジェットボイルには専用のガスカートリッジを使わないとダメ?
出典:Instagram by @jetboil
ジェットボイルには、かならず専用のガスカートリッジを使いましょう。専用のガスカートリッジは、ガスの成分の配合が、ジェットボイルでの使用に最適化されているからです。
他社のガスを使用すると、性能が十分に発揮できなかったり、ガス漏れや事故につながったりする可能性があります。ジェットボイルに限ったことではありませんが、アウトドア用の燃焼機器には指定された燃料を使用するのが基本です。
ジェットボイルでどんな料理を作れるの?
出典:Instagram by @jetboil
食材を入れて加熱するだけの簡単な料理が特に適していますが、使い方次第でさまざまな料理を作ることができます。ジェットボイルで簡単に、かつ短時間で作れる料理を紹介している記事があるため、ぜひそちらを参考にしてください。
料理での使用をより具体的にイメージすることで、ジェットボイルがさらに魅力的に感じられるはずです。
▼ ジェットボイルの料理について詳細な記事はこちら!
ジェットボイルで焼肉はできる?
純正オプションパーツのサミットスキレット を使えば、焼肉も楽しめます。とろ火機能を搭載し、焼き加減を調整できる「ミニモ」「マイクロモ」「スモー」が、焼肉には最適です。
ジェットボイルで登山・キャンプでの湯沸かしをスピーディーに!
出典:Instagram by @jetboil
加熱効率の高いクッキングシステムは、アウトドアでの調理にさらなる快適さをもたらしてくれます。なかなかお湯が沸かない状況に不安を感じたことがある方はもちろん、アウトドア料理の幅を広げたい方も、ぜひジェットボイルを導入してみてください。
その際には、前半で解説したポイントを振り返り、自分の理想を叶えてくれそうなモデルを選びましょう!
ジェットボイルの人気売れ筋ランキング
楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazonにおけるジェットボイルのランキングは下記リンクから確認できます。
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